都田舎の津久井便り 二日目 「ヨコスイ(横浜水道)」
ヨコスイ(横浜水道)
こんにちは 皆さんがキッチンに立ち水道の蛇口を捻ると普通に綺麗な水が出てきますよね。 料理には勿論、飲用にも全く問題なく使かっていますが実はこれ、世界的に見れば非常に特異な事なのです! 「いくぞーー!」三太は掛け声とともに農業用水取り入れ口の3mはあろうかと思われるコンクリートのゲートの上から道志川に飛び込んだ! バッシャンと大きな音と水しぶきをあげて頭から淵に潜り込んだ。 横浜市の水は当初、横浜港優先に作られたので、停泊中の船に積み込まれます。 戦前まだ世界中で殺菌など厳密に行われていなかった時代、この津久井からの水は赤道を越えても腐らない水と、世界の船乗りから絶賛されていました。 |
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パーマーは水源を相模川に決めて、当時急峻な渓谷だが平野部に近い津久井周辺を探索し、現在の三井地区(津久井湖の湖底)に取水口を作り、約60kmの導水管トンネルで野毛に導きました。 厳しい工事の末、明治20年に完成しました。
その後、国際港湾都市として大きく発展する市の人口増加に見合った水量確保のため、取水口は相模川上流の道志川の現在も使われている鮑子(アビコ)に移り、直下の青山に沈澱池を作り、以来120余年美味しい水を供給し続けています。
市はさらに未来にもこの美味しい水を繋ぐため、沈澱池の補修・整備のほか道志川上流の道志村周辺の水源林保全に力を注いでいます。
春になると青山沈澱池周辺はカタクリや桜が素晴らしい色合いを見せてくれます。
(文・写真:山羊髭)
筆者紹介
梅澤 勉 |
相模湖・津久井の本格薪窯ピッツェリア | ピザレストラン「童人夢農場 | ドリームファーム」オーナーオーナーシェフ 梅澤勉さんのインタビュー動画。
緑あふれる津久井の魅力、童人夢農場(ドリームファーム)のこだわり、デザートピザへの想い
についてオーナーシェフの梅澤勉さんが語ります。ご覧ください。
ヨコハマNOW 動画
新横浜公園ランニングパークの紹介動画 | ||
ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。 |
横浜中華街 市場通りの夕景 | ||
横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。 |
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