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ダイヤモンド婚式を知っていますか?

by staff on 2021/4/10, 土曜日

 

結婚記念日では、25周年の銀婚式と50周年の金婚式が有名ですが、60周年をダイヤモンド婚式と言います。

これは2021年2月22日に、お二人ともお元気でダイヤモンド婚式を迎えられた遠藤ご夫妻の“ちょっといい”お話です。

遠藤ご夫妻については、2019年12月号の「ヨコハマこの人」に「元気いっぱいのシニアアスリートご夫婦 遠藤靖信・正子さん」として掲載しています。
https://yokohama-now.jp/home/?p=19326

2月のある日、うちの主人の携帯に遠藤さんのご主人から電話がかかってきました。

「2月22日にダイヤモンド婚式を迎えるが、妻には内緒でラジオ体操会場でお祝いをするが、カメラマンとして協力してほしい。これは妻には絶対に内緒しておいてね・・・」というものでした。

2月22日の当日、毎朝恒例の根岸森林公園でのラジオ体操の後、リーダーから「皆さん・・これから遠藤ご夫妻のダイヤモンド婚式を行いますので、参加できる方は残ってください・」と言われました。

早速、有志一同が一生懸命練習した手話と合唱を披露して、お祝いの儀式が始まりました。

みんなが見ている前で、ご主人から奥様へのプレゼント贈呈が行われました。
何をプレゼントするのだろう・・とワクワクしてみていると、まず奥様に白いベールをかぶせました。そしてダイヤモンド(?)の大きな指輪を指にはめたのです。

60年間連れ添った妻のために、ご主人が考えた大イベントでした。

 

本当に何も知らなかった正子さんは、びっくりを通り越して、何が起きたのという顔をしていましたが、ご主人の想いが伝わってか、満面の笑みを浮かべて嬉しさいっぱいのご様子でした。

円陣になって見守っていたラジオ体操の仲間たちも大感激で、私は思わず涙ぐんでしまいました。60周年目の結婚記念日をこんなに素敵に迎えられるご夫婦は、そんなにいないのではないでしょうか。

遠藤さんはお子様たちにも、何も言っていなかったのですが、一緒に100円ショップにベールと指輪を買いに行った、お嬢様から弟さんに伝わって、お子様たちもご夫婦で木の陰からこそっりイベントを見ておられました。そして、イベントが終わった頃に登場されました。

後で伺うと、結婚式を挙げたときは若くてお金がなく、ウェディングドレスを着せてあげることができなかったから、ダイヤモンド婚式のときは、せめてベールをかぶせてあげたかったと仰っていました。

遠藤ご夫妻の深い深い絆と、ご主人の目論見を見事に演出してくれたラジオ体操の仲間たちに乾杯です。

 

遠藤ご夫妻は、結婚75周年のプラチナ婚式を目指すということですので、次回のイベントにも必ず参加させていたきますね。

ダイヤモンド婚式のお祝いにプレゼントした「桜」(湖上の舞)盆栽が
見事に開花したので、お花見にご自宅に伺ったときのお写真です。
仲良しのお二人の雰囲気が出ていますよね。

 

 

 

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