ハチゴロウの鳥撮り日記 第26回「カメラOMシステム OM-1デビュー 帷子川の野鳥」
第26回 カメラOMシステム OM-1デビュー 帷子川の野鳥
2022年3月18日、オリンパスからOMデジタルソリューションズ(OMシステム)と名前を改めて初めてのカメラが発売されました。2015年からオリンパスのマイクロフォーサーズカメラを使っていたので、レンズ資産はかなりあります。現在常用しているEM-1Ⅱは、購入してから5年以上になるので、そろそろ買い替え時と思い、今回発売されたミラーレス一眼カメラOM-1を購入しました。
さっそく焦点距離300mm、開放絞りf4.0のレンズを装着し、近くの帷子川で野鳥撮影です。被写体検出は“鳥”にし、“静音連写”(秒間約20コマ)に設定しています。川の中で泳いでいるコガモを撮影しました。解像度は良いようです。
カワセミの飛翔を連写撮影します。真横への飛び出しですが、撮影場所前には柵があり、前ボケが発生しますが、オートフォーカス(AF)は追従しているようです。
カワセミの飛び出しを、かなり近い距離で撮影出来ました。羽がよく解像していると思います。
逆光、そして流し撮り気味で撮影出来ました。シャッター速度は 1/320秒です。
この写真、流し撮りが決まったので気に入っています。
枝葉などの前ボケが多く、オートフォーカス(AF)が効きにくいので、マニュアルフォーカス(MF)で撮影しました。OLEDビューファインダーが約576万ドットと高精細なので、ピント合わせやすいです。余裕があれば、拡大表示してピント調整します。
今回の最後に、“ライブND”を試してみました。
ND段数8(ND8)で撮影しました。シャッター速度 1/15秒相当になります。ND8フィルターを使ったのと同じになります。
ライブNDを使わないと、シャッター速度 1/1600秒となってしまいます。動かない鳥の時は、使えるかも・・・。
ここでチョット豆知識(ご存じの方もそうでない方もちょっとお目を拝借)ND(減光)フィルターを装着すると、レンズを透過する光の量を減らすことが出来ます。主にシャッター速度を遅くしたり、絞りを開いて撮影したいときに使用されます。NDの次に書かれている数字分の1(1/数字)の光の量にすることが出来ます。つまり、ND8だと光の量は 1/8になります(日食などで太陽を撮影するときは、ND10000以上のフィルターが必要になります)。
今回はタイトルが「帷子川の野鳥」ですが、ご紹介したのは「コガモ」と「カワセミ」と「川の流れ」なので「ちょっと寂しいよ」と思われた方へ・・・「私のブログには他の野鳥もアップしています。是非そちらも、ご覧いただければ幸いです。」
筆者紹介
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