横浜スケッチ(第7回) 「横浜スケッチ」なのになぜボリビア?
ペンネーム 成見 淳
我が家では私の部屋だけが唯一の和室の部屋だった。つい軽い気持ちで「ベッドにしようかなあ。」と口走ったのを家内が素早くキャッチ。あれよ、あれよという間に家内主導で話が進み、原稿締め切りが気になりだした先月23日にリフォームが終了した。
横浜スケッチを担当してから就寝時間(これはほぼ午後8時で、もともと早かったが)・起床時間が通常人と極端に異なって来たのと、昼間リビング・ルームを占拠して絵の仕上げや物書きをするのを嫌ったために違いない。
車や家電など大きな買い物や旅行計画などは、嫁に行った娘達に直前まで極秘にしておいてあっと驚かすのがしきたりとなっており、今回もその例外ではない。被害者は先に家を出た長女のケースが一番多い。私のホームページの「雑記帳・エッセー」の「車の話(4)」がその典型で、私、長女、二女の騙す側、騙される側、それぞれ違った立場・視点からブログに書いている。
今回も先月25日に誕生日祝いを兼ねて集まり、目的通りサプライズ作戦大成功。「またやられちゃった!」という他愛もないサプライズは、考えるだけでも楽しい。
リフォームを機に、物置部屋を占拠していた油彩の大作や、今年から本腰を入れ始めた水彩画を、8畳のスペースながら「これでもか!」と飾ることにした。名付けて「ギャラリー・ナルミ」10月23日仮オープン。25日、サプライズを兼ねて嫁いだ家族達にオープン。寝室を兼ねているので一般オープンはしないが、横浜商大バザールに参加されたヨコハマNOWの読者に限っては限定公開しようかなと考慮中。徒歩数分の至近なので。ただし、希望者がいればの話だが。
さて、今月の絵は原稿を書きながら一息入れると目の前にある「ボリビアの家」、とその原画などを取り上げることにした。
「横浜スケッチ」なのになぜボリビア? と疑問に思うのは当然。
そもそも「横浜スケッチ」が掲載されることになったきっかけが、「ボリビアの青年を日本に呼ぼう。」と募金を呼び掛けた世界コマ大戦の新聞記事。ボリビアでの体験がなかったら私の投稿する「横浜スケッチ」はなかった。
そんな理由をつけてみたが、お許しいただきたい。
南米ボリビアの事実上の首都ラパス(憲法上はスクレ)は海抜3800m。エル・アルト空港は4100mの所にある。(ちなみにスペイン語のaltoは「高い」という形容詞。)坂が多く、歩くのに息が切れる。ラパスから飛行機で約1時間の所にコチャバンバという気候温暖な都市がある。ここで見かけた古い家を、野犬の群れを気にしながらスケッチし、帰国後15号と50号の油絵にした。
ここの村祭りで出会ったボリビアの人達との交流が世界コマ大戦のお手伝いに駆り立てた原点だった。
蛇足ながら、ボリビア紀行、世界コマ大戦との関わりについては私のホームページに拙文にて記した。
さて、今月の曲はずばり、「ヨコハマ・ドリームの歌」。
11月28日(日)に横浜開港資料会館で行われる「ヨコハマ・ドリームを語ろう会」のPRソングになったらいいなあと作ってみた。もともとは渡邊桃伯子さんのテーマソングないし応援歌として手掛けていたものを、会にあわせて急遽歌詞を変えて完成させた。
覚えやすい、歌いやすい曲をと心掛けたので是非歌ってみて下さい。
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歌詞は及び楽譜等は下記ホームページの「作曲作品」に掲載してあります。
筆者紹介
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ヨコハマNOW 動画
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ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。 |
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