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笑う門(第11回) 思いがけず商材ゲット! 「知らない世界」を「体験」すると・・・

by staff on 2015/12/10, 木曜日
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合資会社 笑う門代表 山田浩和

PROLOGUE 連載に寄せて

こんにちは!
合資会社 笑う門の山田浩和と申します。

1971年8月生まれ。保土ケ谷生まれの保土ケ谷育ち。
獅子座のO型。動物占いは「磨きぬかれたたぬき」。
歴史上のヒーローは前田利家と土方歳三。
好きなマンガはワンピースです。
仕事は「販売促進企画」という名称で、中小企業・小規模事業者・個人商店・商店街などのコンセプトづくりや販売促進に関する企画立案、販促物(名刺やパンフレットなど)のデザイン・制作などをしています。
また、それに関連して地元・保土ヶ谷の地域まちづくりや商店街活動、あるいは所属している中小企業団体の活動などに取り組んでいます。

ヨコハマNOWでは、2011年6月号から3年半、私が事務局を努めさせていただいている「保土ヶ谷宿名物会」のコラムを書かせていただいていました。この度、新企画として、2015年1月より、(名物会も含め)前述のような私の業務や活動に関して書かせていただくことになりました。
改めまして、よろしくお願いいたします。

 

観光地のあきんど達に学ぶ「笑顔販促」

長野県に行ってきました!

と言っても、(一応?)研修という名が付いた旅です。
所属している神奈川県中小企業家同友会横浜支部の「一泊幹事研修交流会」という例年行事でした。
ほぼ、その名の通り、幹事が来年の企画・運営についてガッツリ話し合いつつ、交流を深めよう、というイベントです。

「意外」と思われることが多々あるのですが、「ホントに」「マジで」ケッコー、ミッチリと会議をします。
全ッ然、信じていただけないのです(泣)が、初日の会議が終わる夕方までは「完全」にアルコール禁止です。

で、それはともかくとして、ココでは「別の部分」のお話を。

観光地には、マーケティングのヒント盛り沢山

初日は、会議&宿泊地となるホテルに着くまでの道程で諏訪大社(上社)に寄りました。
ここでは、おみやげ屋さんの女性が観光ガイドとなって諏訪大社を案内してくださいました。
このガイドさんがメチャクチャ面白い!
話に引き込まれます。
こう言ってはナンですが、観光地その他のボランティアガイドって、得てしてアレな場合が多く、コレだけバカ言ってお客さんを引き付ける能力がある人はそんなに多くはないかと思います。

で、そんな中でコレだけ楽しませていただけると、何が起きるのか。
当然、数あるおみやげ屋さんの中から、ガイドさんのお店を選びます。
選ぶというより、ほぼ直行ですね。

2日目は午前中に「麗人酒造」という創業1789年の酒蔵と「丸井伊藤商店」という味噌工場の見学です。
工場見学、マーケティング的に見るとかなり面白い仕掛けがあります。


麗人(画像拡大)

天然蔵(画像拡大)

まず、「酒蔵」「味噌工場」という知らない世界に連れて行かれます。
冒険の始まりですね。
そこで知らないコトを色々と教えていただきます。
日頃、「完成品」しか知らない私たちが「製造の現場」を見て触れてお話を聞けるのです。
お酒や味噌が人並み以上に好きな人はもちろん、興味がツキナミという人にとっても楽しくないワケがありません。

で、その後「試飲」「試食」をさせていただきます。
日頃聞けない専門的なお話を聞いた後です。
興味の度合いが違います。
試飲後の行動はというと・・・、自然にそうなりますよね。(笑)


試飲(画像拡大)

試食(画像拡大)

一つだけ、一般的な工場見学では体験できないポイントがあったので紹介します。
「貧乏神神社 諏訪分社」です。
ご興味ある方は、こちらをご覧ください。

丸井伊藤商店 貧乏神神社 諏訪分社: http://www.misokengaku.com/binbougami.html

世界観 × 情報発信 × 体験

マーケティング的に分解すると、こんな感じでしょうか?
前述の事例は、「旅行」に出ている時点で多少なりとも「スイッチ」が入っている人たちかもしれません。
でも、その分を差っ引いたとしても、参考になるポイントが盛り沢山です。

