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2020年1月 三ツ池だより 「変化が求められている」

by staff on 2020/1/10, 金曜日
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明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 「今! もとめられているもの!」
変化が求められている
今まで通りでいいのではない
何がって
具体的な喜びの創作だ
  ただ昨日のことをするのではない
  改善・進歩を加えていく
  お金がかかる、かからないではない
  改善と進歩の喜びだ
なにか元気がない
それすら気づかずにいる
元気であることを
それぞれが自覚していきたいもの

昨年末の新聞各紙のコラム欄を見てみたい。

「天声人語」は次のようなコメントを出している。
「漫才の源流にあるのが、 “太夫” と “才蔵” の2人によるかけあいだ。江戸期には家々を回って芸を披露し、米や金などをもらっていたという。興味深いことに、太夫がツッコミ、才蔵がボケという役割分担が早くからあった。鶴見俊輔著 “太夫才蔵伝” では “太夫が正統、才蔵が異端” と整理している。太夫が原稿通りの口上を述べ、才蔵がまぜかえす。太夫はまじめそうで鷹揚、才蔵ははせっかちでとんま。今も通用しそうな性格付だ。―中略―今年の政界も経済界も腹のたつことが多く、小蘭もツッコミを入れてきたつもりだ。いやストレートに怒るばかりでは能がない、ツッコミにも芸がいるとM-1に教えられた気がする。精進せねば。」

「春秋」には次のようなコメントがでている。
「大掃除で積んだ本を整理しようと手に取ると、まえがきの一節が目に留まった。こんなふうである。私が長生きし、この書の重版を見るとは “命なりけり小夜の中山” の感があるー。調べると西行の歌の下の句だった。69歳、京の都から東北への旅路での作らしい。小夜(さや)の中山は静岡県掛川市の峠道。平家に焼かれた東大寺の再建のため、1186年、奥州の平泉へ砂金を求め、赴いたようだ。上の句は “年たけてまた越ゆべしと思いきや” である。-中略―生涯現役の実現には年金の制度設計や企業内の活力の維持など課題は多い。だが、想定を超え出生数や人工が減りつつある中、昔より気力や体力があり、経験も十分なお年寄りの働く場が広がれば“成長にポジティブ”と見る識者もいる。西行と似た感銘が職場のそこここに広がる未来は近いのだろうか。 “命なりけり” 」

 「今 今 今」
草や木がある
今という世にいる
  葉が落ちて
  木々に新しい葉の芽が育つ
葉という文字を見てみる
草と木に葉があるのを見つけた
  桜の葉がとても美しく落ちている
  いろんな文様を見せている
その時そこに
葉の芽が生まれてきている

「編集手帳」はつぎのようだ。
「満月だろうと、半月だろうと、三日月だろうと、冬は空気が煌々と明るい。時代小説の名手、藤沢周平さんにこんな俳句がある。<軒を出て狗観月に照らされる>句の舞台となるのは深夜の江戸の街だろうか。犬を “狗(いぬ)” とすることにより、夜道であまり出くわしたくない獣の感が漂う。思わずどきっとするせいか、冬の月の明るさがいっそう迫力を増すかに思う。-中略―月から見た地球も、満ちかけすることが知られている。ふと疑問が浮かんだ。 “満月” に相当するあちら側の言葉はなんだろうかと。調べてみると、宇宙空港研究開発機構のホームページにあった。そのまま “満地球” でよいそうである。満地球の特徴はとにかく明るいこと。満月の約80倍も輝き、肉眼で見れば目映(まばゆ)いほどの美しさらしい。-以下略―」

「産経抄」には次のようなコメントが出されている。
「米ボストン美術館が所蔵する名品のひとつに、平安後期の絵巻物 “吉備大臣入唐絵巻” がある。主人公は、奈良時代の遣唐使の一人だった吉備真備である。真備の才能をおそれた唐の皇帝は、さまざまな難題をふっかけた。同じく留学生として唐に渡り現地で客死した、阿部仲麻呂の霊の力を借りて乗り越えていく。空を飛んだり、太陽と月の動きを封じて真っ暗にしたりと、真備と仲麻呂の人間離れした活躍が描かれている。実際の真備は2度の遣唐使経験をへて、帰国後は政権中枢の右大臣にまで上り詰め、81歳で没する。奈良時代を代表する政治家である。-中略―その真備が筆をとったとみられる墓誌が、中国で見つかった。唐王朝で外国使節の接待役などを務め、734年6月に52歳で亡くなった役人の墓石に刻まれていた。文末に “日本国朝臣備書” とあるのが、書き手の真備を指すと判断された。事実なら国内外で初めて確認された真備の書となる。日本の国号が成立したのは、7世紀の後半とみられる。まだ国際社会ではなじみの薄い国号を、当時40歳前後の外交官だった真備が必死にアピールした史料としても受け取れる。-以下略―。」

 「熱心」
取り組んでいくこと
それも熱心に
なんのわだかまりもなく
Tryすること
  熱心を支えるものは
  スリルとチームワーク
  スリルは刺激的に
  チームワークは他の協力を得ること
ものごとはただ進めるのでなく
エキサイトな面があることで刺激的
そしてやる気の継続になる
続けていくのが習慣になっている
  取り組んでいくこと
  現実をとらえていくこと
  やるきになり刺激されていくこと
  結果は出てくるので信じ合っていく

その頃入院することがあって、順調に回復してきていての詩がある。

 「私は動いている」
今日という日が
明日もくるという
  今日という日が
  今日一日であるように
明日という日も
今日一日であろうか
  日に照らされて
  雲は動き知らぬ間に形を変える
日にてらされて
吾は生きてる
  我も又
  知らぬ間に動き形をかえるのか

新しい年を大事につくっていきたい!
一つひとつにしっかり対応していきたい!
元気を出し合い、協力しあい、成果を出していきましょう!

 

Photos

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(文・写真:横須賀 健治)

 

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