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絵本から笑本へ(第26回) 絵本作家がゆく。~保土ヶ谷区 こっころ~

by staff on 2018/6/10, 日曜日

さて、前回から連載第三期が始まりました

絵本作家 保科琢音の連載コラム。

第三期のテーマは…絵本作家がゆく。
横浜市内全18区の「子育て支援拠点」を、
18カ月かけてコラムでご紹介しています。

今月は2区目、保土ヶ谷区。
保土ヶ谷区の地域子育て支援拠点は「こっころ」。

保土ヶ谷区は何を隠そう、ぼくの出身地。
別に何も隠していませんが、ぼくの出身地。

そしてこちらの「こっころ」は、
ぼくが卒業した横浜市立峯小学校のすぐ近く。
いや、だから何だって感じですが(笑)
ぼく個人的には、毎回凱旋口演のつもりでイベントを開催しています。

こっころでは毎月第三土曜日を「おとわらの日」としています。

おとわらの日とは、「お父さんといっしょに笑おう」の日。

お父さん達にも子育て広場に遊びに来てもらおうと、
色々なイベントを開催しています。
この名前は、ぼくがつけました。
我ながら良い名前です。

そして今年度、この「おとわらの日」に、
ぼくはお父さん達と面白い企画を開催しています。
その名も…『絵本作家 保科琢音と12人のお父さん達』
毎月、絵本作家 保科琢音とひとりのお父さんが対談をしています。

シゴトの話、イクジの話、時々フウフの話。
ただただ、お父さん達の話を聞くだけの日。
そんな日が、月に1回あっても良いでしょ。

ぼくが今とにかく話を聞いてみたい、
そんな12人のお父さん達に声を掛けました。
我ながら良い企画です。

実は、どこの地区の子育て広場も

「お父さん達をどう取り込むか?」
を結構考えています。

お父さん達に広場へ来てもらう為に、
色々なイベントを企画し開催しています。
でも、ハッキリ言ってお父さん達へ向けたイベントで
面白い事をやっている所は皆無です。

ぼく自身も、絵本作家として色々な子育て広場で、
お父さん達へ向けたイベントを数多く開催してきました。

正直、ぼくのイベントは面白いです。
お父さん達もたくさん集まります。
個人的に宣伝するチカラもありますから。
でも、他のイベントの結果を聞くと、
まぁだいたいが惨憺たるものです。

それには、大きな原因がひとつあります。
失礼を覚悟で、あえて言います。
それは…
「女性達が考えた、お父さん達へ向けたイベントに、大人の男性は来ない」
です。

要は、女性が考える「お父さん像」と
男性が考える「お父さん像」は違うという事。

まぁ、ここら辺の話をすると止まらなくなるし。
今回はあくまでも子育て広場についてのコラムなので、
割愛をさせて頂きます(笑)

しかし、そんな失礼な絵本作家の考えや想いを、

いつも真剣に受け止めてくれるのが「こっころ」です。
そんな訳で、絵本作家とお父さん達の企画が今年度始まりました。

こっころでは過去にも、広場に集まったお父さん達を中心に、
お父さん達のグループが出来たそうです。
もともと、それだけ熱のあるお父さん達が集まる広場ではあるという事です。
ただ、そういう熱を常に燃やし続ける継続力は、なかなか無い。

まぁそれを広場にお願いするのも間違っているので、そこら辺は、
失礼で偉そうな絵本作家に委ねてくれたらいいと思います(笑)

今、こっころには毎月たくさんのお父さん達が集まっています。
皆さん、とても意欲的で面白いお父さん達です。

新しい事を始めたいお父さん。
面白い繋がりを求めているお父さん。
何でも良いから何かしらやりたいお父さん。
是非、「こっころ」へ遊びにいってみてください。

仕事とはマッタク違う、
夢のある名刺交換が出来るかもしれませんよ。

『絵本から笑本へ』
また、次回。

神奈川区 保土ヶ谷区

<今回訪問した施設のご紹介>

保土ヶ谷区地域子育て支援拠点 こっころ
HP: http://www.kokkoro.org/smarts/index/0/

(文・イラスト:保科琢音

筆者紹介

絵本作家。紙芝居作家。
公立図書館に10年勤める。
2013年 絵本「あっかんべー」出版。
絵本や紙芝居の創作だけでなく「読絵ん会」という名の読み笑わせ口演を精力的に行っている。
口演場所は計500ヵ所以上。
2017年 ベトナムホーチミンの幼稚園にて口演。
横浜市神奈川区にて開放している、赤ちゃんとお母さんが集える広場「おかげさま亭」プロデューサー。
 
また、絵書家筆之輔(えかきやふでのすけ)の芸名で落語家としても活動。
神奈川県を中心に落語会や落語イベントを開催。
横浜市内の小学校にて落語の授業を数多く担当。
2017年3月小学生60名が出演した「大黒寄席」プロデュース開催。
父親と子ども達による演芸クラブ「背中の集い」企画代表。
毎月定例の落語会として横浜市保土ヶ谷区の「しばた。寄席」。

ヨコハマNOW取材記事
「僕にとっての横浜は「未来へ笑がおをつなぐ街」。絵本作家の保科琢音さん」
http://yokohama-now.jp/home/?p=13904

『読絵ん会(どくえんかい)』の様子を動画でご覧下さい。

 

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ヨコハマNOW 動画

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ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
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