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書評「前祝いの法則」 フォレスト出版 ひすいこたろう(著),大嶋啓介(著)

by staff on 2019/2/10, 日曜日
 
タイトル 前祝いの法則
単行本 293ページ
出版社 フォレスト出版(2018/10/23)
ISBN-10 486680999X
ISBN-13 978-4866809991
発売日 2018/10/23
購入 前祝いの法則

1月14日に浅草寺にお参りに行ったのです。御神籤は「明るい未來が待っています」でした。参拝後、誠輝祭(ほんきさい)に参加しました。「まっこと大好きな自分に逢いに行こう」のなかで水上バスがありました。最終地でワークが終わり、散会前の挨拶があって、その時にひすいさんが「最後のワークのところで横須賀さんが面白いことを言っていた。橋が見えますね!とか、雲がみえますね!とか、海の中に小さい島がみえますね!とか」と話をされました。不思議な御縁を感じたのでした。実はひすいさんの本が4冊自分の書棚にあって、今度書評にとりあげたいとおもっていたのでした。早速いつもの書店に行って「前祝いの法則」を手に取りました。

「前祝の法則」は表紙が朱色で、下帯に「願いをかなえる最大のコツは、喜ぶことである」とありました。プロローグで「今から100秒で、奇跡の起こし方をお伝えします」と出てくる。読むというより実践したくなる本の構成であった。第2章に予祝の原理が出てくる。そして「つまり、未来は選べるのです」そして実に大きなポイントがつづく。頑張っているのに夢がなかなか叶わないという方は、心の状態がマイナスのまま行動しているので、どこまでいっても現実がプラスに転じないと言われます。「行動は大事です。でも、その前に、どんな心の状態で行動するのかが、もっと大事だったのです。」

「未來の先取り」×「喜び」=予祝

どんどん言い切って先に喜んで、この世界を面白おかしく変えていきましょうと。だから「部屋をかたづけないといけない、と、しぶしぶやっているのと、こんな部屋に住みたいとワクワク片づけする、という現象でもエネルギーがぜんぜん違うのです。」と言われます。

第4章に予祝マンダラシートがあって、私は実際にいまの悩み、問題だと思うことを真ん中に書いていました。 ①「この問題を通じてあなたが不安におもっていることは?」という問いかけに、本を出版するが私のテーマだったので、どんな本にする・どんな内容にするにする、と記入していました。 ②「これはなんのチャンスでしょうか?」という問いかけに、出筆家になる、と書いていました。そして次の質問が楽しいのです。 ③「ほんとうはどうしたいですか?この問題がどうなったら最高ですか?最高のラストシーンを想像してみよう?」本が売れ、反響があった、としました。 ④「この問題を通じて、あなたはどんな成長を果たしそうですか?」希望するから、実現する人になる、と書きました。 ⑤「この問題を見事にクリアーしたとき、どんな素敵な自分になれているでしょうか?」自信をもって自分を出していける。 ⑥「この問題を乗り越えたとき、誰がどんなふうに喜んでいますか?」応援してくれていた家族が、よかったねと喜んでくれた。 ⑦「いまのあなたは、この問題に対してどんなアクションがおこせそう?どんな小さなことでもいいのでかきだそう?」新しいテーマがいいか。今は“いろは”で日本人の喜びかたを書こうか? ⑧「この問題を見事に解決したとき、うれしくて、思わずあなたがやってしまいたいことはなに?」親父お袋のお墓に報告にいく。(ここでは読者になってしまった。)

「喜びの世界か不安と恐れの世界か、道は2つに分かれるのですが、どちらにハンドルをきるかは、心の状態によるものです。つまり、未来は、選べるのです。」未来は私の今の心次第で、今日変えることが出来るのだと言われる。ですから「史上最強の未来はワクワク×行動」の方程式であり「すばらしい夢を見て、それを行動に移せ」と言われます。やってみたくなりますね!

「目標は深刻になるために持つのでなく、ワクワクするために持つんです。」松下幸之助さんの例を出されます。松下が、創業まもない頃、まだ電球が普及してなかった時代、つまらなそうに電球磨きをしている従業員に次のように言ったそうです。「君、ええ仕事しとるな~」「本を読んで勉強している子供らがおるやろ。そんな子どもらが、夜になって暗くなったら字が読めなくなって、勉強したいのにできなくなる。そこであんたの磨いた電球をつけるんや。そうしたら夜でも明るくなって、子どもらは読みたい本を読んで勉強できるんやで。あなたの磨いているのは電球やない。子どもの夢を磨いているんや。ものつくりはものを作ったらあかん。その先にある笑顔を作るんやで」こういわれ従業員は、自分の仕事に誇りを持つようになったそうです。

「感謝」を「決意」に変える4つのステップ!の項があります。①「知識としてまず知る」 ②「実践」 ③「感じる」 ④「感じたことを人にシェアする。」この4つの過程を経ることで、知識は知恵となり、感謝はちからとなる。ここでは手紙の効果が大きいといわれます。手紙を書くことで、意識をしっかり向けると、感謝があふれます。それをしっかり感じることで変容がおこると言われます。「さらに、その思いをシェアするなかで、人は自然にその感謝の恩にむくいたくなるんです。誰かを心から喜ばせたいと思うのです。」「そのとき、感謝のエネルギーが誰かをよろこばせたいという“決意”に変わるのです。」

「本気の予祝ジャンケン」 「自己肯定感を高める習慣」 「明るい空気を生み出す“言葉の習慣”」 「逆境を楽しむ習慣」 「月1の予祝会こそ最強の習慣」習慣化していくことの大切さが語られます。

楽しんでる人にはだれも勝てない。「進化とは、目に見える、すごい結果をだすことでなく、すごい誰かになることでもなく、愛が深まり、君が君らしくなることなんです。」そのことがわかってしまえば、結果への執着を手放し、天の差配に任せることができ、自分の心の状態は、もっと軽やかになりますといわれます。「この本を読み終えたいま、あなたがいますぐやるべきことは、今一番したいことをすることです。」

していきましょう!そして未来の先取り、予祝をしましょう!ご縁に感謝し、書評に取組ませていただいて、ありがとうございました。

(文:横須賀 健治)

 

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