2023年3月 三ツ池だより 「ランプの灯を!」
取り組めばなんでもできると思っていた。そして1000日1000詩に挑戦した。人はそれぞれの持ち味でやり遂げていく。1000日続けたということでは充実感があった。
「 目白 」 けんじ
椿が揺れている
え!どうしたの!
目白が口ばしをさしている
あ!隣の鉢にも
椿の花に
口ばしを刺している
少し寒いがいい日だった
目白が写真を撮り終わるのを合図のように
飛んで行った
「それでいい」と書いてみて何を想い起こす。今日一日が無事であったこと。今までを振り返って“それでいい”との思いがする。そして今コロナのこの時を思い起こすと、これからの時代がとてつもなく変化していくように思う。その隙間をどのようにしていくことになるのか。
じつは先日こんなことがあった。こんなことがあっていいのか。突然の電話であった。「横浜でトイレに入っている間に、盗難にあった。携帯電話がなくなって困っている。また電話する。自宅には電話しないでくれ!心配させちゃうから。」と言って電話が切れた。「横浜駅の遺失物取り扱所ですが、遺失物が届いています。」との連絡が入った。電話帳でその場所を調べたら同じ電話番号だった。その後また息子と名乗る男から電話があった。「取引先と打ち合わせている。新しい取引なので700万円必要」と言ってきた。おかしいそんなばかな話があるかとおもって、息子に電話したら「今自宅にいるけで、どうした。」とのことだった。こんなことがあっていいのか。すぐ警察に電話した。「今、そちらの地域多いんですよ」とのことだった。困ったことだ。
「 そうそう! 」 けんじ
わかっているはずなのに
当たり前に生活している
当たり前に生活している時に
不意に飛び込んでくる要件
考え込んでしまう
社会は正義で成り立っているはずなのに
それが
そうでない
歳をとると行動が怪しくなる
慌てず行動し、不測も考えていくことだな
「 ランプの灯 」 けんじ
ボーッとしているようで
あたりを照らし出す
ランプのともしびの
奥ゆかしさとほのぼのさ
いつしか灯りになり
さっと灯し、さっと消える
この灯を思い出すと
何かたまらない
なつかしい灯を
中心に語り合った思い出
忘れかけているが
忘れてはいけない
あかりが灯り
心の温みを感じる
人は何処に行くのだろう。何故考えるのだろう。自分の行き先を考えて毎日を過ごしている。ふと、考えてみると、現実から離れて消えていくのか、新しい場に向かっていく途中で佇んでいるのか。今と言う時は今だけ。明日は誰にも分らない明日なのだな。
今持っているものを意識して育てる。育てたものをいつくしみながら磨きをかけていく。今開かれている路をしっかり踏みしめて進んで行く。時には回りをいつくしみながら、時には大きく飛び跳ねながら、一歩一歩で。
Photos
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(文・写真:横須賀 健治)
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