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早苗ネネ エッセイ ONENESS LOVE #01

by staff on 2020/10/10, 土曜日

 

最近、毎朝オレンジを一つ 絞って飲んでいる。
スーパーでオレンジを購入した日は ボールに水を張って 5個、一袋のオレンジを一晩中浸しておく。これは最近友人の勧めで購入した素粒水という水道浄化フィルターで農薬なども取れるのかしら?とちょっと試しに始めた実験みたいなものだったのが、翌朝浸したオレンジの表層を見て衝撃的だったために、ずっと続けるようになってしまった。

そのオレンジはオーストラリア産。きっとどこのスーパーにも売っている一番安くて大量に仕入れされている果物なんだと思う。そのオレンジを半分に切って昔からあるレモン絞り器に押し当ててギュッとひねる。小さめのカクテルグラスに入れて。
毎朝の その一日と、自分の人生と,オレンジジュースに乾杯する。
それが最近の儀式になってしまった。

最初の頃はただ。グラスの中の果汁をそのまま、キッチンの流しに寄りかかってさっと飲んでいたのだけど。ある日それが、突然私の口から出た言葉によって、私自身の中で、とても深い気づきを喚起され、自分の身体にも、オレンジにも良い祝福と変わってしまったのだ。

ほんの少しの果汁を口に含むときに自然に洩れた言葉。「ようこそ! 私の内宇宙へ!」

このオレンジは、はるばる遠いオーストラリアから過酷な長い旅をして私のもとにやってきた。きっと沢山の人の口に入るように大量生産システムによって、巨大な畑で化学肥料で育てられて、虫などが付いたり 病気にならないように農薬もふんだんに使われて育てられてきた。収穫の後は 過酷な長旅に耐えられるように防腐剤もたっぷり振りかけられて。日本に着けばついたで、見栄えをよくするためにワックスをかけられる。

私が一晩水に浸けて驚愕したオレンジの表層は そのワックスが溶けて、表に出て来た真っ白な防腐剤?の色をしたオレンジだった。そしてそれを私は又水で洗って白い薬品をぬぐって半分に切る。そのオレンジの体験してきたプロセスがまるで自分が体験したことのように瞬時に理解できてしまった私は、そのオレンジがへとへとでオレンジの精分なども殆ど瀕死状態で私のキッチンにやってきたことに、胸が締め付けられるほどの愛おしさを感じてしまったのだ。

人に食べられる! という目的を持って作られたオレンジ。
最後にやっぱり労って、祝福してあげたい。「ようこそ! 私の体内へ」

カクテルグラスに入ったほんの少しのオレンジ果汁・の目的はここで一つの完結をむかえるけど、オレンジのエッセンスは 今度は私の体内で 新たな旅が始まる。
私の血や肉となって細胞に様々な情報を伝えてくれるのだ。
一つのドラマが終わりを迎えて、新たなドラマが始まりまたそれが続いてゆくように。
そんなイノチのつらなりが地球を廻っている。ハッピーエンドのオレンジ物語は又きっと私の体の中で明るく蘇って、新たなハッピーエンドのプロセスを廻っていってほしい。
惑星地球と言う大きな生命体の中で私たちは生きている、それはひとつらなりのイノチの連鎖が複雑に絡み合ってお互いが影響し合い、成長拡大を遂げてゆく。この現代文明が一つの発展のピークを終えて徐々に衰退に向かい、現在は新たな価値観の文明へと変容の必要に直面している。それは今までのような国と国が境界線を張って分離した世界観から全員が、宇宙船地球号の乗り組み員だという人類一般通念の共有の中で育まれるものだと私は確信している。既に自分達だけがうまく生きていければそれでOKと言う矮小な世界観や概念を脱ぎ去って行くプロセスが始まっている。八百万の神々とは自分たちの事。

自分がこの宇宙と言う大きな神の身体の、小さな細胞の一つだと認識して、どんな細胞で在りたいのか、創造の一片として生きてゆく時代の入り口に立っている人類。
私達一人一人が新しい地球への創造を担っている。
ひとつらなりのイノチ  ようこそ! ワンネスLOVEへ 秋分の波動の中で

