Warning: Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/0/tatta608/web/yokohama-now/home/index.php:1) in /home/users/0/tatta608/web/yokohama-now/home/wp-includes/feed-rss2.php on line 8
ヨコハマNOW | よこはまなう | 横浜なう | 横浜流行通信 https://yokohama-now.jp/home Tue, 11 May 2021 03:41:10 +0000 ja hourly 1 http://wordpress.org/?v=3.1.1 第71回盆栽カフェ オープン - 2021.5.16(日) https://yokohama-now.jp/home/?p=12045 https://yokohama-now.jp/home/?p=12045#comments Tue, 11 May 2021 03:30:37 +0000 staff http://yokohama-now.jp/home/?p=12045

盆栽カフェをオープンいたします

「ヨコハマトリエンナーレ2014」で大好評だった「盆栽カフェ」をヨコハマNOWでは定期的に開催しています。

季節ごとの変化が気軽に楽しめる「盆栽」・・・
最近は若者を中心にミニ盆栽が人気を集めています。

2014年12月13日(土)に開催した第1回「盆栽カフェ」では、石井造園株式会社の石井直樹社長に、「盆栽」について語っていただきました。

盆栽カフェ
第1回「盆栽カフェ」のアルバムです

その後定期的に開催、第71回の「盆栽カフェ」を5月16日(日)にオープンいたします。

My「盆栽」をお持ちいただければ、石井社長に見ていただいてお手入れについてお話しいただきます。








2016年4月24日の「盆栽カフェ」の写真です。


2017年4月15日の「盆栽カフェ」の写真です。

「盆栽カフェ」(5月16日)のご案内 –第71回–

今回の盆栽カフェは、石井造園が4月1日に並木シーサイドタウン(並木ラボ)に開設した観葉植物ショップ「グリーンシンフォニー」で開催いたします。
※「此のみち」ではないのでご注意ください。

今回のワークショップは「アジサイ」です。

「盆栽カフェ」は・・・年代を問わず大歓迎です。

「マイ盆栽」を石井先生(石井造園社長)に見ていただき、アドバイスを頂戴することもできます。

皆様のご参加をお待ちしております。

「盆栽カフェ」のお申し込みはこちらから・・・
https://www.supportyou.jp/yokohama-now/form/3/

プログラム

タイトル 盆栽カフェ
日 時 2021年5月16日(日) 14時~
場 所 観葉植物ショップ「グリーンシンフォニー(並木ラボ内)
横浜市金沢区並木1丁目17-7号棟
金沢センターシーサイド名店街(HACとなり)
TEL 045-349-5665
080-9114-9799(中村ひとり)
最寄り駅はシーサイドラインの「並木北」駅です
 
アクセスはこちらをご覧ください。
http://ashitatown.jp/…
参加費 4,000円 (ワークショップの材料費 お茶・お菓子 付)
お申込み お申込みは専用フォームからお願いします
https://www.supportyou.jp/yokohama-now/form/3/

動画:日本で初めて!松ぼっくりを使って苔玉を作る「苔玉ワークショップ」

参考サイト

「盆栽カフェ」 http://bonsaicafe-yokohama.net/

ヨコハマNOW掲載記事
「横浜に責任をとる。 石井造園株式会社 代表取締役 石井直樹さん」
http://yokohama-now.jp/home/?p=11663

 

 

]]>
https://yokohama-now.jp/home/?feed=rss2&p=12045 0
「黙」との新しい出会い https://yokohama-now.jp/home/?p=20448 https://yokohama-now.jp/home/?p=20448#comments Sun, 09 May 2021 15:12:45 +0000 staff https://yokohama-now.jp/home/?p=20448

 

「黙」とは、「ものを言わない。声を出さない。だまる。」という意味の感じです。
「黙読」「黙祷」「沈黙」などはこれまでも使ってきた言葉です。

新型コロナウイルスの感染拡大により、三密を避けるために、街中では「黙」の言葉が増えてきました。

よく見かけるポスターでの「黙」としては・・
「黙食」・・・話をしないで食べること(食堂の中)
「黙トレ」・・話をしないでトレーニングすること(スポーツジムの中)
「黙乗」・・・話をしないで乗ること(電車やバスの中)

 

 

スーパー銭湯で大きな文字で書かれた「黙浴」のポスターを見たときに、何だかわびしくなってしまいましたが、感染防止のためには仕方ないですね。今は「我慢」の時期です。

同じ「黙」で、先日楽しい出会いがありました。
それは「黙伝」というカードゲームを体験したことです。

「黙伝」とは、黙示伝授からつけられたそうで、普通のトランプを使って「勝ち負け」を競うのではなく、「調和」のゴールを目指すゲームです。日本人が考案したそうです。

終了まで自分以外の3人がどんなカードを持っているのかを予想しながら進めていきます。言葉を交わさなくても周りの人の行動や雰囲気を察知して調和していく能力が無意識に磨かれるというゲームです。

