絵本から笑本へ(第17回) 絵本のある場所。~学童・放課後クラブ~
今年の夏もあっという間に過ぎていった。
それは、今年の夏もたくさんの場所で、
たくさんの人達に出会ったからだ。
たくさんの人達に会って、
たくさんおしゃべりをして、
たくさん笑ったから。
あっという間に時は過ぎていった。
そして今年も、とっても充実した夏だった。
絵本作家として活動しているなかで、
ぼくは本当に色いろな「場所」へ行かせて頂きます。
そんな経験を生かして、このコラムでおしゃべりしています。
最近、ご依頼が多くなってきているのが…
学童・放課後クラブ。
学童クラブと呼んだり。
放課後クラブと呼んだり。
又は、放課後子ども教室。
横浜では、放課後キッズクラブ。
とまぁ、呼び方は様々です。
しかし、内容は全て同じ。
「小学生の放課後の居場所」です。
詳しく説明すれば、
「個々に運営の内容や業務の形態なんかが違う」
という事がある様ですが。
このコラムでは特にそんな事は関係ありません。
そして、子ども達にもそんな事は関係ありません。
とにかくぼくは子どもが大好きなので、
子ども達が集まる場所へ行くのが大好きです。
その「子ども達が集まる場所」が、
昔と今では少しずつ変わってきているんですね。
ひと昔前の子ども達が、放課後集まる場所といえば、
それこそ「公園」。
昔の紙芝居屋さんなんかは、子ども達を目指して
公園へ向かったと思います。
でも今は公園に子どもはあんまりいない。
ていうか、公園がそもそもあんまりない。
じぁどこにいるか…
学校が終わった子ども達は、学童や放課後クラブにいます。
まぁ全員がそこにいる訳ではないけれど、
大抵います。低学年は特に。
学童は色いろな場所にあって、
マンションだったり、一軒家だったり様々。
放課後クラブはだいたい小学校に併設されています。
横浜市では今、全ての小学校に放課後キッズクラブを
開設しようと動いているそうです。
このご時世ですから、子どもがどこにいるのかを
ハッキリしているのは親としては安心なんでしょうね。
個人的には学校が終わってまで、学校にいるなんてやだし。
学校が終わった後も、大勢と同じ場所にいるなんてやだな。
まぁこれは本当に個人的な意見ですが(笑)
それでも実際、学童や放課後クラブが、
放課後の子ども達の居場所になっている。
だから、絵本作家は学童や放課後クラブへ行くのです!
たくさんの子ども達に会って、
たくさん子ども達としゃべって。
たくさん子ども達を笑わせたいから。
いつの時代も、子ども達の笑顔の中に、
絵本が、紙芝居が、そして絵本作家がいられるように。
『絵本から笑本へ』
また、次回。
(文・イラスト:保科琢音)
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筆者紹介
絵本作家 保科琢音 |
ヨコハマNOW取材記事
「僕にとっての横浜は「未来へ笑がおをつなぐ街」。絵本作家の保科琢音さん」
http://yokohama-now.jp/home/?p=13904
『読絵ん会(どくえんかい)』の様子を動画でご覧下さい。
ヨコハマNOW 動画
新横浜公園ランニングパークの紹介動画 | ||
ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。 |
横浜中華街 市場通りの夕景 | ||
横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。 |
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