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チャレンジ(第11回) 地域活動支援センターとは

by staff on 2019/7/10, 水曜日

地域活動支援センターとは

こんにちは。 C.P.FACTORYディレクターの平安山美春です。今年は梅雨が長いと言われていますが、暑かったり寒かったり、じめじめしていて嫌な天候が続いていますね。ぱっとしない天気のせいか、私も体調を崩し気味で日々ダラダラとしてしまいます。私は暑いのも苦手なので、今からこの体調では梅雨明けの暑い夏も心配です。そう思うと、やはり健康が一番ですね。45歳を過ぎてからつくづくそう思うようになりました。

さて今月は私が関わっている「地域活動支援センター」について少し書こうと思います。

地域活動支援センターとは、在宅の障害者が、地域で自立した日常生活をまたは社会生活を営むことができるよう、創作的な活動又は生産的な活動の機会の提供及び社会との交流の促進等を図る場として5つの種類の日中活動の場があります。それぞれ利用者の意向や障害の状況にあわせて、活動の場を選択します。

1.地域活動支援センター・デイサービス(支援法)
2.地域活動支援センター(障害者地域作業所型・精神障害者地域作業所型)(支援法)
  2-1.地域活動支援センター(障害者地域作業所型)身体・知的
  2-2.地域活動支援センター(精神障害者地域作業所型)精神
3.精神障害者生活支援センター(支援法) 精神
4.中途障害者地域活動センター(支援法) 身体

※横浜市HPより

私はこの「2-2.地域活動支援センター(精神障害者地域作業所型)精神」に関わっており、週一度、地域活動支援センターに通って、精神障害者と一緒に自主製品の製作をしています。支援の内容は各作業所によって違いますが、私が関わっている作業所では、自主製品の製作・販売の他に、お菓子の箱の組み立てや封入などの軽作業、公園清掃なども請け負っています。こちらの作業をすることで障害者さんたちは工賃を受け取ることができます。

また、作業だけではなく、レク活動も行っています。日帰りレク活動と宿泊レク活動があります。私は子供が小さいので宿泊レクには参加したことがありませんが、日帰りレクは毎年参加させて頂いています。ちょうど先週ボウリング・レクリエーションに参加してきたのですが、私がボウリングをするのは、1年に一度のこのボウリングレクの時だけです(笑)

精神障害者は体調を整えるのが難しい障害であり、軽作業や公園の清掃の時なども辛い顔をしながら作業をする人たちも少なくありません。真面目で手を抜くことを知らない人たちが多いと感じますが、そのような人たちでもレク活動の時はとても楽しんで良い笑顔を見せてくれます。私のような福祉に無関係な人間が障害者と一緒に活動するには、こういったレク活動にも参加させてもらって、障害者や職員さんと信頼関係を作ることがとても重要だと思いました。

地域活動支援センターに関わって5年が経ちましたが、まだまだ困難なことがたくさんあります。たくさんのことを学びながら私自身も成長していきたいと思っています。

次は「クラッチバッグ」です 

(第11回了)

筆者紹介

 
本 名 平安山 美春(へんざん みはる)
略 歴 1973年横浜生まれ。
高校時代に米国イリノイ州立ネーパービルノース高等学校に留学し、本場のアートと最先端のコンピューター技術を学ぶ。
 
帰国後、東京工芸大学 画像工学科(現メディア画像工学科)にて色彩画像工学を学び、卒業後、画像加工技術を活かしたグラフィックデザイナー兼DTPディレクターとして制作会社に勤務。
 
2003年長女出産を機に退職、フリーで活動を始める。
Photoshop歴25年。2児の母。
 
現在は、DTPやWEB関係の制作や解析業務、ワークショップ形式を用いた様々な講座やイベントを主催する傍ら、自分の技術を福祉の役に立てたいと考え、精神障がい者が作る自主製品のアートディレクションなども手掛けている。

 

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新横浜公園ランニングパークの紹介動画

 

ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
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横浜中華街 市場通りの夕景

 

横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
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