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ハチゴロウの鳥撮り日記 第24回「年頭のご挨拶 ~初夢の鷹~」

by staff on 2022/1/10, 月曜日

第24回 年頭のご挨拶 ~初夢の鷹~

明けましておめでとうございます。 今年こそコロナが終息し、より良い年となりますようにと
お祈り申し上げます。

ところで皆様は『初夢』をご覧になられましたか?

「一富士二鷹三茄子」が縁起良いとされていますが、その由来と申しますと諸説ありますが・・・「鷹」について調べてみると、鷹は「高」や「貴」に通じ「出世」すること。獲物を「つかみ取る」ことから幸運をつかみ取ることに繋がると書かれていました。 また、徳川家康が『タカ狩り』好きであったことから吉夢の印とされたとも言われています。

サシバ(タカ目タカ科サシバ属)
撮影場所:やんばるの森/沖縄

幸運の印(シンボル)となった鳥には「鶴は千年、亀は万年」のツルや、平和の象徴となったハト、二羽が相対するとハートの形に見えることから「愛の象徴」となった白鳥などが思いつきます。

タンチョウ(ツル目ツル科ツル属)
撮影場所:鶴居伊藤サンクチュアリ/北海道

オオハクチョウ(カモ目カモ科ハクチョウ属)
撮影場所:大沼公園/北海道

国鳥を定めている国が多々ある中で、国旗に国鳥を使っている国があります。ドミニカ、エクアドル、グアテマラ、ジンバブエ、ボリビア、ウガンダ、キリパス、フィージー、パプアニューギニアなどがそうです。
グアテマラの国鳥ケツアール(カザリキヌバネドリ)は手塚治虫氏の『火の鳥』のモデルだと言われています。

ちなみに日本の国鳥は「キジ」です。トキの学名が「ニッポニア・ニッポン」なので国鳥がトキだと思っている人がいるようですが、国鳥は「キジ」です。

キジ(キジ目キジ科キジ属)のオス

キジ メス
撮影場所:福島潟/新潟県

国旗には使われていなくても、アメリカの国鳥でもある白頭鷲はアメリカを示すいろいろな場でシンボルとして使われています。
東洋と西洋の両方を見据えている『双頭の鷲』もかつてのローマ帝国から現在のヨーロッパ各国、ギリシャ正教などで象徴として使われています。

オジロワシ(タカ目タカ科オジロワシ属)
撮影場所:阿寒国際ツルセンター/北海道

オオワシ(タカ目タカ科オオワシ属)
撮影場所:阿寒国際ツルセンター

鳥と人間の関係は原始時代から始まったと言われています。一日の始まりは、鳥の囀りと共に目覚め、鳥が飛び立つことで危険を察したり、渡り鳥で季節を感じたり、空を飛ぶ鳥の姿を神の使いと崇めたり、鳥の肉や卵で飢えをしのいだり、羽根や羽毛を使って生活用品や装飾品をこしらえたり、美しい囀りの鳥をペットにしたり、囀りから音楽が生まれたりと文化や文芸にまで深く関わりがあると言われています。

最近では温暖化や里山の開発などで鳥の生態も大きく変化しているようで、都会でもカワセミやタカ科の姿を頻繁に見かけるようになりました。

私の趣味も撮り鉄から鳥撮りになり、最近では星々や流星を撮りに日本全国を旅しております。
今年は、鳥撮りも撮り貯めた写真からではなく、新しい写真を皆様にご紹介できることを願っております。

文末に昨年の12月に撮影した『赤富士とふたご座流星』をご紹介して今年最初の鳥撮り日記は終わりにしましょう。

 

筆者紹介

 
本 名 樋口 幸春 (ひぐち ゆきはる)
略 歴 1950年6月、母の実家の東京都中野で生まれ、横浜市南区万世町で育ちました。現在は帷子川近くの保土ヶ谷区西谷町で生活しています。
県立高校の電子科を卒業し、計算機の保守サービスの仕事を約10年間従事しました。
1970年後半になると、公共の上下水道プラントシステムが計算機により制御されるようになってきたので、それらの設備の現地試験調整する部門に転籍しました。
2003年に早期退職し、アルバイトをするようになりました。この頃、近くの公園にカワセミがいることを知りました。自由な時間が増えたので、頻繁にカワセミを撮影するようになりました。
昔から鉄道を撮影していたので、カメラは持っていました。そのうちにカワセミ以外の野鳥にも興味を持つようになりました。
今では、年に数回、北海道や沖縄で、野鳥を撮影しています。
ブログ 八五郎の思い出写真館
http://08561926.at.webry.info/

 

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新横浜公園ランニングパークの紹介動画

 

ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
(動画をみる)

横浜中華街 市場通りの夕景

 

横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
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