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チャレンジ(第31回) 楽しい!をつくっちゃおう(前編)

by staff on 2021/3/10, 水曜日

楽しい!をつくっちゃおう(前編)

こんにちは。C.P.FACTORYディレクターの平安山美春です。卒業式の季節になりましたね。うちの次女も中学を卒業して4月からは晴れて高校生となります。長女と同様、自分が行きたいと思った高校に入学することができたので、楽しい高校生活を送って欲しいと思っています。

そう!楽しいって大事ですよね。私は割と何でも楽しんで過ごせるタイプですが、今回は楽しいをつくっちゃおう!というお話です。

「きっかけはレモネードスタンド」
数年前から同じ西区内で見かけていた「レモネードスタンド」。娘たちと同じ小学校の児童が自主的に開催していると知っていたのですが、私の娘たちとは学年が違うのでなかなか声を掛けることがなかったのですが、昨年、思い切ってSNSを通じて連絡をさせてもらいました。

一般社団法人みんなのレモネードの会(https://minnanolemonade.jimdofree.com/)代表の榮島さんとお会いして話をしていると、なんと!子どもたちは幼稚園も一緒だったことが判明!現在は子どもが同じ中学校に通う保護者同士でした。

「小児がんの子どもたち」
みんなのレモネードの会さんでは「小児がんのことをもっと知ってほしい」「患児や患児家族で繋がりたい」と、小児がん啓発活動、患児やその家族の交流会などを開催されています。
https://soar-world.com/2019/08/29/shiroeishima/(レモネードスタンドの様子soarより抜粋)

私の身近には小児がんの子どもがいなかったので、詳しく理解していませんでしたが、榮島さんから小さい子どもたちの闘病の様子を聞いていたら、子どもも、親も、そのきょうだい児さんたちもとても大変な時間を過ごしていると気が付きました。更に、入院中のベッドや壁を自分のお部屋のように飾ると聞いて、子どもたちが入院中の病室を飾れて、それを自分で作れるキットをプレゼントできないかと思いたちました。

「ハートの循環を」
そう、プレゼントできないかと思ったんです。辛い思いをしている家族に購入してもらうのはちょっと違うなぁと思って、いつも私の活動をさせてくれているD-Planning(https://dplan-office.com/)さんと(株)高野商店(https://coolstore.jp/)さんに相談してみたところ、快く協力してくださることになりました。
幸せにゃんこプロジェクトでねこのび屋さん(http://mika-nekonobi.com/)が提案してくださった「ハートの循環」。今回もそれに習って、協賛企業さんの暖かい気持ちを障がい者施設経由で小児がんの子どもたちへ届けたい。とりあえずやってみよう!ということで、2020年2月15日の小児がんデーに合わせてガーランドプレゼントを企画しました。(企画は終了しております)

障がい者施設でのサンプル作りから始まり、協賛企業さんとのやり取りやチラシ作成は私。みんなのレモネードの会さんにはサンプルや申込フォーム作成のアドバイスをいただき、病院やお知り合いへの宣伝をお願いしました。

今までも障がい者施設で作ってきたガーランドですが、全体の質を上げるべく、病院へ送ることも考え、革の毛羽立ちをしっかり取ったり、郵送するために厚みを出さないように空気を抜きながら封を閉じるなど、新しい作業も発生しました。

もちろん私たちが絶対に忘れてはいけない「かっこいいもの」を作ること。今回は子どもたちに送るのでカラフルで可愛いと感じてもらえるように紐は毛糸と糸の2本取りにして、ガーランドや紐がカラフルに見えるラッピングにしてみました。そして一番重要な、ワクワク感や作った感がでるように、プラスティックの針を使ってガーランドに毛糸を通すものにしました。これがあるだけで随分見栄えが違う! と自画自賛でございます(笑)

障がい者施設の作業を進めながら応募を開始してドキドキ待っていましたが、1件目の応募が入った時は涙が出ました。
2週間の短い期間での応募でしたが、じわじわと応募があり50セット全てプレゼントすることができました。
受け取ったかたからThankYouメッセージをいただいています。現在まとめ中なので、その様子はまた次回お伝えしたいと思います。

次回は「楽しいをつくっちゃおう!(後編)」です 

(第31回了)

筆者紹介

 
本 名 平安山 美春(へんざん みはる)
略 歴 1973年横浜生まれ。
高校時代に米国イリノイ州立ネーパービルノース高等学校に留学し、本場のアートと最先端のコンピューター技術を学ぶ。
 
帰国後、東京工芸大学 画像工学科(現メディア画像工学科)にて色彩画像工学を学び、卒業後、画像加工技術を活かしたグラフィックデザイナー兼DTPディレクターとして制作会社に勤務。
 
2003年長女出産を機に退職、フリーで活動を始める。
Photoshop歴25年。2児の母。
 
現在は、DTPやWEB関係の制作や解析業務、ワークショップ形式を用いた様々な講座やイベントを主催する傍ら、自分の技術を福祉の役に立てたいと考え、精神障がい者が作る自主製品のアートディレクションなども手掛けている。

 

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