「勝ち負け」がないゲームってどんなもの。。。面白いのかしら??と思っていましたが、みんなで協力しないとゲームが終わってしまう・・あの人はどのようなカードを持っているのかしら。。だとしたら自分はこれを出して助け合おうという気持ちにさせられる不思議なゲームでした。

4人の参加者がそれぞれ最終的に何枚獲得するかを最初に宣言してからスタートします。参加者それぞれの宣言の枚数を超えてしまったときにゲームが終了してしまうので自分がカードをとるだけでなくて、相手にカートをとってもらわないといけないのです。

 

「自己中」という言葉があるように、自分中心な考え方をする人が増えているような世の中で、お子様たちにも、脳が少し硬直化してきた私たちシニアにも必要なゲームだと感じました。

定期的に続けていきたい「黙」との新しい出会いでした。

※横浜市中区の「関内サロン」や「中区区民活動センター」で体験することができます。
「黙伝」についてはこちらをご覧ください。紹介動画もあります。
https://yokohamagaia.com/game/

 

 

 

]]>
https://yokohama-now.jp/home/?feed=rss2&p=20448 0
ハチゴロウの鳥撮り日記 第20回「アカショウビンの捕食シーン(アーカイブ)」 https://yokohama-now.jp/home/?p=20434 https://yokohama-now.jp/home/?p=20434#comments Sun, 09 May 2021 15:11:29 +0000 staff https://yokohama-now.jp/home/?p=20434

第20回 アカショウビンの捕食シーン(アーカイブ)

例年ならば、5月は沖縄の宮古島や石垣島でリュウキュウアカショウビン(アカショウビンの亜種)を撮影している頃です。コロナ禍での外出自粛、沖縄へ行くことなど考えられません。そこで、過去に撮影したアカショウビンとリュウキュウアカショウビンの写真を見直してみました。

今回は、今まで撮影した写真の中から、捕食シーンをご紹介しましょう!

青森県十二湖のアカショウビンです。カエルを咥えています。

こちらはモリアオガエルの捕食シーンです。モリアオガエルは生息場所によっては、天然記念物になっています。捕獲し、嘴で咥えていたものを放り上げて食べます。

沖縄県宮古島のリュウキュウアカショウビンです。大きなトカゲを捕まえました。

リュウキュウアカショウビンとアカショウビンの違いがお分かりになりますか? 色鮮やかなのは本土に生息するアカショウビンの方でしょうか? リュウキュウアカショウビンは日差しの中で見るとアカショウビンよりも紫色がかって見えます。紫が暗色なので全体にアカショウビンよりも地味な感じに見えます。 また鳴き声もバリエーションに富んでいるのはリュウキュウアカショウビンの方です。アカショウビンはキョロロロロと鳴きますが、リュウキュウアカショウビンは少し短くキョッキョロロとかキョロッキョロとかといった感じです。

鳥撮り日記第6回でアカショウビンについて詳しく書いておりますのでご興味のおありになる方はこちらから:
https://yokohama-now.jp/home/?p=18351

沖縄県石垣島のリュウキュウアカショウビンは、キリギリスを捕まえたようです。やはり、放り上げて食べています。

ガードレールにカタツムリを叩きつけて、食べていました。

ガードレールの下に散らかっていたカタツムリの殻を集めてみました。

アカショウビンやリュウキュウアカショウビンはカワセミの仲間なので、魚や水中生物を捕るようですが、陸上に生息する生物もこのように捕っています。

筆者紹介

 
本 名 樋口 幸春 (ひぐち ゆきはる)
略 歴 1950年6月、母の実家の東京都中野で生まれ、横浜市南区万世町で育ちました。現在は帷子川近くの保土ヶ谷区西谷町で生活しています。
県立高校の電子科を卒業し、計算機の保守サービスの仕事を約10年間従事しました。
1970年後半になると、公共の上下水道プラントシステムが計算機により制御されるようになってきたので、それらの設備の現地試験調整する部門に転籍しました。
2003年に早期退職し、アルバイトをするようになりました。この頃、近くの公園にカワセミがいることを知りました。自由な時間が増えたので、頻繁にカワセミを撮影するようになりました。
昔から鉄道を撮影していたので、カメラは持っていました。そのうちにカワセミ以外の野鳥にも興味を持つようになりました。
今では、年に数回、北海道や沖縄で、野鳥を撮影しています。
ブログ 八五郎の思い出写真館
http://08561926.at.webry.info/

 

