ハチゴロウの鳥撮り日記 第23回「ギンザンマシコの思い出 北海道(知床峠&旭岳)」
第23回 ギンザンマシコの思い出 北海道(知床峠&旭岳)
2021年も残すところ2ケ月弱となりました。 コロナで自粛要請されていた飲食店の営業時間や酒類の提供が緩和され、陽性者も減少したので、そろそろ北海道に行って見ようかと思います。新しい野鳥のレポートが出来ると良いのですが。。。
そこで今回も撮りためていた写真の中から「ギンザンマシコの思い出」として何枚かの写真をまとめてみました。
2012年から2021年に北海道で撮影した野鳥の中で、一番多く撮影したのはタンチョウで、2番目に多いのはギンザンマシコでした。冬はタンチョウ、夏はギンザンマシコとなります。
ギンザンマシコと私が初めて出合ったのは2012年7月7日の早朝、4時49分のことでした。
霧に煙る峠で見たのがメスのギンザンマシコでした。
ギンザンマシコのメスは頭から胸にかけて黄褐色の羽毛に覆われ、翼と腹は灰暗色です。
オスはメスの黄褐色の部分が鮮やかな赤い羽毛になっています。
生息地は北半球の北部の針葉樹林帯ですが、日本では北海道のハイマツ帯に生息していて、ハイマツやトドマツの木の実を食べて暮らしています。体長は20cmくらいです。
この日は、1時間ほど待っているとオスが現れたのですが、知床峠を包むかのように霧が濃くなってしまい、綺麗なギンザンマシコのオスの写真を撮ることができませんでした。
2014年7月8日の旭岳は快晴でした。 というより「快晴」をねらって旭岳に行ったと言った方が正解です。朝1番のロープウェイに乗って行きました。ロープウェイは登山客が圧倒的に多かったです。
写真はギンザンマシコのオスです。鳴いています。鳴き声はピーピューイと優しい感じです。
飛び出しも撮ることができました。翼と腹は灰暗色です。
2015年は7月6日から知床峠に3日間、その後、旭岳にもまわったのですが良い出合がありませんでした。
2016年も7月5日から7日まで知床峠、8日に旭岳に行きましたが、ハイマツの実が少ない年でなかなか見ることが出来ませんでした。
2017年7月6日5時41分知床峠、朝日に照らされたオスの成鳥が、ちょっと遠い場所の木にとまっていました。
ギンザンマシコのオスの鮮やかな赤と松の深い緑が美しいコントラストを生み出しています。
メスも出てきてくれました。最初にご紹介した写真が霧に煙る知床峠でしたから、こちらの写真だと色がはっきりと分かると思います。
こちらはオスです。オスが2羽出て来てくれたので沢山写真を撮ることができました。
2018年は7月5日から7日まで知床峠に行きました。この年は旭岳には行きませんでした。
2019年は6月28日から7月5日まで知床峠に行きました。若鳥に出合うことができました。
2020年と2021年の夏はコロナ禍の為、北海道には行きませんでしたからギンザンマシコと出合うことはありませんでした。2022年の夏は是非とも出かけたいものです。
最後にメスの飛び出しシーン2枚をご紹介して鳥撮り日記「ギンザンマシコの思い出」はおしまいにしましょうね。では、また来年1月にお会いしましょう! 良いお年をお迎えくださいませ。
筆者紹介
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