(早苗ネネ♪)

 

迎春

 

ネネグースプロジェクト(Nene Goose Project)を立ち上げました

日本古来の大和ことばで綴られた和歌を現代の調べにのせて歌う「和歌うた」。私 早苗ネネはもう20年近くこの「和歌うた」を歌い続けています。お蔭様で、じゅん&ネネと共に「和歌うた」は私のアーティスト活動の中心軸となり、多くの方々からご支援を賜り各地で和歌うたライブを開かせて頂いております。

この度立ち上げたネネグースプロジェクト(Nene Goose Project)は、「和歌うた」とHULAや太極拳などの異文化や全国に受け継がれている伝統文化とのコラボレーションをはかります。世界の民族が持つ固有の文化とその文化の根底にある言霊が「和歌うた」と融合することで生まれる新しい表現をみんなで共有する取り組みです。

「和歌うた」のライブは歌い手と聴き手という構図です。ライブ会場はみんなで一体になって盛り上がりますが、歌い手と聴き手という構図は否めないものがありました。ネネグースプロジェクト(Nene Goose Project)ではワークショップ形式で参加して下さったみなさんと一緒に作品を作り上げていきたいと考えております。みんなで作った作品にはみんなの愛情が込められています。出来上がった作品はみなさんの元気の源の一助になることでしょう。

ネネグースプロジェクト(Nene Goose Project)Official Website:
nenegoose.love

 

三十六歌仙CDアルバムによせて

 

10代の頃、じゅん&ネネのネネとして歌っていた時、多くの方から「北の政所のねね様と同じ名前ですね」と言われ、歴史上に残る方と同じ名前を頂いた事で直ぐに覚えて頂き、良い事が沢山ありました。時が経ち、50歳を過ぎた頃にやっと自分のライフワークを見つけ、「和歌うた」を歌い続けて13年程に成りますが2014年の京都高台寺音楽祭に出演させて頂いた折に、三十六歌仙が高台寺様に遺されているのを知りました。その時にぜひ三十六歌仙にメロディーを付けて同じ名前のねね様に奉納したいとの思いを抱き、2015年9月6日、ねね様のご命日に発表させて頂く事に成りました。

和歌のアルバムとしては10年ぶりでやっと二枚目アルバムです。一枚目のアルバム「花のいろは」は蟠龍寺スタジオの仲間に助けられて生まれました。そして今回のアルバムも製作費は今まで私の和歌うたを聞いて応援して下さった方々のご支援で賄われています。暗中模索と無我夢中で今までよろよろと歩いてきましたが、そんな私を支えてくれる大きな愛情に気が付いて、なんて幸せ者なのかしらと思います。有難うございます。これからも自分の道を信じて歩いてゆきます。

早苗ネネ/京都・高台寺 北の政所・ねねさまに捧げる三十六歌仙 『和歌うた』CDアルバムは、 Amazon で販売しております。

 

早苗ネネさん 和歌うたLIVE

 

早苗ネネさん プロフィール

木々や鳥や魚や精霊…人間以外の存在達との交流が当り前に語れるくらい、いのちのひろがりに気づくと、共に生きている喜びや、苦しみや悲しみにもナイーブになる。

心と野生がひとつながりになると……こんな風に人は年を重ねられる。ひとりひとり、ユニークにもっと自分になれる。

早苗 Nene さんは、そういう人生の先駆者です。 感性を解放しながら、40代で高校生に仲間入り卒業後、マウイのカレッジに留学中、突然半生記が受賞しました。

そんな新たなシーズンを迎えて、今エッセンスを分かち合いたい。

<天性の歌い手>というだけでなく、その存在感、溢れる活性のバイブレーションは、光のシャワーのよう。彼女と語り歌い、魂の成長を旅している現在の、自分の位置を確かめてみませんか?

早苗ネネさんHP

 

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ヨコハマNOW 動画

新横浜公園ランニングパークの紹介動画

 

ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
(動画をみる)

横浜中華街 市場通りの夕景

 

横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
(動画をみる)

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