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早苗ネネ エッセイ ONENESS LOVE #06

by staff on 2021/3/10, 水曜日

 

めっきり春めいてきました。3月、弥生と呼ばれる季節の始まりです。日本には今でも和暦や、旧暦が使われていて天皇が代わると、年号も変わります。地方の町役場では昨年ぐらいまではまだ(平成)と書かれた記入用紙が残っていました。西洋文明に影響されていた若い時は和暦なんてめんどうくさい、無くてもいいのでは?と思っていた私ですが、今、このアセンション時代に向けて、日本の国が西洋のグレゴリオ暦以外の固有の暦を、ちゃんと使っている事の必然というか、重要さをひしひしと感じます。グレゴリオ暦だけで一年が統一されている文化圏の中で時空間の固定観念から抜け出ることは結構大変だと思えるからです。

朝9時から夕5時までの労働時間の決まり。その上に重なる一週間の時間軸、又その上に一か月単位での時間軸がかぶり。幾重にも重なってがっちりと固定されたようなローテーションに身体も思考も慣れてしまうとなかなか月の満ち欠けや天体の大きなうねりの様な目に見えない波を肌で感じ取ることが難しそうな気がします。10年ほど前に文部科学省のデーターで太陽が沈んでゆく所を見た事がない子供が43%もいるという記事がありました。携帯文化が進んで今はもっと多いでしょう。アセンションにはもう一度縄文時代のように、宇宙のリズムに同調してゆく必要を感じますが、果たしてどのくらいの人が体感できるのかしら。日本人は真面目で几帳面で時間に対しても正確さを求めます。新幹線で3分遅れて東京駅に着いた時には、アナウンスで謝意を告げる。それが普通の国民性です。その分とても繊細な感性があるのでどこかで波調が合ったら意外と早くアセンション軌道に乘って行けると私は確信しています。

宇宙物理学の父と言われるアインシュタインの相対性理論は約百年前に発表されましたが一般的にとても難しい理論、と思われています。その理由は常識として組み込まれている思考経路が一番のネックになっているそうです。要は、時空間が人それぞれによって違う!という事で、例えば電車を待っている時の10分間はなにもしないでただ待っていればとても長く感じるけど、携帯で友人とのメールをチェックしながら待つ10分間はあっという間だったりします。人はそれぞれ、自分だけの時空感覚があって “時間や空間は万国共通な絶対的なものではない”。それらの定義や場の違いなど相対的な問題をE=mc2と言う計算式で表しているそうですが、アインシュタインさんは「常識とは18歳までに身に着けた偏見のコレクションに過ぎない」と言う言葉を残しています。

アセンションへのプロセスは
昔 天動説(地球が宇宙の中心だとの常識)から現在の常識、地動説を受け入れた時と同じくらいの変容が必要です。慶長五年(1600年)に地動説を唱えて火あぶり刑になったジョルダーノブルーノさんやその後裁判で死刑だと言われて いったん地動説を引っ込めて生き伸びたガリレオさん等、命懸けで新しい事実を主張する時代はもう終わったと思いますが、今はまさに経済優先の資本主義社会が新たな価値観、世界観にとって代わられる時期に来ていて欧米、特にアメリカ社会は新旧の2極化の波で大変だと思います。

私が芸能界に入った頃は1960年前半。ちょうどテレビが白黒からカラーに変ってお茶の間を独占していたTV黄金時代の時でした。経済成長が一番伸びていた時期です。それから50年が過ぎた2021年の現在も、TVメディアは日本人の情報ソースの供給元として主流を占めています。最近はネットでの情報供給が増えていますが国民が信頼を置くのはまだ大手マスコミのテレビや新聞の情報だと思います。私達は、仕事が終わって家に帰り無意識のまま習慣的にテレビをつけます。そして殆ど寝る時までお茶の間でそのテレビは消されることはありません。

半世紀前までは
静寂の中で聞く自分の内側にある音や、遠くで聞こえる列車が通過する気配。部屋の窓から見える空に浮かぶ雲のゆったりとした流れ。刻々と表情を変える夕暮れ時の部屋の陰影等が日本人の五感を満たしていました。五感とは視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚の事です。その五感の視覚と聴覚の二つを同時に使うテレビの音と映像に50年間、私達は毎日数時間、浸されてきました。50年間です。

これから来るであろうアセンションへと続く過程の中で、私達は今までの五感を超えてその先の第六感から届く直感や 第三の目と言われる松果体の働き、ヨガのチャクラとして一般的にも認識されている7つの体内エネルギーの関所のような中枢など、それら見る事が出来無い感覚器官を研ぎ澄ませて行く必要があります。煩雑なバラエティ番組の司会者達の面白話題に、個々の内宇宙に広がる独自の時空感覚が摩耗していませんか?

