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第48号 Head Line

第48号:4月10日(木曜日), 2014年


本牧桜道   photo Tatsumi

  【 ヨコハマこの人 】
保土ヶ谷区と岩手県山田町を繋ぐパイプ役になりたい 株式会社ケーアイ代表取締役 石崎久仁王さん

生まれ育った故郷、岩手県山田町の「三陸やまだ漁協」から届いたサケの受精卵を孵化させ、保土ヶ谷区内の幼稚園、小学校、中学校、高校、養護学校の生徒さんが稚魚に育てて、帷子川に放流しています。 保土ヶ谷区と山田町を繋ぐパイプ役になりたいと活動されている株式会社ケーアイの石崎久仁王さんのご登場です。

  【 横浜カルチャー » 和歌うた 】
ひさかたの 光のどけき春の日に しず心なく 花の散るらむ

シンガーでエコロジストの早苗ネネさん。ネネさんは日本古来の伝統文化である和歌を独自のメロディーにのせて「和歌うた」として21世紀に再発掘しています。ネネさんによる「和歌うた」にちなんだ連載のお話。今月の和歌は、紀 友則(きの とものり)の歌です。

  【 横浜カルチャー » ヨコハマ・ディスコグラフィー 】
ヨコハマ・ディスコグラフィティー 第22回 第4章 フォークからニューミュージックへ 8

60年代から80年代の洋楽ヒット曲を演奏するライブハウス、ハート&ソウルの経営者で、ミュージシャンとして演奏活動、作曲、プロデュース等、幅広く活動していらっしゃる原正行さんは生粋の濱っ子です。原さんの体に沁み込んだソウル&ポップスミュージックと横濱とのエピソード。原さんの音楽の原点がここに紹介されています。

  【 横浜スタイル » 保土ヶ谷名物会 】
名物会アイドル化計画!

保土ヶ谷宿名物会は、東海道保土ヶ谷宿をテーマに長年、商品づくり・お店づくりに尽力してきた本物にこだわる商人・職人の集まりです。各自、とにかく「本物」ということに対して強いこだわりを持っています。今さらナンですが、この5名が一堂に集まるって、やっぱりすごい事です。先日、改めてそんなことを感じる機会がありました。唐突かもしれませんが、只今、保土ヶ谷宿名物会のポスターを制作しています。しかも、掲載するのは各店の商品や店内ではなく、名物会会員の5名の店主です。

  【 横浜スタイル » 横浜ブックス 】
書評 「おもてなし力の磨き方」(人を動かすリーダーの) 日本実業出版社 蓬台浩明 著

著者は株式会社都田建設代表取締役社長蓬台浩明さんで、2012年度経済産業省 「日本が誇るおもてなし経営企業」 に選ばれている。住まいづくりを軸としたライフスタイルの美、心の美、社風力による独自のマネージメントが高く評価されている。とりだしたいことは山ほどあるが、それは本を手に取ったあとのお楽しみということにしておきたい。究極のリーダーのあるべき姿について引用しておく。だれでもが素晴らしいリーダーにいますぐなれると思って生きていきたい。「強い念い!」「謙虚さと素直さ!」「持続する力!」「柔軟性!」「厳しさ!」 千年残る企業を目指し、このスタッフとその根幹を今この瞬間大切に作っている姿勢にすごさを感じている。

  【 横浜スタイル » 横浜ブックス 】
書評 「そして、それから」 現代思想新社 村上香住子 著

「明けない夜はない。老漁師がみた3・11とは」この帯が目に飛び込んできた。いままさに読まれるべき、また後世に残すものなのだ。主人公の矢須男は漁師の家に生まれながら、近海の仕事にはまるで関心がなかったが、父の死が切っ掛けになり、女子供だけになった故郷の家を守ることが生まれついての家長のつとめだと、思うようになってきた。著者は 「まだすっかり終わっていないけれど、いつかはきっと夜が明ける日が来るはずです。」 とあとがきに書き留めている。どんな災難があったとしても、最後まで希望を失ってはいけない。風化させてはいけないのだ。

  【 横浜売れるモノづくり研究会 】
これからの中小モノづくり企業がやらなければならないこと

2014年度が始まります。景気が上向きになってきたとは言え、消費税増税など中小製造業にはまだまだ厳しい経済情勢は続いています。横浜売れるモノづくり研究会では、2014年度のスタートにあたって「これからの中小モノづくり企業がやらなければならないこと」というテーマでセミナーを開催いたします。

  【 ビジネスコラム » 中小経営のニッチから国際化へ 】
中小経営のニッチから国際化へ(第7回)

