空気清浄機をライフスタイルに。選び方・使い方ポイント紹介

みなさんこんにちは。株式会社カンキョーです。
このコーナーでは、新幹線の空気清浄設備などをてがける、空気清浄機の老舗企業、株式会社カンキョー（横浜市中区）が、独自の視点で、空気清浄機の選び方、使い方のポイントをご紹介します。
一部手前味噌もあると思います。ごめんなさい　ｍ（_ _）m。

空気清浄機は、なんといっても室内の汚染物質（ハウスダスト・花粉・ウイルス・タバコ煙・ニオイetc.）を取り除くためのもの。これをいかに確実に、安全に、衛生的に行ってくれるかという視点が大切なチェックポイントです。

ポイント１／確実性

そこでまず重要になるのは、お部屋の空気を空気清浄機本体に、どれだけ確実に取り込めるかという点。
まず、フィルターを搭載した機種の場合、どんな機種でも、お部屋の空気が本体を通過しなくては、集塵効果はありません。
そのため、お部屋の空気が、本体にしっかり集められるかという点が重要になってきます。
しかし、お部屋でお使いになる場合、一般的には、家具（テーブル・ソファー・ベッドなど）や家電製品（テレビ・オーディオなど）が並んでいます。これらは空気清浄においては、障害物。
そこで、これら障害物のある環境で、空気清浄機を使う場合には、
集塵性能・風量（適用面積）
吸い込み方向
吸い込み位置
などが大切なチェック項目になってきます。

集塵性能

空気清浄機において、集塵性能は、最も大切な要素のひとつ。一般的には、適用面積が参考になります。しかし、10畳の部屋だから、適用面積 「10畳まで」と記されたものを購入すれば良いのではありません。適用面積は空気清浄機に、どれだけ空気を取り込み集塵できるかを、一定条件で記した値ですので、一般に大きい方が集塵性能は高いことになります。
ただし、これにも限度があります。いくらい高い集塵性能だからと言って、一般のご家庭に100畳用の業務用はオーバースペック。使うお部屋より少し大きめをお求めになるのが良いでしょう。

吸い込み方向

適用面積の大きなタイプでも、障害物がある場合では、本体にお部屋の空気を取り込む効率が阻害されてしまいます。これでは、せっかく集塵性能の大きなタイプを購入しても意味がありません。 そこで、重要になるのが、吸い込み方向。 現在は側面や裏面から吸い込むタイプの製品が主流ですが、このタイプの場合には、障害物の影響を受けやすいので、空気清浄機の周りに、障害物がないように設置してあげましょう。 【カンキョー手前味噌】 カンキョーは、この吸い込み方向がとても重要だと考えいます。そのため、ここにこだわって前面から吸い込む形状を採用しています。

側面・裏面吸い込みは、障害物をなくして！ カンキョー製は前面吸い込みなのだ！

吸い込み位置

同様の理由で、一番障害物が少ないのが、少し高い場所。 もともと空気清浄機は浮遊粉塵（小さくて落下しない粉塵）を除去するもの。落下した汚染物質は除去できません。 家具などの障害物の多いご家庭であればあるほど、空気清浄機の高さを、少し上げてあげる方が良いでしょう。

ポイント２／衛生的

空気清浄機はいわば空気のゴミ箱。毎日空気の汚れが、本体にたまっていきます。
当然、空気清浄機が汚染源になっては意味がありません。

フィルター交換

フィルターは、各社様々な方式で、搭載していますが、大きく、「プレフィルター」・「脱臭フィルター」・「集塵フィルター」などに分けられます。
フィルターの素材上、プレフィルター・脱臭フィルターなどは、洗えるものがありますが、集塵フィルターは定期的に交換するものが一般的です。ただし、この期間は1年～10年などまちまち。これらはあくまで目安です。
抗菌だから大丈夫。説明書に書いてあるから大丈夫と過信せず、短い期間で交換することをおすすめします。
ゴミ箱にゴミを長い期間ためて置くという意味でも、また、本体の性能を維持するという意味でも、あまり長い期間同じフィルターを使用しつづけるタイプはおすすめしません。

本体清掃

汚れを溜め込む役割の空気清浄機。お手入れは必ず行ってください。 長く使っていくと、本体内部は必ず汚れてきます。 「フィルターを交換したのに、なんか臭う」というお声があるのも、そのためです。その時のためには、しっかりお手入れがし易い構造である事が、とっても大切なポイントになります。 【カンキョー手前味噌】 カンキョーは、フィルターもファンまでも一度にまるごとカンタン交換！

ポイント３／使い続けられること

空気清浄機をご利用の方への調査で、なんと半数もの方が、「毎日つかっていない」という結果になりました。
ウイルスをはじめとする汚染物質は、毎日外から持ち込まれますし、ハウスダストやニオイは、毎日の生活で発生します。だからこそ空気清浄機は毎日運転させてなんぼなのです。しかし現実は、多くの方がしまいこんでしまっています。

静か

使われなくなる原因の上位に来るのが、「うるさい」というものでした。
だからこそ、運転音は、毎日使用する上でとても大切なチェックポイントになります。
どんなに性能が良くても、運転音がうるさくては、そのうち使いたくなくなってしまいます。
生活とともにあってはじめて役に立つ空気清浄機が、生活のじゃまになっては意味がありません。

ちいさい

「うるさい」と同様に、使われなくなる原因の上位に来るのが、「大きくてじゃま」というものでした。 つまり、毎日使える空気清浄機の要素として、「じゃまにならない大きさ」であるという点も、大変重要になってきます。 アンケート調査では、「掃除機をかける際にじゃまになる」「移動の際にじゃまになる」などのお声がありました。 空気を健やかにし、快適さを提供するはずの空気清浄機が、毎日の生活の中でストレスの原因になったのでは、これまた意味がありません。

（株）カンキョー Date Map

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