笑う門(第15回) 地域をつなぐ「ほどじゃが」! ~保土ヶ谷小学校5年生の半年~
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合資会社 笑う門代表 山田浩和 PROLOGUE 連載に寄せてこんにちは! 1971年8月生まれ。保土ケ谷生まれの保土ケ谷育ち。 ヨコハマNOWでは、2011年6月号から3年半、私が事務局を努めさせていただいている「保土ヶ谷宿名物会」のコラムを書かせていただいていました。この度、新企画として、2015年1月より、(名物会も含め)前述のような私の業務や活動に関して書かせていただくことになりました。 |
保土ヶ谷はかつて
保土ヶ谷はかつて、じゃがいも(種芋)の名産地でした。
保土ヶ谷にじゃがいもが入ってきたのは幕末ごろ。
以前、私が調べたところでは、八王子と横浜港を往復する「絹の商人」が運んだとか。
土が合ったのか、保土ヶ谷でのじゃがいも栽培は瞬く間に広まったそうです。
明治になると、現在、峰小学校があるところに農事試験場ができたことも追い風となったと聞いています。
やがて、保土ヶ谷のじゃがいもは保土ヶ谷駅から全国に出荷されるようになりました。
以前、「元」問屋さんからお借りた出荷台帳を拝見したことがありましたが、下関・京都・青森・宇都宮などなど、そこには出荷先として全国各地の地名が記されていました。
ほどじゃがと保土小5年生
現在、保土ヶ谷(の一部?)では地元のじゃがいもを「ほどじゃが」と呼んでいます。
前述のような歴史・伝統を活かし、「ほどじゃが焼酎」「黒船カレー南蛮」などの名物づくりをはじめ、まちづくりの「素材」として様々な方面に活かされています。
そんな「ほどじゃが」に興味を持ったのが横浜市立保土ヶ谷小学校の5年生。
昨年9月から今年2月までの半年間、学習・栽培・収穫・調理・調査・広報などなど、実に幅広い活動を行いました。
農家や商人、市民活動家など、ほどじゃがに携わる様々な人たちに出会い、学校の中庭でほどじゃがを栽培・収穫し、ほどがや宿場まつり等で市民へのほどじゃがに関する「知名度調査」「ニーズ調査」を行い、横浜ケーブルビジョンの協力を得てCMを作成し、ポスターを制作して駅や商店に掲示してもらいました。
※横浜ケーブルビジョンでは、彼らの活動に半年間密着し『地域をつなぐ「ほどじゃが」保土ヶ谷小学校5年生日記』という番組を制作しました。
余談ですが、ポスターのメインは弊社のオリジナルキャラクター「じゃが殿様」です。(笑)
小学5年生の活動に学ぶ
この活動、本当に小学生たちが良くがんばったと思います。
でも、もちろん、彼らだけで成立したワケではありません。
まず、この活動を隣りで全面・全力サポートをした先生たちが素晴らしい。
そして、地元農家の三村さん、ほどがや産直便の渡邊さん、そしてお馴染み桑名屋の近藤さんはじめ、(私も少々携わらせていただきましたが)違う立場でサポートした地域の皆さんたちが素晴らしい。
今回のこの活動、市民活動でも事業でも、学ぶところが多々あるように思えました。
皆さん、お疲れ様でした!
ありがとうございました。
笑売繁盛・販売促進5W1H
【其の七】クライアントモデル②
とりあえず、前回までの復習です。
クライアントモデルとは、いわゆる「ターゲット層」であり、「モノではなく物語を売る」販促企画における物語の主人公。
そして、自社にとって最も理想的な顧客像のコト。
このクライアントモデルを想定する第一弾は「嫌いな顧客像」をピックアップすること。
ここから本題です。
さて、嫌いな顧客像をピックアップした次の作業は、「好きな顧客像」のピックアップです。
考え方として、「嫌いな顧客像」の反対を挙げるという方法もありますが、それだけに捕らわれず、まったく別の視点、別の軸で挙げても構いません。
ただし「波長が合う」「ウマが合う」「相性が良い」などの場合、それだけだと抽象的になってしまうので、「なぜ相性が良いのか?」、その理由を掘り下げて具体化しましょう。
また、実際に良くあるのですが、「お金持ち」「大きい会社」など、支払い能力の高い相手をピックアップする人がいます。
絶対にNGとは言いませんし、もちろん支払い能力がない相手を選ぶ必要はありませんが、それだけだと問題があります。
まず、他社との競争に巻き込まれる可能性が高まります。
そして、対価が最優先になってしまうと、自社の価値よりも相手の要望を優先せざるを得なくなり、結局は競合他社と同質化してしまうことになります。
本来、クライアントモデルは自社の価値を十分に理解してくれる相手であるべきです。
それを前提に、こちらも、嫌いな顧客像と同様、最低でも「ベスト3」くらいは挙げてみましょう。
次回に続きます。
ご期待ください!
笑売繁盛・販売促進5W1H Webサイト
http://warau-5w1h.jimdo.com/
お知らせ
宿場朝市「ごうどいち」
保土ヶ谷区内で採れた新鮮な野菜や保土ヶ谷宿名物、横浜市内のコロッケグランプリ「ガチコロ」で準優勝したコロッケなど、保土ヶ谷のイイモン揃えてます。
皆さまのご来場をお待ちしています。
日 時 | 5月1日(日)10:00~13:00 |
会 場 | 北川製粉所 神奈川県横浜市保土ヶ谷区帷子町2-82 JR横須賀線・湘南新宿ライン 保土ヶ谷駅西口から徒歩3分 |
参加費 | 入場無料 |
参 照 | https://www.facebook.com/goudoichi/ |
下記URLからメールアドレスをご登録いただければ、開催日程等をお知らせいたします。
ご興味ある方は、よろしければ以下のフォームからメールアドレスをご登録ください。
ごうどいち: https://www.facebook.com/goudoichi/
合資会社 笑う門
〒240-0006 横浜市保土ヶ谷区星川3-7-22田中ビル2F
TEL.045-333-3068 FAX.045-333-3068
E-mail yamada@hesochiku.com
Websie http://www.warau-kado.com/
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