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絵本から笑本へ(第49回) 絵本作家と、笑顔をつなぐ笑顔な女性たち。
~大野 さと子さん~

by staff on 2020/7/10, 金曜日

連載コラム「絵本から笑本へ」の第4期。

今期では、絵本作家 保科琢音がこれまでにご縁のあった
「笑顔をつなぐ笑顔な女性たち」をご紹介しています。

第4期4回目にご登場は…
タッチケア講師の大野さと子さん

0~3才の子ども達とお母さん達のための乳幼児教室
もやられていたり、タッチケア指導者の育成もされている方。

タッチケアは、赤ちゃんと親とが肌と肌とのふれあいを通して、
親子の絆を深めることが出来るというもの。
他にも、認知症等の高齢者に対してや、
障害児ケアとしても活用されています。

皮膚から直接伝わるタッチの感触や心地よさで、
心と体が癒されます。

さと子さんとの初めての出会いは、

企画されていた障害児とそのお母さん達へ向けた
タッチケア教室に、ぼく達家族が参加したのがきっかけ。

そのときに教えてくださったタッチケアは、
今もぼく達親子のスキンシップのひとつとなっています。

その企画では、さと子さんのお仲間のカメラマンさんもいらして、
家族写真も撮ってくださいました。
それもまた、とても素敵な思い出の写真となっています。

その後、ぼくの絵本作家としての活動に興味をもってくださった
さと子さんと一緒に、イベントを開催させて頂くことになりました。

絵本とタッチケアをかけ合わせたイベント。
イベント当日は100名近い赤ちゃんと子ども達、
お母さん達が集まってくださいました。

集まってくれたほとんどが、
以前にさと子さんのタッチケアイベントに参加されていた方々。
久しぶりに会った大きくなった子ども達と、
笑顔で再会していたのも印象的でしたね。

ぼくも絵本作家として活動するなかで、

子育て中の親御さん達とお話することも多いですし、
障害児や医療ケアが必要な子ども達と交流することもある。
高齢者の施設へ行くことも多いので、
そこで様々なお話を伺うこともあります。

スキンシップやコミュニケーションが大切。

当たり前だし、簡単に聞こえるけど、
安易に考えて、意外とおろそかになっていたりしませんか?

まだまだ意思の疎通が出来ない赤ちゃん。
ときに直接的な会話が難しい子ども達。
世代的、年齢的なギャップがある年上の方々。
…まぁ、あえてこうやって言うととても難しそうですけど(笑)

そこはやっぱり人間同士。
言葉だけじゃなく、身振り手振りだけじゃなく、
ただ、肌と肌がふれ合うだけで心が通うことがある。

そんなことを、
さと子さんは今日も誰かに伝えてくれているんじゃないかな。

今は、日本だけじゃなく世界中で

直接的な接触をさけている時期です。

リモートや通信なんかで、顔を見て会話出来る時代だけれど。
直接ふれ合うことはやっぱり出来ない。

この騒動が収まったときには、
人間は更に今まで以上に、
ふれ合うことを大切に感じるはず。

そのときは、大野さと子さんの出番です!!

大野 さと子さん
(乳幼児教室・乳幼児タッチケア講師)

絵本作家 保科琢音からのご質問

※毎回、登場頂くみなさんへ同じ質問をしていきます。

① 『子どもの頃はどんな子でしたか?』
「お友達とスポーツが大好きで元気な子でした。一方で大人とは話せない(怖い)という面もありました。」

② 『子どもの頃の夢はなんでしたか?』
「夢は自分の部屋を持つこと。狭いお家だったので家の広告や、部屋のインテリア雑誌を買っては眺めていました。」

③ 『これからの夢はなんですか?』
「ママが育児について学び、ママとしての肯定感を高められる心支援プログラムをお届けできるようになりたいです!」

④ 『悩みはありますか?』
「読みたい本、学びたい内容がたくさんあるのに、すぐ睡魔に襲われてしまうこと。ベランダで読んだり立って読んだりしながらどうにか睡魔と戦っています。」

⑤ 『今、一番楽しい事はなんですか?』
「お教室の子どもたちやママの顏を思い浮かべながら、やりたいことを考えノートに書き出したり、仲間とそのことについて語る時間が楽しい。ママやお子さんの笑顔を想像できる時間は何より力が湧いてきます。」

<絵本作家 保科琢音ホームページ>

http://ehonsakka-hoshinatakuo.net/

<絵本作家 保科琢音YouTubeチャンネル>

『笑える絵本ダナ』 https://www.youtube.com/channel/…

(文・イラスト:保科琢音

筆者紹介

絵本作家。紙芝居作家。
公立図書館に10年勤める。
2013年 絵本「あっかんべー」出版。
絵本や紙芝居の創作だけでなく「読絵ん会」という名の読み笑わせ口演を精力的に行っている。
口演場所は計500ヵ所以上。
2017年 ベトナムホーチミンの幼稚園にて口演。
横浜市神奈川区にて開放している、赤ちゃんとお母さんが集える広場「おかげさま亭」プロデューサー。
 
また、絵書家筆之輔(えかきやふでのすけ)の芸名で落語家としても活動。
神奈川県を中心に落語会や落語イベントを開催。
横浜市内の小学校にて落語の授業を数多く担当。
2017年3月小学生60名が出演した「大黒寄席」プロデュース開催。
父親と子ども達による演芸クラブ「背中の集い」企画代表。
毎月定例の落語会として横浜市保土ヶ谷区の「しばた。寄席」。

ヨコハマNOW取材記事
「僕にとっての横浜は「未来へ笑がおをつなぐ街」。絵本作家の保科琢音さん」
http://yokohama-now.jp/home/?p=13904

『読絵ん会(どくえんかい)』の様子を動画でご覧下さい。

 

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