2015年4月 三ツ池だより 「桜さくさく 櫻咲く!」
「横須賀さん。ご無沙汰しています。担当の方がいなかったので、声を聞きたくて! まだ社長をしているのかわからなかったけど電話つないでもらいました。」取引を再開したいと思っていたところからの電話でした。「バブルの頃は、仕事も付き合いも忙しくて、電話をいただいても、お会いできなかった。」と社長さんからのお詫びと全面的な仕事発注へ向けてのことでした。今日は何の日と思いだしたのはあとのことでしたが、本当のお話なのです。お互いに元気ですかと声を交わしたのですが「いやいや!先日退院したのです。」とのことでした。まだ40代の時は暇があると、いや時間をつくって私は営業していたのでした。
2015年は原点に返って活動することとおもっていました。4月1日の年頭の朝の話のなかで「社会にどのように貢献できるのかをかんがえよう。会社は一人一人を磨くところ、社会は会社を磨くところ。お互いを尊重し合いながら、切磋琢磨しいい社会になることに努力していこう。趣旨に合わない者は、去って言って結構です。」そんな檄を飛ばしたあとのことだったので、とても嬉しいことでした。
合同入社式が行われましたが、ここまでくるのにそれぞれにいろんなことがあったでしょう。ふと「櫻咲く」「桜散る」に思いがいたりました。櫻の満開を眺めていると、櫻咲くは理解できても、櫻散るが理解できないのでした。咲くから散るのではないか。咲くがないのに散りようがないのではないかとおもったりします。
櫻の句を見てみました。
見事に咲くだけに散ることのさびしさは何とも言えない。
時代や境遇によって感じ方はかわってくる。電報の「櫻散る」はなんともやるせない。当時は電報代が高かったからであり、急ぎの連絡手段がすくなかったこともあった。
桜がそこにあるだけで絵になってしまう。
そこに見えるものを身近に置くことで桜が映える
花といえばさくらと固定観念が定着したのは平安時代になってからのようです。
「桜散る」を経験した受験生もどこかに「桜咲く」をいただいて新しい歩みを始めたことでしょう。
決算がおわって新しい期の始まりを迎えました。多難であったと思った前期もそこそこにいって、息つくまもなくのスタートでした。何事も自分磨きと心得て「ありがとう」で乗り切っていきたいとおもいます。
いろんな慌ただしさが大きな幸をもたらしてくれるように感じているのです。
Photos
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(文・写真:横須賀 健治)
横須賀 健治プロフィール
メジャーテックツルミ 代表取締役
はかることのプロとして50年です。
食品の放射能測定のアークメジャーを設立しました。
「計量から見える幸せ」をライフワークにしています。
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