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絵本から笑本へ(第28回) 絵本作家がゆく。~旭区 ひなたぼっこ~

by staff on 2018/8/10, 金曜日

横浜市内全18区の「子育て支援拠点」を、

18カ月間コラムでご紹介していく連載第三期。

4回目の今月は旭区地域子育て支援拠点「ひなたぼっこ」。
コチラも、今回のコラムをきっかけに初めて遊びに行かせて頂きました。
旭区にある神奈川県ライトセンターへは、何度も伺った事があるので、
二俣川駅からの途中にある「ひなたぼっこ」の看板は
よく目にしていたのでした。

子育て支援拠点という名の施設ですが、

子育て施設でも、様々な形で、
多世代へ向けた開放を考えていたりします。

赤ちゃんや子ども、お母さんお父さんだけじゃなく、
おじいちゃん、おばあちゃん、地域の方々にも
来てもらえる、知ってもらえる企画を考えていたりします。

子育てはやっぱり、
「個」育てになったり、
「孤」育てになってはいけない。

周りの理解や協力も子育てには必要。
それは、親族であったり、隣の人であったり、
時として、地域や施設の人であったり。
たくさんの方々と、親も子もふれ合う事が大切ですよね。

だから「地域」子育て支援拠点なんですね。

「子育てボランティア」という方達がいます。

子育て広場にボランティアスタッフとしてはいり、
見守りをしてくれたり、
一緒に遊んでくれたりする方達。

ひなたぼっこでも、以前からボランティアさんを募集していて、
最近やっと少しずつ応募が増えてきたんだそう。

ぼくが遊びに行った日にはなんと、
近所のおじいちゃんがボランティアさんとしていらしていました。
子育て広場で、おじいちゃんを見かける事がそもそもあまり無いので、
少しビックリして聞いてみると、週に何度かいらしていて、
子ども達と遊んでくれているんだとか。

なんだかとってもホッコリする光景でした。

ご近所付き合いは確かに希薄になっている。

でもやっぱり、突発的に何か困った事があったら、
近所の人や地域の人に助けてもらう事だって、
決して間違っていない事。

でも、そこには日頃からの関係性が大切。
でも、何をすれば良いのかは解らない。
でも、解らないけど行動はしておきたい。

ひなたぼっこへ行けば、何かしら解らない事を
解るきっかけになるかもしれませんよ。
優しく声をかけてくれるスタッフさんも、
そして保育ボランティアさんも、
たくさんいらっしゃいますから。

今年の夏も暑い日が続きそうです。
小さな子ども達は熱中症にも気を付けたい。
そんなときは、旭区の子育て支援拠点で
「ひなたぼっこ」してみてはいかがでしょうか。

『絵本から笑本へ』
また、次回。

神奈川区 保土ヶ谷区 緑区 旭区

<今回訪問した施設のご紹介>

旭区子育て支援拠点「ひなたぼっこ」
HP: http://www.hinataboko.net/

(文・イラスト:保科琢音

筆者紹介

絵本作家。紙芝居作家。
公立図書館に10年勤める。
2013年 絵本「あっかんべー」出版。
絵本や紙芝居の創作だけでなく「読絵ん会」という名の読み笑わせ口演を精力的に行っている。
口演場所は計500ヵ所以上。
2017年 ベトナムホーチミンの幼稚園にて口演。
横浜市神奈川区にて開放している、赤ちゃんとお母さんが集える広場「おかげさま亭」プロデューサー。
 
また、絵書家筆之輔(えかきやふでのすけ)の芸名で落語家としても活動。
神奈川県を中心に落語会や落語イベントを開催。
横浜市内の小学校にて落語の授業を数多く担当。
2017年3月小学生60名が出演した「大黒寄席」プロデュース開催。
父親と子ども達による演芸クラブ「背中の集い」企画代表。
毎月定例の落語会として横浜市保土ヶ谷区の「しばた。寄席」。

ヨコハマNOW取材記事
「僕にとっての横浜は「未来へ笑がおをつなぐ街」。絵本作家の保科琢音さん」
http://yokohama-now.jp/home/?p=13904

『読絵ん会(どくえんかい)』の様子を動画でご覧下さい。

 

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