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宮城県山元町の「産業まつり」に参加しました!!

by staff on 2012/12/10, 月曜日

 宮城県山元町の「産業まつり」に参加しました!!

 11月23日、宮城県山元町で「心をひとつに!山元町ふれあい産業祭」が開催されました。

宮城県山元町の公式サイトより
http://www.town.yamamoto.miyagi.jp/kankou/fureai-sangyou_fes.html

 「ヨコハマNOW」では、東日本大震災後、皆様のお力添えで宮城県山元町を応援しています。

※詳しくはこちらをご覧ください。
横浜市が宮城県山元町を継続的に支援することになりました
~私達の力が横浜市を動かした~
http://yokohama-now.jp/home/?p=6785

 東神奈川で「くらしの器と絵 匣(さや)」を経営する重田さんは、この一年間ご友人たちに呼びかけて、宮城県山元町の方々に使っていただきたいと沢山の食器を集めて下さっていました。集まった食器は段ボールで20箱を超えているそうです。

※重田さんは、「ヨコハマNOW」の2010年7月号「よこはまこの人」に登場しています。
くらしの器と絵 日本文化の魅力をヨコハマから世界に
http://yokohama-now.jp/home/?p=1005

 重田さんたちの想いを宮城県山元町に届けられる機会があればいいなと思っていたのですが今回の「産業まつり」に出店する横浜市のブースの一部を借りて、集めて下さった食器を販売できることになりました。

 私達夫婦と主人の友人たち(奥様と小学生のお嬢様も一緒です)で販売チームを結成しました。

 11月23日の朝、宮城県山元町役場前の広場に集合した私達は、全国各地の市町村や地元の方々が出店されている様子に圧倒されました。ブースだけでも100以上はあったでしょうか。中央には大きな舞台も設置されていました。午前10時に開始だというにも関わらず、午前9時にはすでに大勢の人で賑わっておりました。

 

(クリックで写真拡大)


産業まつり


中区山元町の商品


横浜市のブース

 私達の食器のスペースは、あっという間に大勢の人たちが集まりました。重田さんは無償提供でいいですよ。と仰っていましたが、熟慮の結果、「お一人様100円でお好きな器をお持ちください」ということにしました。

 「コーヒーカップのセットが欲しかったの。」「こんな小鉢が欲しかったの。」と仰っていただいて、食器はあっという間になくなりました。中には「こんな皿が欲しいけれど、仮設は狭いから置けないわ」と話される方もいらして、厳しい現実はまだまだ続いていることも感じました。

 50人以上の方々にご自分のお好きな器をお持ち帰りいただきました。私達にできることはささやかなことですが、それでも皆様の食卓で使っていただける食器をお持ちできたことは嬉しい限りです。

 


展示の様子

 お昼ごろに私達は早々と店じまいをしました。それから私は、以前から親交のあった山元町社会福祉協議会の佐藤さんを訪問しました。佐藤さんは東日本大震災発生後から、震災復興の最前線で、ボランティア班の責任者として働いている方です。

 ※佐藤さんの制作した【ボランティア活動の軌跡】というビデオを是非ご覧ください。
やまもと復興応援センター
http://msv3151.c-bosai.jp/group.php?gid=10117

 佐藤さんに「その後いかがですか」と伺ったところ、「元気のある人はいいのですが・・多くの方々はまだまだです。」というお答えでした。「渡邊さんに会って欲しい人達がいるのです。」と「やまもと復興センター」で二人の女性を紹介されました。

 一人は「山元タイム」の山下よし子さんです。山下さんは東日本大震災前はパッチワーク教室の先生だったそうです。大震災後、仮設住宅の相談員などをされて、家も仕事も失った女性達に何か生きがいをと、山元町名産の「イチゴ」の形をした「アクリルたわし」を作り始めたそうです。

 


いちご

 イチゴのアクリルたわしは二個パックになっています。パックの後ろには、制作者の名前と住所が手書きで書かれていました。「仮設住宅の住所を見て、お手紙をくださる方もいるのですよ。中には訪ねて来られた方もいて、皆で感激しました。」と山下さんはお話されました。

 


手書きの住所

 もう一人はなんと秋田県人の戸嶋さんです。戸嶋さんは、秋田から単身山元町に移り住んで、自分デザインした山元町の港の風景を描いたステッカーやストラップを販売しながら港の復興を応援しているということです。

 


ステッカー

 「何か始めなきゃ・・とやったことなのですが、まだまだ頑張らなきゃと思っています。」と話されるお二人の言葉を聞いて、私も思わず「微力ながら協力します。」と言っていました。

 「イチゴ」と「ホッキ貝」の町だった山元町。あの津波は、「イチゴ」のビニールハウスも港の船もすべてを持って行ってしまいました。坂元駅があったところから見る風景は、未だに雑草が生えている見渡す一面の荒れ地になったままです。まだまだ復興には程遠い状況です。

 


駅から見た風景

 今の私達にできることは、無理しないで長く続けていく復興応援だと思います。「ヨコハマNOW」では、山元町復興応援商品の販売をサポートしていきます。このリストの中には、「ヨコハマNOW」編集長の辰巳隆昭がデザインした「心をひとつに」Tシャツあります。

 


商品一覧

 これからも皆様の温かい応援をお願いいたします。

※ご注文いただける方は下記のフォームに入力してください。
https://www.supportyou.jp/yokohama-now/form/7/

 

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ヨコハマNOW 動画

新横浜公園ランニングパークの紹介動画

 

ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
(動画をみる)

横浜中華街 市場通りの夕景

 

横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
(動画をみる)

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