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横浜この人、最終号に寄せて。高野慈子さん

by staff on 2023/5/10, 水曜日

あれは2010年の春のことでした。横浜乾物株式会社取締役会長の斉藤秋造さん※注1 のご自宅で「観桜会」が開かれ、同席した株式会社ともクリエーション代表取締役渡邊桃伯子さんから「ヨコハマNOW」の話を聴いたのが。。。
その頃、私は中小企業家同友会の広報の副委員長をしており、広報誌では紹介しきれない同友会員の人となりや活動をSNSやその他のツールを使ってどう発信したら良いのか悩んでおりました。

「横浜の人を取り上げるメディアがあっていいよね」と、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ代表理事で「ヨコハマ経済新聞」編集長でもある杉浦裕樹さん、WEBデザイナーの 辰巳 隆昭さん、そして渡邊さんが構想を練り、横浜の経済界に強い人脈がある斉藤秋造さん、かんきょうデザインプロジェクト代表武松昭男さんらのお力を借り、横浜のWEB情報誌「ヨコハマNOW」を立ち上げる準備を整えたところだということでした。

詳しく話を聴くと、「ヨコハマNOW」の2つのコラム、「横浜この人」と「横浜趣味人」があり、横浜で活躍されている方々を取材し、WEB媒体で紹介していくということ・・・私は、正に私が悩んでいるところの解決に繋がると思いました。

その後、ヨコハマNOWの編集長になった辰巳隆昭さんと渡邊さんと3人で会う機会が持たれ、京ことばで横浜を熱く語る辰巳さんが「京名物」といって「京都ブランド」に甘え長年の歴史にピリオドを打つ企業(店)の例を挙げ、横浜ブランドにしがみつくのではなく「新しい横浜ブランド」を創りだす気骨のある会社、店、人を応援したいと目を輝かせて話す様子に感動を覚えヨコハマNOWの仲間入りをすることに決めました。

私が「この人」の取材を始めたのは2010年12月でした。記事は翌2011年の1月号に載りました。忘れもしない私の第一号はベトナム民族楽器「トルン」奏者の小栗久美子さんの記事で「竹琴に魅せられたかぐや姫」でした。既にこの時、ヨコハマNOWは第9回を重ねておりました。そして今、第157回号がリリースされました。

「取材」することで、業種が違ったり生活する場が違い「会うことはない」と思われる方々との出会いがありました。その方々の人となりを知り「この方々の素晴らしい魅力を私の拙い文章でどうお伝えできるのか」と悩みました。推敲を重ね、添削された文章を繰り返し読み、満足できるものが書けた時は本当に安堵感を覚えました。

今こうして、ヨコハマNOWの購読者のみなさま、取材をお願いしたみなさま、ヨコハマNOWの関係者の方々に感謝の気持ちをお伝えできる機会が持てて嬉しいです。
「いろいろと勉強になりました有難うございました。そして、長らくのご愛読に感謝申し上げます。」

私にとっての横浜は「私のいばしょ!!」 高野慈子

 

(文:高野慈子

注)1 敬称は「さん」で統一します。 ヨコハマNOWの関係者もボランティアの同志である由「さん」を使いました。

 

 

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ヨコハマNOW 動画

新横浜公園ランニングパークの紹介動画

 

ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
(動画をみる)

横浜中華街 市場通りの夕景

 

横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
(動画をみる)

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