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チョークアートとわたし #02 思いの強い作品

by staff on 2021/8/10, 火曜日

思いの強い作品

こんにちは。
今回は、私にとって思いの強い作品をご紹介させていただきますね。

2008年にみなとみらいで開催されたチョークアート展のテーマは確か「Chalk art Zoo」だったと記憶しています。私は昔から動物が好きだったので、このテーマにはワクワクすると同時に、どの動物を描こうかと悩むこととなりました。当然、当時飼っていたワンコを描くことも頭によぎりましたが、どうせならあまり描くことのない動物をこの機会に描いてみよう!と思いました。

その頃、日本テレビで放映させているTOKIOの番組「鉄腕ダッシュ」が好きで毎週のように見ていました。もちろん今もですよ!笑 特にその中でも「ダッシュ村」というコーナーがお気に入りでした。ダッシュ村には北登という名の柴犬のほかにも八木橋という名前の雄ヤギが飼われていました。その八木橋がお嫁さんをもらうことになり雌ヤギが加わり子どもが生まれたりと、どんどん増えていきます。この八木橋一家のストーリーを番組を通して見て楽しんでいました。もちろん、子ヤギ誕生の喜びだけでなく、なかには誕生から間もなくして亡くなってしまう子ヤギもいたり、リアルな現実も放映されていました。

このようにブラウン管を通して見ていたダッシュ村ですが、実は毎年のように行っていた福島県浪江町にあるという噂を当時浪江町に住んでいた親戚から聞いたのは、もう12年ほど前になります。聞いた時はとても驚きました。ダッシュ村が浪江町にあるというのは東日本大震災を機に明らかになりましたが、その当時はまだ何処にあるのか全く分からなかったからです。なので、驚きと共にとても身近に感じて嬉しくなったのを覚えています。

さて、もちろんダッシュ村が浪江町にある事など露ほども知らずに八木橋一家を描くことに決めた私は、番組のサイトから写真を見つけ、三匹のヤギの写真を参考にしながら自分なりの八木橋一家をチョークアートで描いてみました。そして2008年のチョークアート展に出展させていただきました。それがこちらの絵です。中央にいるのが八木橋です。このような経緯もあるため、この絵は私にとって思いの強い作品になりました。A3サイズ。

私にとって思いの強い作品

今回、このエッセイを書くために当時参考に見ていたサイトを探してみたところ、まだ存在していました。
https://www.ntv.co.jp/dash/village/index_fl_diary.html

こちらには八木橋一家の家系図も紹介されています。残念ながら、八木橋や他の殆どの家族はもうこの世にはいませんが、お時間がある時にでもご覧になってみてくださいね。

(衣山裕見子♪)

 

衣山裕見子さん プロフィール

チョークアート アーティスト衣山裕見子さん
 
チョークアート アーティスト
衣山裕見子さん
 
お名前 衣山 裕見子(きぬやま ゆみこ)
お生まれ 1968年 東京都練馬区
お住まい 横浜市神奈川区
ご家族 夫・犬
お仕事 ・ナミナミチョークアートスタジオ
・一級インストラクター講師
・看板&壁画etc.アート製作
HP https://naminami-studio.com/
趣味 犬と散歩

 

 

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