また、「見学」「ガイド」「試飲・試食」って個別で行っても販促ツールになるのに、それらを連動させることで「人の行動」をグッと加速させている気がします。

最後に、蛇足っぽくなってしまいそうですが、大切なポイントです。
この場で買ってくれたお客様をこの場だけで終わらせず、キチンと継続したお付き合いができる仕掛けも見つけました。
例えば、↓↓コチラ。

味噌のサンプル
味噌のサンプル

味噌のサンプルにQRコードがありますね。
シッカリ、販売サイトに誘導しています。

そんなワケで、メインのミッション(幹事会)以外にも、思いがけず面白い商材を仕入れられました。

つまりは、「楽しませるコト」「喜ばせるコト」。
そんな笑顔販促の原則を実践している方々に出会えた旅でした。

笑売繁盛・販売促進5W1H

小規模事業者ならではの販促企画、お伝えします!
小規模事業者ならではの販促企画、お伝えします!

【其の参】価値フレーム設計②

【参照】価値フレーム
【参照】価値フレーム

とりあえず、前回までの復習です。

新規集客・リピート化に必要なのは、「自社・自店ならでは」「オンリーワン」「強み」「トンガリ」など、あなたでなくてはならない●●●●。
そこで、弊社が提唱しているのがコンセプトデザイン。
そして、その一歩としてやっているのが「価値フレーム設計」です。

前回は、価値フレーム設計の第一弾「機能」についてお話しました。

ここから本題です。

今回は、価値フレーム設計の第二弾「感動」についてお話します。

感動とは、「面白い」「楽しい」「嬉しい」「悲しい」「悔しい」「胸が熱くなる」「ウズウズする」など、心が動くコトです。

前回、お伝えした通り、今の日本市場では「機能」の平均点がとても高く、コレだけで差別化するのはほぼ不可能です。
そこで絶対的に不可欠なのが、その他の価値、つまり感動・ステータス・情報との組み合わせです。

そのお店に行くと「どんな楽しさ」が待っているのか?
その商品には「どんな驚き」が隠されているのか?

  • ビックリするくらいのコダワリ
  • 絶対に他店ではマネできない丁寧な仕事
  • 思いもつかないサプライズ
  • いつ行っても元気な店主

などなど、人の心を動かすポイントはたくさんあります。

でも、以外と当事者たちは、自身の価値に気づいていないものです。

改めて、客観的に自分たちを見直してみましょう。
(少し勇気がいるかもしれませんが)お客様に聞いてみるのも有効です。

チョット待って!次回の予告

そんなワケで、次回は価値フレームの中の「ステータス」のお話をします。
ちょっと分かりにくい話かもしれませんが、今後のマーケティングに必要不可欠です。
ご期待ください!

【参照】笑売繁盛・販売促進5W1H Webサイト
http://warau-5w1h.jimdo.com/

お知らせ

宿場朝市「ごうどいち」

保土ヶ谷区内で採れた新鮮な野菜や保土ヶ谷宿名物、横浜市内のコロッケグランプリ「ガチコロ」で準優勝したコロッケなど、保土ヶ谷のイイモン揃えてます。
1月はお休みになりますが、下記URLからメールアドレスをご登録いただければ、開催日程等をお知らせいたします。
ご興味ある方は、よろしければ以下のフォームからメールアドレスをご登録ください。

QRコード
http://ur0.link/oU5j

ごうどいち: https://www.facebook.com/goudoichi/

合資会社 笑う門 代表 山田浩和

 

合資会社 笑う門
〒240-0006 横浜市保土ヶ谷区星川3-7-22田中ビル2F
TEL.045-333-3068 FAX.045-333-3068
E-mail yamada@hesochiku.com
Websie http://www.warau-kado.com/

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