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都田舎の津久井便り 12日目 『城山湖』

by staff on 2016/7/10, 日曜日
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城山湖

城山湖は津久井五湖(相模湖・奥相模湖・津久井湖・宮ケ瀬湖・城山湖)の中では一番小さく470万?で、本来は揚水発電用の上池であり正式名称を本沢調整池と呼びます。 東京オリンピック開催の翌年1965年に山間を土砂等で73mほど積み上げた、ロックフィルダムとして作られました。
「かながわの探鳥地50選」や「かながわの公園50選」に選ばれています。

揚水発電とは夜間、電力需要の少ない時に原子力・水力・火力発電所などで作られる余剰電力を使い、発電用のタービンを逆回転させ、津久井湖から揚水し城山湖に溜め込み、朝夕の電力消費量のピーク時に水を落とし発電をします。 最大で25万kwの電力を作り出します。
そのため湖面の上下変動が激しく、その高低差は城山湖の場合、最大28mにも達します。 非常に危険なので、湖の周囲は2m以上の柵に囲まれて湖面に立ち入ることは出来ません。 その影響で、津久井湖の湖面も5m程度上下します。
柵の外周には遊歩道がもうけられ新宿から池袋方面の眺望は素晴らしく、天気が良ければスカイツリーも見ることが出来ます。
さらに北に目を転ずれば高尾山方面への山並みが続きます。
なお、ここは発電所の敷地内になりますので9時から17時までしか入場できません。 特に下山される時間にはご注意ください!

城山湖を一周する散策コースです。
但しここに出てくる「若葉台住宅」に行くバスは本数が少ないので、乗れなければ手前の「都井沢(トイサワ)」から出発してください。

www.city.sagamihara.kanagawa.jp…

そしてここからさらに東に200mほど道を登ると、小さな駐車場に行き着き、左手の狭い階段を上り、草に埋もれながら山道を500mほど歩くと小さな祠が有ります。 ここが珍しい名前ですが「航空神社」です。

太平洋戦争が始まるかと言う機運の昭和16年3月に、この辺りに訓練中の爆撃機が墜落して搭乗者2名が亡くなりました。
さらに敗色濃厚となりつつあった昭和19年4月に空襲に来る米軍爆撃機を迎撃するため飛び立った陸軍隼戦闘機が墜落して操縦士が戦死しました。
戦後、昭和39年にパイロット達への慰霊の為、ここに神社を建立したそうです。
平和な今、航空神社の眼前には横浜方面から大宮方面までの関東平野が美しく広がっています。
この広い空を美しい日本の為に、私利私欲の一切無い、無垢の若人達が飛び回っていたのを想う時、今を生きる我々は、彼らの犠牲の上に享受しているこの平和を大切にし、断じて守り続けなくてはいけないとつくづく思います。
祠には、花と飛行機の模型がお供えしてありました。

この丘を下ると、金毘羅宮があります。 毎年、大晦日から元旦にはたくさんの参詣人で賑わいます。
そして航空神社の丘と金毘羅宮からは初日の出を拝むことが出来ます。
津久井ではあちこちで初日の出を拝むことが出来ますが、城山、峰の薬師そしてこの金毘羅宮の三カ所は最高の場所ですね!
僕は毎年、この三カ所のどこかに必ず行きます。
この金毘羅宮の脇にある池は、旱魃でも水が枯れたことがないそうです。
さすが水の神様ですね。

バスで来られる方はJR横浜線橋本駅下車、北口一番のバス停から「三ヶ木」行きの神奈中バスに乗り、「都井沢(トイサワ)」バス停で下車。 ステーキガストの角から登り道に進む。 狭い道で時折バスも通るのでご注意ください。 二つのT字交差点を直進するとカーブが続き、木々に阻まれ視界は悪い。
さらに登ると正面に城山発電所の建物と大きな碍子(ガイシ)が見えてくる。

9時開門、17時閉門の扉を抜け、発電所の脇を通りさらに登って行くと左手に、高い柵に囲まれた「城山湖 本沢調整池」が見えてくる。
航空神社と金毘羅宮はさらに登った奥である。

これからの季節は、都会とさほど変わらない気温で日中はかなり暑くなります。 熱中症にご注意ください。
木陰に入ると、山の上なので風が心地よく、眺望も開け気持ちが良いです。

残念ながら西側は丹沢山塊になるので夕日は望めません。 右手の城山の際を通って下って行く相模川が見えますが、はっきりと三段の河岸段丘を見る事が出来ます。 小学校で習った、河岸段丘と言う言葉の意味を体感できる場所でもあります。
関東平野の広さとこの地から「山」が始まると言う、地形上の珍しさをご堪能ください。

この丘を下ると、金毘羅宮があります。 毎年、大晦日から元旦にはたくさんの参詣人で賑わいます。
そして航空神社の丘と金毘羅宮からは初日の出を拝むことが出来ます。
津久井ではあちこちで初日の出を拝むことが出来ますが、城山、峰の薬師そしてこの金毘羅宮の三カ所は最高の場所ですね!
僕は毎年、この三カ所のどこかに必ず行きます。
この金毘羅宮の脇にある池は、旱魃でも水が枯れたことがないそうです。
さすが水の神様ですね。

バスで来られる方はJR横浜線橋本駅下車、北口一番のバス停から「三ヶ木」行きの神奈中バスに乗り、「都井沢(トイサワ)」バス停で下車。 ステーキガストの角から登り道に進む。 狭い道で時折バスも通るのでご注意ください。 二つのT字交差点を直進するとカーブが続き、木々に阻まれ視界は悪い。
さらに登ると正面に城山発電所の建物と大きな碍子(ガイシ)が見えてくる。

9時開門、17時閉門の扉を抜け、発電所の脇を通りさらに登って行くと左手に、高い柵に囲まれた「城山湖 本沢調整池」が見えてくる。
航空神社と金毘羅宮はさらに登った奥である。

これからの季節は、都会とさほど変わらない気温で日中はかなり暑くなります。 熱中症にご注意ください。
木陰に入ると、山の上なので風が心地よく、眺望も開け気持ちが良いです。

残念ながら西側は丹沢山塊になるので夕日は望めません。 右手の城山の際を通って下って行く相模川が見えますが、はっきりと三段の河岸段丘を見る事が出来ます。 小学校で習った、河岸段丘と言う言葉の意味を体感できる場所でもあります。
関東平野の広さとこの地から「山」が始まると言う、地形上の珍しさをご堪能ください。

 

(クリックで拡大画像)

(文・写真:髭親爺)

筆者紹介

 

梅澤 勉
津久井の本格薪窯ピッツェリア(ピザレストラン)「童人夢農場(ドリームファーム)」オーナーシェフ
HP: http://dreamfarm-pizza.jp/
 
1949年生まれ。大学で食品工学を学ぶ。
パン会社に就職して菓子パン部門で勤務後、ピッツェリア(ピザ専門店)を始める。
イタリアのピザ職人学校 ”ApesPizzaSchool”(アペス・ピザスクール)に入学し、本場のピザ作りを習得する。現在も定期的にイタリア(ミラノ・ローマ・ベネチア・フィレンツエ など)に行きピッツァ(ピザ)の研究を続けている。

相模湖・津久井の本格薪窯ピッツェリア | ピザレストラン「童人夢農場 | ドリームファーム」オーナーオーナーシェフ 梅澤勉さんのインタビュー動画。
緑あふれる津久井の魅力、童人夢農場(ドリームファーム)のこだわり、デザートピザへの想い
についてオーナーシェフの梅澤勉さんが語ります。ご覧ください。

 

From → 津久井便り

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