I love Japan(第1回) はじめまして!
みなさん初めまして、こんにちは。NPO法人フォーエヴァーグリーン理事長の渡邊圭と申します。2001年より地球温暖化防止に取組んでいる団体を、昨年引き継ぎました。その活動中、こちらの辰巳編集長と縁あって、連載のお話をいただきました。 さて、私は新しいアートに保守的な日本が大嫌いでアメリカに飛び出した、自己表現豊かなタイプの日本人です。しかし、あんなに嫌いだった日本が、「自分は日本人なんだ」と感じたことで心から救われた経験をロザンゼルスでしたことがあり、今は胸を張って日本文化を愛してると言えます。 2010年、私は積年の夢を果たし音楽家としてアメリカでデビューしました。その際、ラジオ出演時に「Who are you??(あなたは何者ですか?)」「Where are you come from?(どこから来たのですか?)」と尋ねられた時「JAPAN!」とは言えても、その日本について何も知らないことに気が付きました。何故か、急に一人ぼっちになった様な気がしたことを覚えています。そう、「何者なのだ?」という問いの一番最初に来る答えは「なにじん」なのです。個人のアイデンティティとして、生まれた国の事、どのような文化を愛しているかを語れるかということは、とても大切なのだと感じました。 |
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それから在米中に、日本文化を調べました。その時出会ったアメリカ人女性は、準ミスを獲った後に更なる美の高みを目指す過程で日本芸術の持つ内に秘めた美に心を打たれ、茶道/花道/日舞/着付けを体得したと伺い、アメリカ人セレブが密かに日本伝統文化に憧れを抱いていることを知り、私は衝撃を受けました。
この連載では、私共NPO法人フォーエヴァーグリーンの活動のテーマであります「モッタイナイ」「温故知新」「一期一会」についてご紹介していきたいと存じますので、お付き合いください。
何卒よろしくお願いいたします。
文 章:渡邊圭
モデル:徳友庵SOURIN
NPO法人 Forever Green
Email: ngo.fg@hotmail.co.jp
URL: http://npo-forevergreen.jimdo.com/
筆者紹介
渡邊圭(わたなべ けい) アーティストとしてアメリカで勝負しようとしていた自分が、マーケティングとして、最初にしなければならなかったことは、日本人が何を美しいと想い歴史を重ねてきたのかを知ることだったのだ!と思うと、目から鱗が落ちる気分でした。そして、学んだ「茶の湯」の世界観の精神性の高さと、何を美しいのかと定義する独自性、その茶道の在るべき姿とは、途方もなく美しかった、、、こんな芸術があったのか!と、感動を禁じ得ませんでした。その後、自国の文化に自信を持てた時、世界の誰にも負けない物を持っていると心から思えた時、それはどんな励ましの声よりも私の心を強くしました。それはそうでしょう「世界の誰にも負けない」なんて気持ちでいられたら、こんなに心強いものなんてないですよね。 この経験は、帰国後の私に大きな示唆を産みます。そんな目線で地球儀を眺めたことなんかなかったからです。「日本人として、世界に何を訴えるか。」きっと我々にしか出来ない仕事/提案があるに違いないと確信しました。私は日本文化の特性を分析していくうちに、それが世界的大きなニーズに当てはまることを発見したのです。その可能性を考えると、ワクワクします。 |
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新横浜公園ランニングパークの紹介動画 | ||
ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。 |
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横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。 |
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