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アンティーク・オイルライターに魅せられた男。
大阪名物串かつ「二度と来るよ」代表 石原 一彦さん

by staff on 2011/10/10, 月曜日

 「理由なき反抗」のジェームス・ディーンがくわえタバコをしているのを見てカッコいいと思った。片手でライターに火をつける仕草がたまらなくセクシーだった。「それがライターに興味を持った始まりです。」アンティーク・ライターのコレクター、石原一彦さんに彼のお店でお話しを伺いました。

石原一彦さん  
お名前 石原 一彦(いしはら かずひこ)
ご出身 山梨県甲府市
現在の居住 横浜市西区中央
ご年齢 永遠の40代
ご家族 独身
自分の性格 負けず嫌い
趣味 アンティークライターコレクター
職業 大阪名物串かつ「二度と来るよ」代表
横浜市戸部本町39-11
TEL 045-411-3105

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ZIPPOライターを集め始めたきっかけは【洋画】でした

 

 映画が好きで洋画を観に行きました。俳優のくわえタバコのシーンに衝撃を覚えました。とにかく、タバコが絵になった。ジェームス・ディーンの「理由なき反抗」「ジャイアンツ」、「ローマの休日」のグレゴリー・ペックのくわえタバコは実にセクシーだった。

 ショーケン(萩原健一)もカッコ良かった。
 片手で蓋をパンと開いて、パンンと閉じる。
 ZIPPOライターを集め出したのは、高校生の頃でした。数年間は夢中で集めたこともあったけれど、皆がやっていたので厭になった。

 仕事のスタッフやコック仲間と交換もしました。時計と交換したこともあった・・・酔っぱらうとあげちゃう癖があって、当時のコレクションは殆んど無くなりました。今は、コックはタバコを吸ってはいけないのだけれど、ライターがあるとね(苦笑)。

ZIPPOからアンティークライターへ

最近は、世界のアンティークライターに興味が移って、珍しいものを集めるようになりました。海外のネットサイト「イーベイ」を利用することがあります。 ネットで買う時は、人が見えない分「心をこめた言葉」を探して気持ちを伝えたいと思っています。英語が苦手なので大変ですが(苦笑)、大切に保管されていたコレクションを譲っていただくのですからね。

コレクションのご紹介

オイルライター 1882年製(ドイツ) スピットファイヤー(オイルライター)

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修理中(ちゃんと火が着火しないと意味がないと思う、直せるものは自分でも直します)

4シールドライター 1930年製(イギリス)ロンソン ワールウィンド 風防付

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風除けが特長です。

トーレンス 1930年製(スイス)ダブルクロー ストーム 風防付

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風防が可動するのが特長です。もちろん風防の付いているタイプが価値があります。

トーレンス 1920年製(スイス)ダブルクロー タンク

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ネジを緩めて押します。ポケットの中での誤作動を防ぐように改良されました。オイルタンクが外れます。

ハーウェイ 1910年製(ドイツ) インペレーター(皇帝)

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小さな針穴があります。針を刺して石を交換します。石原さんのブログから:http://ameblo.jp/007021/entry-10904503873.htmlメッキがきれいなのは、海外のコレクターのお祖父さんが箱に入れてしまっていたのが出て来たから。部品が1つ足らなくて着火できなかった物だが、たまたま部品を持っていたので使えるようになりました。こんな綺麗な状態のものは珍しいです。

「二度と来るよ」は「また来るよ!」をもじったお客様の声から生まれた名前です

 出身地の山梨で父は200人ぐらい入れる中華料理店を数店舗持っていました。父は全てに厳しい人で、自分はそんな父に負けたくなかった・・・18才まで山梨にいて、東京の品川で20年程中華料理の修業をしました。

 ここ横浜の戸部は立地条件が難しいところで、この場所に店を構えた人はみんな失敗しています。やとわれ店長から代表になった時は「ここでやっていけるんだろうか?」と思うほど売上は伸びませんでした。地元人ではないので「人脈が必要」だと思いました。顔つなぎにここ界隈の店は全部行きました。「山梨の田舎者ですよろしく」と挨拶をすると、皆が良くしてくれました。地元の人に愛されて2年目を迎えています。店も繁盛するようになり、入りきれないお客様のためにテントを増設しました。

 スポーツ界の有名人や芸能関係者、タレントの方々も良く来られますよ。

石原さんの横浜は?

 横浜で店をやろうと思った時に「いいかげんをやったら潰れる」と思いました。
人生は起死回生「やればできるんだ」という気持ちを大切に。
この場所に来て良かったのは皆が良くしてくれること。

 死ぬ気でやって来ました。そして、この地に生かされていると分かりました。私にとって横浜は、「私の死に場所」です。

 

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(文:高野慈子

串かつ 酒処 「二度と来るよ」 プロフィール


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  〒220-0041
横浜市西区戸部本町39-11
C&K 戸部本部ビル1F
TEL:045-411-3105
     

 

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