横浜の銅像・石像・その他の像（その４）

五十嵐 洋志

今回は「君といつまでも」と題して、愛情・友情・尊敬・仲間・友達などなど、二体の銅像の関係性がにじみ出た銅像をいくつかご紹介します。いくつかの像は表情が豊かで思わずニンマリしてしまいます。

港南区にある公園で見つけた母子像。
この像については、愛情というよりは、
お母さんの何かにビックリしているかのような表情がコミカルです。

綱島駅近くで見つけた二人の像。
微妙な人間関係が表現されています。
彼女の縦笛の腕が上達しているのを妬んでいるのでしょうか？

ご存知箱根駅伝の鶴見中継所近くにある銅像、
これはズバリ「仲間・信頼」が表現された
躍動感あふれる銅像です。

紅葉坂にある神奈川県立青少年センター裏手にある銅像です。
古き良き時代を感じさせる若い二人の今後に幸あれ。

関内ホール近くにある女子二人の銅像。
「今日どこ行こうか」「うーん、みなとみらいで映画でも観る？」
というカジュアルな雰囲気が伝わってきますよね。

馬車道にある、先程の母子像に似た構図の銅像。
子どもの成長を喜んでいるのでしょうか？
それとも落ち着きのない我が子に手を焼いているのでしょうか？

日本丸近くにある銅像。
若い男女が気持ちよさそうに伸びをしています。
バックからの写真なので表情をうかがい知ることができないのが残念。。。

みなとみらいにある三菱重工のビルの周りには多くの銅像がありますが、その中の一体。
先程の青少年センターの銅像と同じコンセプト。
大昔の少年少女向けの雑誌の表紙には、
よくこんな感じのイラストが使われてましたよね。

同じく三菱重工ビル前にある銅像。なんとも微笑ましく、
今後彼らが素直に成長してくれることを期待して止みません。

横浜駅前の女性二体の像。かなりデフォルメされていますが、
なにやら熱く語っているようにも見えます。
いずれにしてもこの像、結構傷ついているようなので、
早めにメンテナンスしたほうがいいのでは？

筆者紹介

お名前 五十嵐 洋志（いがらしひろし）   横浜市内のある文化施設のスタッフ。 他に2つのNPO法人とまちづくり団体の理事を務める。 街歩きが好きで、街中のさまざまな風景を集めるのが好き。 ドラムも少々。