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絵本から笑本へ(第34回) 絵本作家がゆく。~港北区・どろっぷ~

by staff on 2019/2/10, 日曜日

絵本作家 保科琢音の連載コラム第三期。

横浜市内全18区の「子育て支援拠点」を、
18カ月かけておしゃべりしています。

今月からは後半戦。
10区目は港北区です。

港北区の子育て支援拠点は「どろっぷ」。
大倉山駅前の商店街を抜けた場所にあります。

どろっぷは、
平成17年度に地域子育て支援拠点事業の先行モデル事業として開設されました。
横浜市で一番始めに出来た子育て支援拠点という事になりますね。

その後各区に設置されていき、
平成23年度に18区全ての区に子育て支援拠点が出来ました。

まぁ、今更な感じもありますが子育て支援拠点とは、

子育て中の親子が気軽に集まり、
おしゃべりしたり、
子育てについての情報交換をしたり、
不安や悩みを相談出来る場所の事。

ひと昔前よりも核家族化が進み、
地域との関わりも希薄になってきている現在において、
とても意味と意義のある場所だと、
ぼくは感じています。

しかし、まだまだ地域によっては子育て支援拠点も遠く、
つどいの広場も近くにない地域もたくさんある。
すぐに保育園に通う事になれば、
子育て支援拠点はあまり関わりの少ない場所にもなります。

ぼく達よりも上の世代は、
子育て支援拠点という場所の存在すら
知らないという方も少なくない。

しかしだからこそ、

「子育て支援拠点」や「親と子のつどいの広場」には、
やれる事がたくさんあると思っています。

子育て支援という言葉が出来て、
子育て支援拠点という場所が出来だして、
たかだか15年。

やれる事、挑戦する事、考える事、合わせる事。
たくさんたくさん、本当にたくさんあります。

大げさではなく、
子育て支援拠点の役割は、
日本の未来のとても重要なポジションにあたると、
ぼくは考えています。

子ども達の笑顔は未来だ!

子ども達がいつも
「どろっぷ」なめてるみたいに、
甘い笑顔をしてくれる、
そんな未来を創っていきたいですね。

どろっぷには綱島にサテライトもあります。是非。

『絵本から笑本へ』
また、次回。

神奈川区 保土ヶ谷区 緑区 旭区 西区 金沢区1 金沢区2 泉区1 泉区2 鶴見区 戸塚区 戸塚区 港北区

<今回訪問した施設のご紹介>

港北区子育て支援拠点 「どろっぷ 」
HP: http://www.kohoku-drop.jp/smarts/index/1/

(文・イラスト:保科琢音

筆者紹介

絵本作家。紙芝居作家。
公立図書館に10年勤める。
2013年 絵本「あっかんべー」出版。
絵本や紙芝居の創作だけでなく「読絵ん会」という名の読み笑わせ口演を精力的に行っている。
口演場所は計500ヵ所以上。
2017年 ベトナムホーチミンの幼稚園にて口演。
横浜市神奈川区にて開放している、赤ちゃんとお母さんが集える広場「おかげさま亭」プロデューサー。
 
また、絵書家筆之輔(えかきやふでのすけ)の芸名で落語家としても活動。
神奈川県を中心に落語会や落語イベントを開催。
横浜市内の小学校にて落語の授業を数多く担当。
2017年3月小学生60名が出演した「大黒寄席」プロデュース開催。
父親と子ども達による演芸クラブ「背中の集い」企画代表。
毎月定例の落語会として横浜市保土ヶ谷区の「しばた。寄席」。

ヨコハマNOW取材記事
「僕にとっての横浜は「未来へ笑がおをつなぐ街」。絵本作家の保科琢音さん」
http://yokohama-now.jp/home/?p=13904

『読絵ん会(どくえんかい)』の様子を動画でご覧下さい。

 

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ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
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横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
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