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我が家に「コンポスト」が登場しました

by staff on 2021/12/10, 金曜日

 

今年最後の「ともの現場」です。2021年はコロナに明け暮れた一年でしたね。

リモートワークで家にいる時間が長くなり、3食自宅で食べるようになりました。
私は野菜と果物が主食で、毎日10種類以上のものを食べています、そのため大量の食物の皮などが生ごみとして出てきます。これを何とかしたい、と「コンポスト」(堆肥をつくる容器)の導入を検討していました。

日本では昔から人間の知恵で、生ごみや落ち葉などを土の中に埋めて発酵させて「堆肥」にして使っていました。

8月に知人からの紹介で、「LFCコンポスト」を始めました。これはフェルトの二重構造になっているバックと発酵土を購入して、生ごみを混ぜて堆肥をつくる仕組みです。コンポストに生ごみを入れるようになってから、我が家のごみの量は半分以下になりました。1か月でバックが満杯になり、その後の1か月間、熟成させました。2か月たって、我が家がのベランダの植木(盆栽以外)や家庭菜園に出来立ての堆肥を入れました。

LFCコンポスト
https://lfc-compost.jp/

「コンポスト」は我が家にとって一石三鳥のメリットがあります。
生ごみが少なくなるだけはなく、ビニール袋の量も減りました。
できた堆肥は我が家の家庭菜園で使うので、肥料が必要なくなります。(前から肥料は使っていませんが・・)そして少しは環境に優しいことをしているのかなという気分になります。

生ごみを入れる

堆肥になる

植木に入れる

ただ、発酵土を使う方法だと堆肥になるまで2か月かかるので、もっと早く堆肥ができないかなと考えていた時に、ヨーロッパ(ドイツ・オランダ)在住20年の「にえけひとみ」さんから、オランダ・アムステルダムの「ワームホテル」を紹介されました。

循環型都市のヒーローはミミズ!オランダの「ワームホテル」にみるサーキュラーなまちづくり
https://ideasforgood.jp/2021/01/27/wormenhotel/

「ワームホテル」とは、ミミズたちが生ごみを食べてその糞が堆肥となるといコミュニティ・コンポストのことです。アムステルダムには、このコミュニティ・コンポスト「ワームホテル」が200以上もあるそうです。

「ワームホテル」は高さ約2メートルの鐘状で、一つあたりに数kgのミミズが暮らしている。そこに近所の人が生ごみを入れて、それをミミズがおいしく食べて分解し、豊富な養分を含む堆肥を作り出し、住民たちはこの糞を分け合って肥料として活用しているそうです。「ワームホテル」が稼働しているのは、環境意識が高い住民が支えているからこそでうらやましい気持ちになりました。

日本でも、「金子みみずちゃんの家」という個人向けの「ミミズコンポスト」が開発されて、販売されています。

光和商事株代会社
http://www.kowas.co.jp/mimizu/start.html

「ミミズコンポスト」では、生ゴミをミミズに食べさせ、たまった糞や尿を堆肥や液肥として利用します。臭いが出ないのが特徴ですが、熟成する必要がないので早く堆肥ができます。

現在、我が家でも導入を検討しているのですが、家族の反対にあっておりまして、近日中の導入は難しそうです。

生ごみを減らすことは、全国の自治体の重要課題の一つなので、多くの自治体で家庭用生ゴミ処理機の購入に補助金を出しています。

家庭用生ごみ処理機 ミミズコンポスト(金子みみずちゃんの家)
全国市町村別助成金額一覧
http://www.nokei.co.jp/mmz/jyosei_pdf.pdf

神奈川県では、「金子ミミズの家」に、鎌倉市の14,500円を筆頭に相模原市や横須賀市で7,000円の補助金がでるようです。
でも悲しいかな・・横浜市には助成金制度自体がないようなのです。
SDGs都市を標榜している「横浜」がこんなことではいけないのでは!!と憤っています。
来年は皆様に「金子ミミズの家」の利用報告をしたいですね。

今年も大変お世話になりました。
来年(2022年)が皆様にとって良き年になりますように。。。

 

 

 

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