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栄冠は君に輝く

by staff on 2020/12/10, 木曜日

 

あっという間に、2020年も残りわずかになりました。
今年は新型コロナウイルスに始まって・・世界的に大流行して世界史に残る年になりました。

私も「ともの現場」で何度か、新型コロナウィルスを取り上げました。
収束はワクチンができるまでと言われていますが、その時期も定かではありません。

免疫力を高めるためには、「ストレス」をためないようにすることが重要だそうで。
2020年最後の「ともの現場」では、私の元気の源になっているお気に入りの一曲を紹介したいと思います。

それは「栄冠が君に輝く」です。
今年4月からのNHKの「連続テレビ小説」は、作曲家古関裕而夫妻のお話でした。
古関裕而氏は数多くの名曲を残しました。その中でも全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠が君に輝く」は、日本国民の多くが(歌えなくても)知っている)曲だと思います。
私と「栄冠は君に輝く」の出会いは、秋田県立秋田高校に入学したときでした。
秋田高校は進学校でしたが文武両道の学校で、私が高校2年在学中の1973年にも甲子園に出場して、元阪神タイガース監督の岡田氏がいた北陽高校に1対0で負けたのを鮮明に覚えています。

そんな学校ですからバンカラ応援団がいて、新入生は校歌とともに応援歌(野球部ラグビー部など部ごとにあった)の練習をさせられました。その中になぜか「栄冠は君に輝く」もあったのです。最初は難しい節回しと難しい歌詞に戸惑いましたが、歌っているうちに元気になるこの曲が大好きになりました。高校野球とは関係なく、家でも一人で歌って自分への応援歌にしていました。

後にこの曲が5000を超える応募から選ばれた詩であることや、作者は右足切断によって野球を断念したプロの文筆家の加賀大介氏であることを知りました。
三番の歌詞「みどり濃きしゅろの葉かざす 感激をまぶたにえがけ」の意味が分からなくて、家にあった百科事典(50年くらい前はどこの家にもありましたよね)で調べたものです。しゅろの葉は古代オリンピックで勝者に送られていたものだと知りました。
今だったら「ググってGoogleで調べて」すぐわかりますね。(苦笑)

「エール」では、伊藤久男をモデルにした山崎育三郎が、マウンドの上でアカペラで歌いました。感動的な歌声でした。彼は、後にNHKの「SONGS」(歌番組)で「甲子園大会が開催されなかった年だからこそ、全国の球児たちを思い心をこめて歌った」と語っていました。

「栄冠は君に輝く」は、高校球児に対する賛辞の歌として認識されてきましたが、これからは頑張る人たちへの応援歌として歌い継がれていく名曲だと思います。

来年(2021年)は、甲子園球場で流れる「栄冠は君に輝く」を期待しましょう!!

 

 

 

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