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チョークアートとわたし #08 マイブーム

by staff on 2022/8/10, 水曜日

マイブーム

チョークアート展に出展した作品のエピソードをお話する回が続いていますが、どうかもう少しおつきあいくださいませ。

2018年に横浜赤レンガ倉庫で開催されたチョークアート展のテーマは「マイブーム」でした。私は我が家の息子のトイプードル(こうへい)と、ブリキの鉢に植えた多肉植物を描きました。

(大きさはB2サイズです)

こちらの作品はB2サイズです。だいたい縦72㎝×横51㎝の大きさになります。
通常、チョークアートは指で色を混ぜグラデーションを作る事が得意なアートですので、毛の質感を表現するのは難しいのですが、こうへいの毛は一本一本丁寧に描いてみました。
それまで私は、なかなかこうへいを描けないでいました。なぜなら実物が可愛いすぎてそれをチョークアートで描ききれるか自信がなかったからです。(笑)
そこで、この時に描くことを決めました。なによりマイブームでもありますし。そうと決まったら、まずは描くこうへいの写真を決めなければなりません。沢山ある写真の中から、少し上を向いて私をまっすぐに見つめている写真を選びました。

写真を見ながら、まずは毛を一本一本描いていきます。この作業は途中から何が何だかよく分からなくなってしまい飽きましたが、しかし動物は目を描くと途端に命が吹き込まれ生き生きとした表情になってくれます。もちろん毛並みも大事ですが、目と鼻をどう描くかで決まるとさえ思っています。(注:感じ方は人それぞれです。)
実はこの航平の鼻ですが、実物と若干違っている気がして満足はしていません…。

もう一つ描いたのは多肉植物です。
当時、私はプクっとした感じが可愛いらしい多肉植物に興味がありました。ちょうどその頃、パシフィコ横浜で開催された横浜植木株式会社主催の展示会に行く機会があり伺うと、広い会場に様々な園芸に関する物が展示されており、講演やワークショップもやっていて一日いても飽きないくらいの内容でした。私はそこで、車の形をした青い色と錆びた部分が絶妙なブリキ鉢と、それに寄せ植えするための多肉ちゃん3~4種類を購入しました。多肉ちゃんたちのメンバーは変わりましたが、今でもベランダに飾ってあります。

通常、チョークアートは黒いボードに描きますが、この作品は赤いボードに描いています。その赤を活用するため、左右の両端と上からつり下げているローマ字が書かれているカードの赤色はボードの色をそのまま残しました。

翌2019年、舞鶴市で開催されたチョークアート展でもこの作品を展示させていただいたのですが、その時の様子が京都新聞に載ったそうで、こうへいを描いた絵を掲載していただけた事がとても嬉しかったのを覚えています!

京都新聞の記事

(衣山裕見子♪)

 

衣山裕見子さん プロフィール

チョークアート アーティスト衣山裕見子さん
 
チョークアート アーティスト
衣山裕見子さん
 
お名前 衣山 裕見子(きぬやま ゆみこ)
お生まれ 1968年 東京都練馬区
お住まい 横浜市神奈川区
ご家族 夫・犬
お仕事 ・ナミナミチョークアートスタジオ
・一級インストラクター講師
・看板&壁画etc.アート製作
HP https://naminami-studio.com/
趣味 犬と散歩

 

 

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