世界の現実は私たち一人一人の意識が集まって凝縮した集合意識から生まれてゆきます。

明治維新は最初に脱藩した 世間的には不良? 外道? と悪口を言われていた半端者たちが、自分の村から、藩から、江戸幕府の体制に異を唱えてそのシステムからいち早く抜け出た人々が新しい時代を作っていきました。そして彼らの意識や考え方が主流になった時に、日本民族の集合意識は明治維新に移行したのだと思います。

私は、アセンションは必ず来る! と思っています。そのアセンションで一番ハードルとなるのは自分たちの血肉となってしまった既成概念を作り出している情報網。世の中とはこういうものだ、という刷り込み。現代の既成概念の根底にある「弱肉強食」勝者と敗者の2元論的固定観念等、今まで当然だと思われていたそれらの社会通念の服を一度脱いでみる必要があります。

大手のメディアや新聞が作り出すマトリックス(共通概念の網基盤)から抜け出すこと、そして日常のルーティーンとなっているカレンダーから始まり幾重にも重なり合って強化されてゆく、日常生活の動的なマトリックス(無意識の網基盤)の外に自分の視点を置く事。これがとても大事だと思います。

私たち日本人は調和を最も大切にする、繊細で柔軟で受容性にあふれた国民です。これからのシフトチェンジに全世界が揺れる時、誰もパニックや暴動等は起きてほしくありません。新たな国産み(星産みですね)には 日本人の特性 調和と穏やかで繊細な国民性は世界が大揺れの時に地球の中心を安定させる上でとても大切な要素だと思っています。全ての人類にとって喜ばしい、新しい希望の世界観が 健やかに安産で生まれますように。そしてそのあとの必然として 人類は新しい地球にアセンション(次元上昇)します。

(早苗ネネ♪)

 

迎春

 

ネネグースプロジェクト(Nene Goose Project)を立ち上げました

日本古来の大和ことばで綴られた和歌を現代の調べにのせて歌う「和歌うた」。私 早苗ネネはもう20年近くこの「和歌うた」を歌い続けています。お蔭様で、じゅん&ネネと共に「和歌うた」は私のアーティスト活動の中心軸となり、多くの方々からご支援を賜り各地で和歌うたライブを開かせて頂いております。

この度立ち上げたネネグースプロジェクト(Nene Goose Project)は、「和歌うた」とHULAや太極拳などの異文化や全国に受け継がれている伝統文化とのコラボレーションをはかります。世界の民族が持つ固有の文化とその文化の根底にある言霊が「和歌うた」と融合することで生まれる新しい表現をみんなで共有する取り組みです。

「和歌うた」のライブは歌い手と聴き手という構図です。ライブ会場はみんなで一体になって盛り上がりますが、歌い手と聴き手という構図は否めないものがありました。ネネグースプロジェクト(Nene Goose Project)ではワークショップ形式で参加して下さったみなさんと一緒に作品を作り上げていきたいと考えております。みんなで作った作品にはみんなの愛情が込められています。出来上がった作品はみなさんの元気の源の一助になることでしょう。

ネネグースプロジェクト(Nene Goose Project)Official Website:
nenegoose.love

 

三十六歌仙CDアルバムによせて

 

10代の頃、じゅん&ネネのネネとして歌っていた時、多くの方から「北の政所のねね様と同じ名前ですね」と言われ、歴史上に残る方と同じ名前を頂いた事で直ぐに覚えて頂き、良い事が沢山ありました。時が経ち、50歳を過ぎた頃にやっと自分のライフワークを見つけ、「和歌うた」を歌い続けて13年程に成りますが2014年の京都高台寺音楽祭に出演させて頂いた折に、三十六歌仙が高台寺様に遺されているのを知りました。その時にぜひ三十六歌仙にメロディーを付けて同じ名前のねね様に奉納したいとの思いを抱き、2015年9月6日、ねね様のご命日に発表させて頂く事に成りました。

和歌のアルバムとしては10年ぶりでやっと二枚目アルバムです。一枚目のアルバム「花のいろは」は蟠龍寺スタジオの仲間に助けられて生まれました。そして今回のアルバムも製作費は今まで私の和歌うたを聞いて応援して下さった方々のご支援で賄われています。暗中模索と無我夢中で今までよろよろと歩いてきましたが、そんな私を支えてくれる大きな愛情に気が付いて、なんて幸せ者なのかしらと思います。有難うございます。これからも自分の道を信じて歩いてゆきます。

早苗ネネ/京都・高台寺 北の政所・ねねさまに捧げる三十六歌仙 『和歌うた』CDアルバムは、 Amazon で販売しております。

 

早苗ネネさん 和歌うたLIVE

 

早苗ネネさん プロフィール

木々や鳥や魚や精霊…人間以外の存在達との交流が当り前に語れるくらい、いのちのひろがりに気づくと、共に生きている喜びや、苦しみや悲しみにもナイーブになる。

心と野生がひとつながりになると……こんな風に人は年を重ねられる。ひとりひとり、ユニークにもっと自分になれる。

早苗 Nene さんは、そういう人生の先駆者です。 感性を解放しながら、40代で高校生に仲間入り卒業後、マウイのカレッジに留学中、突然半生記が受賞しました。

そんな新たなシーズンを迎えて、今エッセンスを分かち合いたい。

<天性の歌い手>というだけでなく、その存在感、溢れる活性のバイブレーションは、光のシャワーのよう。彼女と語り歌い、魂の成長を旅している現在の、自分の位置を確かめてみませんか?

早苗ネネさんHP

 

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ヨコハマNOW 動画

新横浜公園ランニングパークの紹介動画

 

ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
(動画をみる)

横浜中華街 市場通りの夕景

 

横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
(動画をみる)

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