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吉田町商店街

by staff on 2013/5/10, 金曜日

 横浜の桜木町駅と関内駅の線路に沿った通りが、吉田町(よしだまち)商店街です。伊勢佐木町と野毛という歓楽街をつないでいることから「250mのコリドー」(渡り廊下)とも呼ばれています。

 吉田町の名前は、横浜の発祥である埋立地「吉田新田」を開いた吉田勘兵衛良信(よしだかんべえよしのぶ)からきています。横浜開港当時から横浜の歴史を作ってきた街でもあります。

 商店街ではなく、「吉田町名店街会」という名称であることも歴史の古さを感じさせます。名店も多く、桜木町寄りの都橋近くにある鶏肉専門店の「梅や」の焼き鳥は私の好物の一つです。「野毛おでん」や「濱新」「梅林」などの老舗もこの地区にあります。

 「吉田町名店街会」は、ここ数年昼と夜の顔が違う商店街ということで話題になり、若者でにぎわっています。まず昼・・・。メインストリートには、画廊や画材店、写真店などアート関連の専門店が並んでいます。250mですから歩いても5分程度です。吉田町名物(?)である一本裏の路地をのぞくとちょっと異空間にきた感じになります。

 そして夜・・・。アートの街がバーの街に変身します。この街には20軒を超えるバーやカフェがあります。「吉田町名店街会」では「横浜よしだまちガイド」を発行して、お店の紹介をしています。私なこのガイドを参考にして、たまに吉田町に出かけますがどの店に行ってもゆったりとした時間を過ごすことができます。

 昼と夜の両方の顔を持つ横浜の商店街は珍しいかもしれませんね。

 吉田町が注目を浴びるようになったのは、この街の方々の様々な活動があります。その一つが「ヨコハマ吉田町通りアート&ジャズフェスティバル」です。

 今年は、4月20・21日に開催されました。あいにくの天気でしたが、大勢の人でにぎわっていました。通りを通行止めにして、野外ビアガーデンにします。吉田町にある飲食店の模擬店から好きなものを買ってきて飲みながら食べながらジャズを楽しむというイベントです。

 道端には様々なアートが展示され、作品が販売されていました。まさに食とアートのコラボレーションした子供から大人まで満足できるイベントでした。

 このイベントは今回で14回目だそうです。歓楽街の狭間で低迷していた時期もあったと聞いていますが、この地区の方々の地道な努力が「吉田町」の活況につながっているのだと思います。

 「ヨコハマ関外吉田町」というWebサイトを見ても、広報活動に力を入れていることがわかります。Webサイトにある観光CMは、この街の魅力を伝えています。「吉田町インターネット放送局」も開設されています。

 「吉田町」は、関内駅から吉田橋を渡ってすぐのところです。一度訪ねてみてはいかがでしょうか。

 ヨコハマ関外 吉田町
http://www.yoshidamachi.org/

 

(クリックで写真拡大)

桜木町方面入口
桜木町方面入口

関内駅方面入口
関内駅方面入口

路地裏
路地裏

夜の吉田町
夜の吉田町

野外ビアホール
野外ビアホール

ジャズ演奏
ジャズ演奏

アート販売
アート販売

 

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