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俳句を始めて三年たちました

by staff on 2021/2/10, 水曜日

 

今年初めての「ともの現場」です。
本年もよろしくお願いいたします。

2017年の夏から、大学同窓会横浜支部の先輩方がやっている俳句会に参加させていただくようになりました。

俳句会は第四金曜日の午後に会場を借りて開催されているので、私は投稿だけの参加になります。

毎月、季語にもとづいてお題が出され、そのお題を二句含む五句を提出することになっています。

俳句会では、会員から提出された無記名の俳句に、点を入れていきます。

会員の中には、全国紙の俳句欄に何度も当選されているような上級者がいらして、その方々を中心に提出した俳句を修正していきます。

昨年からのコロナ禍で、現在はオンライン句会が開催されています。
高齢の先輩方が、一生懸命練習してZoomでの句会が実現しました。
やる気があれば何でもできる、の見本ですね。

参加当初、私の句はどなたにも点をいれてもらえず、毎月修正されるばかりで自分の不甲斐なさにめげるときもありました。

ところが・・・
「石の上にも三年」とはよく言ったものです。
あきらめずに続けてきたせいか、だんだん俳句の奥深さが分かってきたような気がします。というのは、ここ一年くらい、私が点を入れる句は、他の方が点を入れる句と同じになってきたのです。いいと思うツボが同じになってきたんだと自画自賛して、ほくそ笑んでおりました。

嬉しいことに、12月と1月の句会では、私の2句に点がはいりました。
それも複数の方に選んでいただけるようになったのです。
万年劣等生だった私には、これはかなり嬉しい出来事ですよ!!

三年前、俳句を始めますと伝えた私の人生の師匠から「俳句は想像力(絵)と作文」「日常生活であっと感じた瞬間の印象を書き留めろ」と激励のメールを頂戴しました。

句作するときは、いつもこの言葉を思い出しています。

今回の「ともの現場」では、猿もなんとかの気分で(私は申年です)、
点を入れていただいた私の俳句をご披露いたします。
(句会で先輩方に修正していただきました)

—秩父路や滝も木立も大氷柱—
奥秩父の小鹿野町では滝に人工的に氷柱を作って観光スポットにしています。
それは壮大な眺めで寒さも吹き飛びます。

—冬の月仰ぎて長湯露天風呂—
冬の夜、露天風呂で月を見ているとリラックスして長湯になってしまいます。

—夜回りに懐炉を貼りてはせ参じ—
町内会の夜回りに担当者が急に足りなくなって呼び出され、
懐炉を貼って参加したときのことです。

—氷川丸鎖に並ぶゆりかもめ—
山下公園にある氷川丸がつながれている鎖には、すごい数のゆりかもめが止まっていて、
大勢の人がその風景を写真に撮っています。

俳句を始めてから、日常生活の気づきを書き留めておくために毎日の日記(まとめて書くときもありますが)も続けられるようになりました。

私たちの祖先が残してくれた、素晴らしい伝統文化である「俳句」を
今年も頑張って続けていきます。

 

 

 

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