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絵本から笑本へ(第17回) 絵本のある場所。~学童・放課後クラブ~

by staff on 2017/9/10, 日曜日

今年の夏もあっという間に過ぎていった。

それは、今年の夏もたくさんの場所で、
たくさんの人達に出会ったからだ。

たくさんの人達に会って、
たくさんおしゃべりをして、
たくさん笑ったから。

あっという間に時は過ぎていった。
そして今年も、とっても充実した夏だった。

絵本作家として活動しているなかで、

ぼくは本当に色いろな「場所」へ行かせて頂きます。

そんな経験を生かして、このコラムでおしゃべりしています。

最近、ご依頼が多くなってきているのが…
学童・放課後クラブ。

学童クラブと呼んだり。
放課後クラブと呼んだり。
又は、放課後子ども教室。
横浜では、放課後キッズクラブ。
とまぁ、呼び方は様々です。

しかし、内容は全て同じ。
「小学生の放課後の居場所」です。

詳しく説明すれば、
「個々に運営の内容や業務の形態なんかが違う」
という事がある様ですが。
このコラムでは特にそんな事は関係ありません。
そして、子ども達にもそんな事は関係ありません。

とにかくぼくは子どもが大好きなので、

子ども達が集まる場所へ行くのが大好きです。

その「子ども達が集まる場所」が、
昔と今では少しずつ変わってきているんですね。

ひと昔前の子ども達が、放課後集まる場所といえば、
それこそ「公園」。

昔の紙芝居屋さんなんかは、子ども達を目指して
公園へ向かったと思います。

でも今は公園に子どもはあんまりいない。
ていうか、公園がそもそもあんまりない。

じぁどこにいるか…

学校が終わった子ども達は、学童や放課後クラブにいます。

まぁ全員がそこにいる訳ではないけれど、
大抵います。低学年は特に。

学童は色いろな場所にあって、
マンションだったり、一軒家だったり様々。
放課後クラブはだいたい小学校に併設されています。
横浜市では今、全ての小学校に放課後キッズクラブを
開設しようと動いているそうです。

このご時世ですから、子どもがどこにいるのかを
ハッキリしているのは親としては安心なんでしょうね。

個人的には学校が終わってまで、学校にいるなんてやだし。

学校が終わった後も、大勢と同じ場所にいるなんてやだな。

まぁこれは本当に個人的な意見ですが(笑)

それでも実際、学童や放課後クラブが、
放課後の子ども達の居場所になっている。

だから、絵本作家は学童や放課後クラブへ行くのです!

たくさんの子ども達に会って、
たくさん子ども達としゃべって。
たくさん子ども達を笑わせたいから。

いつの時代も、子ども達の笑顔の中に、
絵本が、紙芝居が、そして絵本作家がいられるように。

『絵本から笑本へ』
また、次回。

(文・イラスト:保科琢音

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筆者紹介

 

絵本作家 保科琢音
1983年、神奈川県生まれ。
横浜市の小・中・高を卒業。
公立図書館に10年間勤める。
2013年、絵本「あっかんべー」出版。
絵本作家の活動として、絵本や紙芝居の製作だけでなく、「読絵ん会」という名の「読み笑わせ」口演を行っている。
神奈川区三ツ沢下町にある「笑がおが 集まる みんなの広場 おかげさま亭」プロデューサー。
 
また、落語家「絵書家 筆之輔」としても活動。
2013年、横浜市職員落語愛好会会長に就任。
漫才コンビ「ワンダフルワンダ」としても所属。
 
目のおおきな妻とほっぺのやわらかい娘と、おもしろおかしな三人暮らし。

ヨコハマNOW取材記事
「僕にとっての横浜は「未来へ笑がおをつなぐ街」。絵本作家の保科琢音さん」
http://yokohama-now.jp/home/?p=13904

『読絵ん会(どくえんかい)』の様子を動画でご覧下さい。

 

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