これまで「ビジネスの創造方程式で勝ち抜こう」、「ビジネスのフレームワーク入門」などを担当し連載してきました。これらはビジネスを生み出す手法であったり、整理したりすることであって、ビジネスの中身(コンテンツ)を論議したものではありませんでした。そこで今回の連載では、中小経営で、決して大手が手を出せない領域を考えることで、弱点と思われがちなニッチ(niche)を強みに変えるヒントを手に入れていただければ幸いです。今回は、新規事業のブートをついて考えていきます。

  【 ビジネスコラム » ビジネス梁塵秘抄「遊・献・学」 】
ビジネス梁塵秘抄「遊・献・学」(第13回)

「一灯を掲げて暗夜を行く。暗夜を憂うることなかれ、ただ一灯を恃(たの)め:言志四録」は江戸時代の儒学者・佐藤一斎の言葉です。この人物がいなければ日本の夜明けはなかったとの評価もあるほど。数年前、上野の国立博物館で佐藤一斎の7歳の書「福寿」と74歳の書「霊亀」を見る機会がありました。7歳での恐るべき老成と74歳における驚くほどの覇気に圧倒されたことを覚えています。幕末に活躍した佐久間象山・山田方谷・渡辺崋山・横井小楠などの師匠にあたります。勝海舟・吉田松陰・坂本龍馬にも大きな影響を与え、西郷隆盛に至っては終生の愛読書だったとのこと。人間を育てる、人間が育つことの素晴らしさや大切さを痛感します。

  【 コラム » 横須賀詢 】
三ツ池だより 「「昨日今日明日」

横須賀 健治さんのコラム「横須賀詢」。季節の景色を俳句に詠んだ俳句コラム。
明日という日は明るい日と書く。一日は朝が来て夜になって終わる。考えてみるとおもしろいことに、夜が明けると朝になり、夕方の次に夜が来る。どう考えても夜が一日を橋渡ししている。しかたなく夜働くということから、夜を活動と決めて、それに見合う社会というのも不思議な世界である。夜もビジネスチャンスという時代はどんなものなのだろうか。

  【 コラム » 天才をつくる料理事典 】
キッチンスタジオ「ジュイエ」の天才をつくる料理事典(第7回) さくらスイーツと4月料理コースのご案内

キッチンスタジオ「ジュイエ」を主催するフード・エデュケーション・コミュニケーターのキノケイコさんのコラム。季節の食材の話や包丁の持ち方などの裏技、調味料のウソ・ホントなど、料理と食にまつわるキノさんの工夫話。コンビニ男子・女子や、お料理ビギナーの皆さんに、手作りごはんの楽しさが伝わることでしょう。

  【 コラム » ともの現場 】
横浜からインターナショナル落語を!

横浜にぎわい座で開催されたイベントに行ってきました。英語や中国語での落語を初めて見ました。凄いです! 感動です! 桂福丸さんは、「動物園」を日本語と英語で演じました。英語バージョンの落語の説明は秀逸で、「No costume, No background, Only image・・・」という言葉を聞いたとき、落語の文化性の高さを改めて認識しました。「落語は観客に自らのイメージで感じ取ってもらう芸なんだ」これまでは当たり前だと思っていたことを、福丸さんの説明で得心がいきました。

  【 今月の写真 】
本牧桜道   photo Tatsumi

バンクーバーは、実は桜が美しい街です。
バンクーバーの桜の歴史は、1930年代に横浜市と神戸市から桜が寄贈されたところから始まっています。早いところで2月から、ソメイヨシノに八重桜、山桜と種類の異なった桜が開花時期をずらして次々と街を飾り、5月前半くらいまで見る人の目を楽しませてくれるようです。
 
そんなバンクーバーで年々盛り上がりを見せているのが、桜フェスティバル(Vancouver Cherry Blossom Festival)。
今年で8回目を迎えるこのイベント。今年は、4/3~4/28に開催されます。日本の文化を伝えるイベント「SAKURA DAYS Japan Fair」を始め、毎年、桜をテーマにした趣向を凝らしたイベントが盛りだくさんの行われるのです。
 
日本の桜はパッと咲いてパッと散る、そこに日本の風情があるのですが、バンクーバーの桜は比較的長く楽しめるのが特徴です。
 
バンクーバーの美しくおだやかな海や、背後に迫る山の稜線を背景に見る桜は、懐かしいような、しかし日本とはまた違った独特の情緒があり、世界へ飛び出した日本の花は、ここを訪れる世界中の人達の心を魅了しています。
 
バンクーバー桜フェスティバル http://vcbf.ca/

 

次号予定:5月10日(土曜日), 2014年

ヨコハマNOW 動画

新横浜公園ランニングパークの紹介動画

 

ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
(動画をみる)

横浜中華街 市場通りの夕景

 

横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
(動画をみる)

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