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絵本から笑本へ(第64回) 絵本作家と、笑顔をつなぐ笑顔な女性たち。
~寳川 雅子さん~

by staff on 2021/10/10, 日曜日

絵本作家 保科琢音の連載コラム「絵本から笑本へ」の第4期

絵本作家としてこれまでにご縁のあった
「笑顔をつなぐ笑顔な女性たち」をご紹介しています。

第4期19回目にご登場頂くのは…
鎌倉女子大学短期大学部准教授の寳川雅子(ほうかわまさこ)さん

ぼくが保土ケ谷区の子育て支援拠点で

毎月開催しているイベントがあります。

『絵本作家 保科琢音と12人のお父さん達』

毎回様々なお仕事や活動をされてるお父さんにご登場頂き、
ぼくとの対談形式で育児の話や仕事の話、
家族や夫婦の話なんかをザックバランにお話してもらう
という企画。

有難い事に今年で4年も続いています。

寳川さんとの出会いは、
その子育て支援拠点でのイベントに
参加してくださった時からはじまります。

寳川さんの主なお仕事は大学の先生。

保育や育児、子育て支援がご専門。
子育てに関する論文もいくつか書かれています。

他にも保育者への研修講師。
保育園や保育所の運営委員。
絵本と保育を絡めた研究もされていたり。

はじめて会った時から色々共通する話題も多く
話が盛りあがったのを覚えています。

大学の先生ですし、ここからは
寳川先生とお呼びします(笑)

寳川先生とは色々なお話をしてきましたが、
なかてもじっくりとお話を伺ったのは
ベトナムの孤児院のお話。

ぼくが今年仲間たちと新しく設立した

出版社ラフコネクト
ラフコネクトでは絵本の製本を全て
ベトナムで行っています。

そんな関係もあり、
今後、出版社としてもベトナムでの活動も増やしていきたい。
出版社としてベトナムでやれる事はないだろうか。

そんな事を考えているとき、寳川先生が
ベトナムの孤児院と交流している事を思い出しました。

そこで、改めてお話を聞く事に。

ベトナムの孤児院と日本の乳児院

ぼく自身も何度かベトナムへ行った事もありますし。
日本の乳児院でも何度も口演させて頂いた事もあります。

ある程度知っているつもりになっていましたが…
寳川先生から伺ったお話の中には
やはりと言うべきか、
まだまだ知らない事が本当に多くありました。

当初はただ単純にベトナムの子ども達へ
絵本を届ける事を考えていたぼく達ですが、
絵本を届ける前にまずは
「紙の大切さ」を教える事も重要だ
というお話は、
特に心に響きました。

当たり前の事すぎて見過ごしていた事に
気づかされた瞬間でした。

日本のみならず、アジアの子ども達の笑顔を
守り伝えていく活動をされている寳川先生。

今後も、引き続き色々と勉強させて頂きたいと思います。
大学の生徒ではありませんが…
先生よろしくお願い致します(笑)

寳川雅子さん
(鎌倉女子大学短期大学部 准教授)

絵本作家 保科琢音からのご質問

※毎回、登場頂くみなさんへ同じ質問をしていきます。

① 『子どもの頃はどんな子でしたか?』
「子どもの頃は、外あそびの好きな子でした。夕方のチャイムがなっても気づかないで遊んでいたそうです。」

② 『子どもの頃の夢はなんでしたか?』
「夢は、お姫様になることだった記憶があります。」

③ 『これからの夢はなんですか?』
「これからの夢は、皆が安心して生活できるための社会づくりをしていくことです。」

④ 『悩みはありますか?』
「悩みですか…あります!! 悩めることも幸せだなぁとも感じます。」

⑤ 『今、一番楽しい事はなんですか?』
「今一番楽しいことは、毎日普通の生活が出来ることです。毎日の当たり前のことの繰り返しは、自分や家族などが元気でいるから叶うことです。ですから、毎日こうして普通に生活できることそのものが、楽しいなぁと思っています。」

<絵本作家 保科琢音ホームページ>

http://ehonsakka-hoshinatakuo.net/

<絵本作家 保科琢音YouTubeチャンネル>

『笑える絵本ダナ』 https://www.youtube.com/channel/…

(文・イラスト:保科琢音

筆者紹介

【保科琢音】
絵本作家・紙芝居作家
公立図書館に10年間勤務。
2013年 絵本「あっかんべー」出版
2019年 絵本「ままも」出版
2020年 絵本「ちーちゃんのおなかのあな」出版
絵本や紙芝居の創作だけでなく「読絵ん会」という名の
読み笑わせ口演を精力的に行っている。
口演場所はこれまでに600カ所以上。
2017年 ベトナムホーチミンの幼稚園、障害児施設で口演。
2019年 ベトナムにて絵本「ままも」、絵本「よぞらのおくち」の2冊同時発売。
 
また、絵書き家筆之輔(えかきやふでのすけ)の芸名で落語家としても活動。
神奈川県を中心に落語会や落語教室を開催。
様々な企業からのご依頼により創作落語をつくり口演。
保土ヶ谷区にて定例落語会「しばた。寄席」を毎月開催。
 
横浜市内の小学校では落語の授業を数多く担当。
2017年 神奈川公会堂にて「大黒寄席」開催
(※青葉区黒須田小学校、南区大岡小学校の2つのクラス総勢60名の児童が出演)
2020年 横浜にぎわい座にて「ビックブック寄席」開催
(※南区大岡小学校、中区本町小学校の2つのクラス総勢60名の児童が出演)

ヨコハマNOW取材記事
「僕にとっての横浜は「未来へ笑がおをつなぐ街」。絵本作家の保科琢音さん」
https://yokohama-now.jp/home/?p=13904

『読絵ん会(どくえんかい)』の様子を動画でご覧下さい。

 

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ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
(動画をみる)

横浜中華街 市場通りの夕景

 

横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
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