Skip to content

2020年5月 三ツ池だより 「自宅待機をしながら」

by staff on 2020/5/10, 日曜日
Navigation: HOME»コラム»横須賀詢

 

新年度を迎えて、孫たちの新年度が始まらない。小学一年生と中学一年生になった。コロナウイルスがこれからをどのように変えていくのだろうか。

 「はかる」 けんじ
正しくて当たり前に思うことって
正しくてあたりまえ
  でも誰かがチェックしているはずだ
  あたりまえってあたりまえでないってこと
正しく操作している
それでいい
  正しくメンテナンスしている
  それでいい
あたりまえは努力の賜物
当りまえは続けていくこと
  はかることを50年
  当りまえの実現は努力からきている
正しいことを管理するために
計量法がある

 「コロナ拡大」 けんじ
コロナウイルスが拡大している
感染経路が見えない
  感染が分からないはずがない
  どこかには行ったんだろう
知らない所でなく
可能性のある所を出していけ
  自己責任を全く考えられないのは
  自由すぎる
日本はもっと規制があっていい
その中でもっと自由に発想をしていくのだ

「明日へ手を繋いで行こうWe Are the World」の曲が流れてきて、涙を流してしまった。今この時、コロナウイルスに悩んでいる時、私たちは輝く未来をつくれると、歌が曲が流れてきた。その日緊急事態宣言が出された。「We Are the World」が流れる。力強い明日をつくりだそう。そう! つくりだすのだ。手を繋ぎ合って、おたがいの力をたしかめよう!

 「人は人、うぐいすはうぐいす」 けんじ
ほうほけきょ
うぐいすの鳴く
静かな三ッ池公園
  コロナウイルスが叫ばれる
  日々の生活の中
  ほうほけきょ
一瞬の静寂を破り
うぐいすが鳴く
公園の坂道
  ただ一人歩く
  向こうから数人の話声
  共に静寂を歩く

 「緊急事態に突入」 けんじ
その日から県は緊急事態に入った
80%出勤を減らしてくれという
  できるの
  自宅で仕事をして欲しいと
できるのだろうか
大手が操業を縮小するのだろうか
  コロナは飲食店から感染が多い
  正常操業の我々とは違う
私はとりあえずしばらく自宅待機か?
それが出来ない事務はどうするの?
  体制がかわっていくのだろう
  わが社はどう生き残れるのか

毎日、詩を書いている。毎日パソコンに文章を紡ぎ出している。言葉は生きる勇気を、言葉が生きる感謝を、紡ぎ出してくれる。毎日詩を書いている。毎日書くことで感謝が出てくる。言葉が表現として表れてくる。そして、言葉が明日への勇気を与えてくれる。人が人であることを実感する。人は1人で生きているのではなく、支え合っている。人との関わりは偶然であるわけでない。その時その時、意味があってのことだ。生きるということは気づかせてもらっていること。

 「白いかたまり」 けんじ
新緑のなか
三ッ池公園を歩く
木の下に白いかたまり
  風が吹きつけ
  少し首もとが寒い
  人の少ない公園を歩く
八重桜が枝をたらして
咲き誇っている
白いかたまりは八重桜の落花
  コロナ災害の中
  制限を受けて
 公園を寒いが歩く

 「池」 けんじ
二羽の鴨が
水の中に顔を入れている
時々顔を出して
円を描いて泳いでいる
  他の一羽が
  空を飛んでいる
  円を描いて舞っている
  のどかな時
鳥の鳴き声が聞こえる
ちるちると鳴いている
豊かに水をたたえた池で
時も水面を漂っている

コロナウイルスの関係で半日勤務もする。50数年の社会生活をしてきた中でペースが乱れている。今日は火曜日かと聞いていて、日曜日の返事にぞっとする。家内も実はよく私に「今日は何曜日」と聞いてくるのだが・・・。生活のリズムは凄いもので、そのペースが崩れると、たちまち、あれ!あれ!あれ!しっかり自分をもって、やることをしっかり決めて生きることなのだと思う。コロナもいつかおさまっていくだろう。しっかり自分を維持しなくてはと思う。「けんじ」ここにありの自負を持つのだ。

 「今」 けんじ
何をしているのだろう
何をしたらいいのだろう
何が大事なのか
  避難しろといわれ
  外出するなと言われ
  会社から離れろと言われる
今考える事は何
生きるとは何
自分の存在とは何
  価値観が変わろうとしている
  取り組み方が変わろうとしている
  何をしたらいいのか
今だからできることは何か
今までしてきたこととは何か
何を変えていけばいいのか
  考える時間が与えられた
  自由に発想する時間が今与えられている
  自由に考える事が

 「光射す」 けんじ
見えない見えない
コロナの影響がどうなっていくのか
確かなことは生活の形がかわっていく
  教育が早急にインターネット化していく
  大きなものが形を変えていく
  生産性をあげることが変化していく
必要なものが必要なだけ
考える事の大事さが見直され
情報をどうコントロールするかだ
  光射す生き方を
  それぞれの場で
  それぞれの工夫で
管理の仕組がどう変わろうが
誰がどう変えていこうが
若い人達の活躍を!!!!

昔、コレラやチフスがあり、死亡率が高かった。昭和末期のインフレから脱皮して、平成が安泰だったと言われている。しかしそうだったのだろうか。日本の家庭が高度成長で住まいがかわった。平成の時代に個人主義が台頭した。男女関係が変わり、親子関係が変わってきていた。昔がいいというのはないが、以前は何か一生懸命に生きてきた。不合理な処もあった。競争も激しかった。その中で勝者は弱者に配慮することを教えられた。今まさに岐路に立たされている。自立、協調、そして助け合いの道へ、どうしていくのか問われている。日本に生まれてよかったという思いが感じられる社会がつづいていくことを願っている。

 

Photos

(画像をクリックすると拡大写真が表示されます)

     
       

(文・写真:横須賀 健治)

 

Comments are closed.

ヨコハマNOW 動画

新横浜公園ランニングパークの紹介動画

 

ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
(動画をみる)

横浜中華街 市場通りの夕景

 

横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
(動画をみる)

Page Top