考えてみよう「子ども」・「家族介護」のこと(第4回)
介護支援専門員(ケアマネジャー略称:ケアマネ)との出会いは大切!
第4回 介護支援専門員(ケアマネージャー略称:ケアマネ)との出会いは大切!
“イヤイヤ! 少な目 ワクワク! 増し増し”
どういう意味? 「ラーメン屋さんのトッピングみたいだけどなぁ~」なんて思われましたか。
これは、私の両親がまだ元気なころから、長生きして欲しいが、いずれは老いも来るであろう。でもこの先の両親の人生でイヤだな、辛いな、不安だなということはなるべく少なく、反対に嬉しいこと、楽しいこと、感動することがたくさんあって欲しいという私の願いをギュギュッと詰め込んだ言葉です。
両親には、出来る限り家庭で過ごして欲しいが、2人とも性格も介護してもらいたいことへの考えも違っていたので、親も私も “ワァ~イ! ハッピー!!” と思いながら、どうやったらそれぞれの “イヤイヤ! 少な目 ワクワク! 増し増し” の家庭介護生活が出来るだろうか、最初は漠然と考え、衰えを感じはじめた80歳代前半からは、次第に現実的に考えだし、8年後には介護サービスを受けることになっていました。
実際、家庭介護生活がはじまると、大変多忙な日々となります。介護者が心身ともにへトへトにならないためにも、最初は漠然としてでも少しずつ、家庭介護を思い浮かべ、介護される方の望みや介護する家族たちが話しあえる機会をつくり、もしその時がきたら家族はこういった介護ならできるといった役割分担や、どうやったら介護される人が安心できるかなどを考えておくと、後々役立つことがあると思います。
ご存知ですか?
介護保険の認定を受けて介護サービスを利用するには、各市区町村の指定を受けた事業者の介護支援専門員(ケアマネージャー略称:ケアマネ)に居宅サービス計画書(ケアプラン)を作成してもらい、ケアプランに沿ってサービスを受けることになります。家族が介護サービスを利用することになると、そこからケアマネさんとのつながりがはじまります。
その時、家庭での介護で望むこと・困るとこと・不安なことなどをケアマネさんに伝えることができれば、家庭での介護サービスは良い方向で受けられることと思います。もし、不運にもケアマネさんとのコミュニケーションが上手く図れないと感じた時は、介護される方も家族ケアマネージャーさんも幸せにはなれないと思いますので、居宅介護支援事業所やケアマネさんを代えるという選択もあります。
我が家の両親の場合は、父と母の人生観に適した方を希望しましたので、別々の居宅介護支援事業所のケアマネさんにお願いすることがベストだと考えました。お陰様でベストのケアマネさんに出会えました。
母のケアマネさんは、いつも母の目線にあわせた姿勢で会話をするなどの気遣いがあり、母の気持ちを良く理解してくれます。そればかりでなく介護する私のことまで気にかけて頂き、サービス事業者への紹介やアドバイスも迅速で、知識力・情報力も豊富で安心してお任せすることができました。信頼できるケアマネさんとの出会いは、とても大切だと実感しています。
今回は、母のケアマネさんを紹介させていただきます。
お名前は、清水真理子さん。
ケアマネージャーのほかに、福祉・介護業界の「3福祉士」と呼ばれる国家資格「社会福祉」「介護福祉士」「精神保健福祉士」の有資格者です。
また、「みんなの居場所 結(ゆい) 」という任意団体の代表でもあります。
「結(ゆい)」には多様な世代グループがあり、時間を分け合い居場所を活用しながら地域の交流拠点となることを目指すと共に、福祉の専門家が関わることで、来訪した相談者を適切な支援に繋げるお手伝いもしている団体です。
ここには、介護サービス利用者も福祉・介護の専門家も集まり交流できるカフェもあります。私も母と一緒に遊びにいったことがありますが、家庭的な雰囲気の居心地の良いところでした。
清水さんは、「みんなの居場所 結」は代表といっても私がというより、その趣旨に賛同して下さっているボランティアさんや、自己実現したいと一歩を踏み出した方々により成り立っているんですよ。と、活動のことをお話されました。
ホームページはないとのことなので、この紹介を読まれ清水さんや「みんなの居場所 結(ゆい) 」に興味をもたれ連絡したいと思われた方は、竹沢まで連絡 childyou@tky2.3web.ne.jp 願います。必ず先方にお伝えいたします。
筆者紹介
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ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。 |
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横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。 |
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