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絵本から笑本へ(第50回) 絵本作家と、笑顔をつなぐ笑顔な女性たち。
~川本 桂子さん~

by staff on 2020/8/10, 月曜日

絵本作家 保科琢音の連載コラム「絵本から笑本へ」の第4期。

絵本作家としてこれまでにご縁のあった「笑顔をつなぐ笑顔な女性たち」を
ご紹介しています。

第4期5回目にご登場は…
小田原市を中心に子育て支援施設で活躍されている、川本桂子さん。

小規模保育施設「ぎんがむら保育園」理事長。
小田原市子育て支援センター「おだぴよ」、「こゆるぎ」、「いずみ」統括責任者。
認可外保育施設「ママちゃんHOUSE」理事長。

これだけ見て頂いても分かるように、
小田原市の地域子育てを大きく支えている方。

川本さんとのご縁は、一昨年の夏から。

ぼくは毎年夏に、小田原市の子育て支援施設を1日でまわる
イベントツアーを開催させてもらっています。

夏の暑い日に、たくさんの絵本と紙芝居をもって、
小田原市中の子育て支援センター、保育園、保育施設を駆け回る。
なかなかハードなイベント(笑)
川本さんにはそんなハードな1日を、いつもご一緒してもらっています。

コロナ過のなかで各自治体が

不要不急の外出自粛等を呼びかけています。

全国の子育て支援施設も数か月の閉所が続いていました。
今現在は、少しずつ緩和されてはきていますが、
数組限定や予約制の導入等、
「気軽に行ける室内の公園」というイメージとは
かけ離れた場所になってしまっているのも事実。

そんな中、小田原市の子育て支援センターでは
イチ早くリモート配信による対応もしていました。

お母さん達へ向けた子育て相談。
スタッフの方達による歌や手遊び。

ぼくも、こんな時期だからこそやれる事があると考え、
川本さんにお願いをし、小田原市の各子育て支援センターで、
絵本と紙芝居の読み笑わせイベントをオンラインで開催させてもらいました。

たくさんの子ども達、お母さん達、親子が参加してくれて嬉しかった。

横浜市の子育て支援施設では、

まだまだリモートやオンラインに対応出来ていない所も多いなかで、
小田原市では施設は勿論、お母さん達受け取る側も、
リモートやオンラインにとても積極的で慣れていた印象を受けました。

横浜市の18区は、施設それぞれで運営管理も違い、対応や対策もバラバラ。

まぁ一概には言えませんが、小田原市という広い市の中に
施設が数カ所しかないからこそ、
もともとリモートやオンラインに慣れていたのもあるのかなと、思います。

横浜市が小田原市より進んでいるなんて事は全くもって感じていませんでしたが、
世の中の急な変化や進化に対策出来ていたのは、
横浜なんかよりも小田原だったと、ぼくは今回の件で実感しました。

川本さんとは年に数回しかお会いしませんが、

毎回濃い1日を一緒に過ごさせて頂いているので、
いつも熱いお話を聞かせてもらいます。

小田原市の子育ての事を、
子ども達の事を、
お母さん達の事を、
親子の事を、
たくさん考え、想い、行動しています。

そんなアツイ川本さん。
ん?いつも会ってるのが夏だからアツイと感じてるのかな?
…いや、そんな事はありません。
本当にアツイ川本さん。
横浜市の皆さんも是非、
小田原市の子育て支援に興味を持ってもらえると嬉しいです。

川本 桂子さん
(有限会社R IV総合研究所取締役)

絵本作家 保科琢音からのご質問

※毎回、登場頂くみなさんへ同じ質問をしていきます。

① 『子どもの頃はどんな子でしたか?』
「とても引っ込み思案で、人にどう思われているか気にする子。教室の端っこの席にポツンと座ってる感じ(笑)」

② 『子どもの頃の夢はなんでしたか?』
「夢は自分の部屋を持つこと。狭いお家だったので家の広告や、部屋のインテリア雑誌を買っては眺めていました。」

③ 『これからの夢はなんですか?』
「地域で子育てにより良い事を提案しながら、子育て支援事業、保育事業、子育てのコミュニティの場をつくっていきたいです。そして、その場は親と子が主体。親子に寄り添うスタッフ達とともに、1人ひとりが幸せになれるような社会にしていきたいです。」

④ 『悩みはありますか?』
「今は悩みはありません。」

⑤ 『今、一番楽しい事はなんですか?』
「親子の笑顔と、スタッフと一緒に仕事をしている時からのー仕事後の夜の晩餐、手づくりのおつまみでビール、ワインを飲む時間。一日中楽しんでます。」

<ぎんがむら保育園>

http://www.gingamura.com/

<絵本作家 保科琢音ホームページ>

http://ehonsakka-hoshinatakuo.net/

<絵本作家 保科琢音YouTubeチャンネル>

『笑える絵本ダナ』 https://www.youtube.com/channel/…

(文・イラスト:保科琢音

筆者紹介

絵本作家。紙芝居作家。
公立図書館に10年勤める。
2013年 絵本「あっかんべー」出版。
絵本や紙芝居の創作だけでなく「読絵ん会」という名の読み笑わせ口演を精力的に行っている。
口演場所は計500ヵ所以上。
2017年 ベトナムホーチミンの幼稚園にて口演。
横浜市神奈川区にて開放している、赤ちゃんとお母さんが集える広場「おかげさま亭」プロデューサー。
 
また、絵書家筆之輔(えかきやふでのすけ)の芸名で落語家としても活動。
神奈川県を中心に落語会や落語イベントを開催。
横浜市内の小学校にて落語の授業を数多く担当。
2017年3月小学生60名が出演した「大黒寄席」プロデュース開催。
父親と子ども達による演芸クラブ「背中の集い」企画代表。
毎月定例の落語会として横浜市保土ヶ谷区の「しばた。寄席」。

ヨコハマNOW取材記事
「僕にとっての横浜は「未来へ笑がおをつなぐ街」。絵本作家の保科琢音さん」
http://yokohama-now.jp/home/?p=13904

『読絵ん会(どくえんかい)』の様子を動画でご覧下さい。

 

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ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
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横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
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