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3月 三ツ池だより

by staff on 2011/3/10, 木曜日
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 雪が降ると春になると言われている。そのせいかこのところ暖かな日が続く。庭の梅もすっかり咲きほこった。植木屋さんがはいっているので、枝を元気に突き出していて、そのまわりにほどよく花が咲いている。

琴の音を小雪明かりに吸われしか    詢

ついばまれ白梅頬を膨らます      詢

 雪が消えて外出しようとした時にメジロが花弁にくちばしを入れていた。
 雪はすぐに消えてくれ、おおきな被害もなくて安堵したが、日本全国の大雪を思うと素直には喜べない。孫が誕生し先月記念に植えた椿の苗も元気に顔を現した。
 三月は花月、花惜月(はなおしみつき)ともいわれるが実際の季節感との間には差がある。牡丹の芽や楓の芽がみられる今は春の期待も膨らむ時ではある。しかし現実世界はどうなのだろうか。ほとんどの企業が決算月の三月でもあり厳しい現状の話も聞く。

数字まだ見えぬ2月のさむさかな     詢

 「福は内鬼は外」と元気よく豆をまいてからひと月、それぞれに工夫の連続であった。足固めするために行ったことを、見える化のなかで評価し、新しい展開を模索する。

魂の出入りあるらし年の豆        詢

 二月に続いての三月も不透明である。
 さて、芸術心や美的感性も経営には必要と「だっこちゃん」の開発者である佐藤安太さんは言われる。人生倫理憲章を自分なりに書くことをすすめられた。 七育も提唱されている 。徳育・家育・知育・体育 ・ 美育・遊育・財育 だ。

 憲章を私なりに書いてみた。
 「つなぐ、つながるという人生を歩いている 。今にいかされ、生きていることに感謝している。次の世代に繋いでいく役割を担っている 。
  助けられる喜びを知り、助けていく喜びを知る 。言葉に現し、こめられた力を行動に現す。次世代の人と共に歩めることを喜ぶ」

笑ってるいつもの春が立っている  詢

日一日と暖かくなるなかでNZの地震の報道が飛び込んできた。激動の時を迎えた。誰でもが豊に暮らせる世界をめざしてきたが、歩みの大きな見直しが早急に求められてきた。春と共に救世主が表れるのであろうか。思い続けることで夢に一歩近づく。あきらめてはいけないのだと思う。

 

Photos

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(文・写真:横須賀 健治)

 

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ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
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