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結婚ブーム

by staff on 2015/8/10, 月曜日

 

現在、私の周囲ではちょっとした「結婚ブーム」です。
ここ3か月の間に友人たちのお嬢様が3組も結婚しましたし、先日は夫の甥の結婚式に出席しました。夫は部下の結婚式もあったりで。。。

昨今は、相手は誰でも結婚してくれるだけで有難い・・・と言う親御さんが増えているようです。

厚生労働省の平成23年人口動態統計月報年計(概数)によると、平成23年の婚姻件数は66万1899組で、前年の70万214組より3万8315組減少し、平成21年以降は減少し続けているそうです。平均初婚年齢は、夫30.7歳、妻29.0歳で、夫、妻ともに前年より上昇しています。 「未婚率」も上昇していて前回の国勢調査(2010年)では、25~39歳の未婚率は男女ともに上昇しています。男性では、25~29歳で71.8%、30~34歳で47.3%、35歳~39歳で35.6%。女性では、25~29歳で60.3%、30~34歳で34.5%、35~39歳で23.1%となっています。

統計データからも「結婚」は当たり前ではなくなったことがわかります。

「結婚」と「妊娠」の順序も変わってきました。
20代前半では約6割、20代後半で約2割、30代で約1割と、全体の3割ほどの夫婦が、「できちゃった婚」、最近は「授かり婚」という表現を使いますが・・。だと言われています。
夫の甥の結婚式でも、新婦は妊娠8ヶ月で大きなお腹で、ウェディングドレスを着ていました。親戚だけのささやかな結婚式でしたので、新郎新婦と子供と3人で頑張るようにとの叱咤激励が飛んでいました。甥の場合は、まさに「できちゃったこと」が「結婚」への踏ん切りになったようで8年にわたる交際期間にピリオドを打ったのでした。

日本の少子化は私たちの想像以上に深刻な問題のようです。平成23年の出生数は105万698人で、前年の107万1304人より2万606人減少しています。第1子出生時の母の平均年齢は上昇傾向にあり、平成23年は30.1歳です。

総人口が減るだけでなく、子供が減り続けて高齢者が増えるのであれば、労働人口が低下していきます。働く人が減ると、経済成長に影響が出るだけでなく、一人当たりが支える人口の割合が多くなり、年金等の社会保障制度の負担が大きくなるなどの諸問題が発生してきます。

「少子化対策」の一つとして女性が子供を産みやすい環境作りがとても大切だと思うのです・・・。私の持論は、男性の出産育児休暇取得をもっと推奨して、役所や大企業で働く方々から率先して取得すべきということです。安倍首相が本気で(?)働く女性を大切にしたいのなら、夫婦が協力して育児をできる社会づくりを推進していただきたいと思います。

「いつ生まれてもおかしくないんです・・・」という新婦と話していて、この子が成人したときの日本はどうなっているのだろうということに想いを馳せたの「ひととき」でした。

 

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ヨコハマNOW 動画

新横浜公園ランニングパークの紹介動画

 

ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
(動画をみる)

横浜中華街 市場通りの夕景

 

横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
(動画をみる)

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