2019年5月 三ツ池だより 「新しさを準備する」
「令和」に年号が新しくなった。おめでとうございます。今まで考えてみれば世代交代が生前譲渡ではなかった。今回のように明るく年号を迎えることができるのはすごいことなのかもしれない。
「桜舞ふ」
桜が舞っている
3筋4筋と
少し上に上がって散っていく
ゆっくりした日に
ベランダを眺めている
陽が暖かく微笑んでいる
桜がじっとしていて
太陽に照らされている
ゆっくりとふりそそぐ光を感じている
小学校に入学した時2つの校舎があって、古校舎には太い桜の木が校庭に何本もあった。二宮金次郎の像もあった。65年ほど前のことになる。数年して新校舎の方に統一された。
「かわっていく」
時代は変わっていく
歩く歩幅は変わらないかもしれないが
それぞれの動きは変わっていく
それでいいのだ
それが大事なのだ
時はかわってきている
生きること
皆が元気で過ごせること
それが時代をつくっていくこと
歩く場所をかえていく
歩く目的はかわっていく
もとめられていることがかわってきている
時代は変わっていくし、修正も必要だし、これからの時代をどのようにしていくのかの考えも必要だ。誰でもが自分の存在に誇りを持てるようであってほしい。一人一人の向上心が時代に反映していくものであったらいい。
「自分の存在」
いつもいつも
ペンをはしらせることが
ただはしらせることができて
ありがとう
今日も行ってくるよと
透析の家内を
病院のある駅前におろして
会社へ出掛けていく
休日には馬場にある花木園へ
すっかり整備されて
うれしそうに咲く花木を見る
こちらもうれしい
いつもいつも
何かを書いておきたくて
写真を撮り文字をつづる
ありがとうありがとう
ありがとうと言える社会はどんな社会なのだろうか。これは言ってもらうのでなく、こちらの自分が発していく。役立つ行為であり、生きやすくなることである。国と国のことではどんな社会になっていくのだろうか。
「今来た道を」
一歩一歩
歩いている
今来た道を
遠い空に
雲がゆっくりして
たなびいている
今来た道を
歩いている
一歩一歩
遠くにいくのではなく
ゆっくりと
今をつくりあげている
これからの道は今来た道の単なる延長ではなく、夢が抱ける道であって欲しい。幸いなことに日本は世界で一番永く継続されている体制である。これを維持していくことであり、その精神を継承していくことである。一つ一つの命が繋がっていく、確かな道を進んでいきたい。
「それがいいね!」
今が
それでいい
それでいいよ
今が
あるからいいが
明日はどこから
明日がくる
それでいいよ
ありがとう
今があるんだね
明日は明日
今が明日をつれてくる
関東大震災を知らない世代で、私は75歳になっている。東日本大震災に遭遇した。自分で体験してみると、当り前に生きていると思っていることに不安を感じる。あの時に、「地震があったらこの道を使って避難する」とマニュアルをもっていた学校が存在していたことに感激した。過去の経験をきちんと生かしていたのであった。
「地震をどう乗り越えていく」
あれから8年
東京で会合があって
建物の揺れがひどくて
地上に降りた
大きな地震があった
あったとわかり交通がマヒした
新幹線が動いているとわかった
新横浜に夜中についた
家族の消息がきになった
みな無事であれから8年
私が社長を退いたように
様々なことが変わった
日本をもっと全体として見ていくことが今求められているのではないだろうか。農業が成り立たなくなってきていると言われているが、見直しが求められていのではないだろうか。大阪都構想もそうだ。東京一極集中から脱皮していくときなのではないか。高度な自給自足が求められているのではないか。
「いくつになっても今は今」
書評を
投稿させていただいて
100号を超えた
人生を歩いて
75年になる
不思議なことに出会う
「習慣を変えれば
人生が変わる」という本を
読んでいる
今日が75歳の
誕生日だと想定しよう
と出てきた
今日は
土曜日の
本当に穏やかな日
新しさをどのように準備し、あらわしていくのか。楽しみである。
Photos
(画像をクリックすると拡大写真が表示されます)
(文・写真:横須賀 健治)
ヨコハマNOW 動画
新横浜公園ランニングパークの紹介動画 | ||
ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。 |
横浜中華街 市場通りの夕景 | ||
横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。 |
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