]]>
https://yokohama-now.jp/home/?feed=rss2&p=20434 0
2021年5月 三ツ池だより 「新しい土壌を!」 https://yokohama-now.jp/home/?p=20420 https://yokohama-now.jp/home/?p=20420#comments Sun, 09 May 2021 15:10:15 +0000 staff https://yokohama-now.jp/home/?p=20420
Navigation: HOME»コラム»横須賀詢

 

緊急事態宣言がまた東京に発令された。5月11日までのようだ。先日、仕事で立ち合いに行くことになっていた。それが二転三転するのだった。最後はいつものように立ち合いすることになって、正常の業務処理になった。

 「仕事」 けんじ
何をしている
何に注意したらいい
そこから何が生まれる
  言われたことをすればいいだけでなく
  何のためにこの仕事をしているのか
  使いかってはこれでいいのか
このdataをどう使うのか
そのために今日の仕事はどうだったのか
話をしてみよう
  仕事をしていて
  それでいいのではなく
  そこから何か新しいものを生み出したい

必ずしも新しいものが出てくるわけではない。検査は、いままでのままでいいのだ、と思う時と、「こうするともっとよくなる」の改善が考えられる時とがある。

 励ます」 けんじ
励ますことをしよう
それは何を
どのように
  励ます前提が何か
  人は一人では弱いもの
  努力していることを気が付いてあげること
認めてあげる
共にいてあげること
声をかけてあげること
  励まされ励ましていく
  共感していく
  気にかけていく
人は寂しがり屋だ
人は弱いものだ
人は賛同を求めているのだ

友が来た。一年ぶりになるのだろうか。
今の時期仕事で宮崎から来たと言って寄ってくるのがうれしい。

 「友来る」 けんじ
元気かな
少し安心
  なぜか
  なにか
元気そうで
順調そうで
  だけど
  それで
元気とも思えず
衣服もちょっと
  大事な時
  何かをかえる時

まだ社会人になって数年しかたってないときに、ボースカウトの世界ジャンボリーが朝霧高原で行われた。50年前のことだ。この時隊長として、40名のシニアスカウト(高校生)と国旗掲揚などの奉仕をする役割を担った。その時のスタッフから連絡がはいった。資料がありますかとのことだった。

 「突然の手紙」 けんじ
50年前のことで手紙が来た
世界ジャンボリーの国旗掲揚隊の
奉仕したことを記念誌にのせたい
ついては資料はありますかとのこと
  記憶はあるが、資料はあるのか
  懐かしい話であるが
  ある面忘れてしまっていた
  しかし強烈な印象はあるのだった
奉仕隊の隊長の役をもらって参加したのだった
若輩ものの私が隊長だった
台風に出会ったりの
思い出のジャンボリーであった
  参加各国の国旗用の旗を
  しっかり管理する役だった
  国旗掲揚もするが自炊であった
  期間中台風に襲われた
嵐のあとの朝、班長達の発案で道路補修をした
その日の国旗掲揚の行進は野営場をできるだけ多く回って
会場を元気付けたいと少し長く行進し国旗掲揚をした
素晴らしいシニアスカウトたちだった

50年前の資料を探していて、業界新聞の創業の方の「計量ほどほど」の小冊子が出てきた。新聞創業のことは勿論、メートル法導入のことも書かれていた。

 「風の時代とは」 けんじ
今までが土の時代だった
土の時代は上をめざす時代
これからは風の時代
  その変化が2020年だった
  コロナの時代がはじまった
  それは変化をも表していた
前回の風の時代は
鎌倉幕府の成立前から
室町中期ぐらいまでのようだ
  世界では大帝国が生まれていく
  領土の拡大が目立ち
  文化的・宗教的・思想的に多くの著名な士が生まれた
これから脱大量消費社会は進み
自己の利権を望むより
私達皆で発展していく社会へ進む!

誰がこれからの時代を創っていくのだろうか。若い世代に立ち上がってもらおう。
それを支える土壌をつくる応援をしたいものだ。日本の役割はとても重要だ。

 

Photos

(画像をクリックすると拡大写真が表示されます)

     
     

(文・写真:横須賀 健治)

 

]]>
https://yokohama-now.jp/home/?feed=rss2&p=20420 0
しあわせの「コツ」(第53回) 「ぬか床」はどこ? https://yokohama-now.jp/home/?p=20451 https://yokohama-now.jp/home/?p=20451#comments Sun, 09 May 2021 15:09:05 +0000 staff https://yokohama-now.jp/home/?p=20451

第53回 「ぬか床」はどこ?

 

毎年、ノーベル賞の話題が出る時期になると、日本では決まって「今年こそ村上春樹がノーベル文学賞を受賞するのでは!」と、メディアが騒ぎ立てます。しかし、評論家の松本健一さん(2014年死去)は、どれほどハルキフィーバーがあろうと、「村上春樹は決してノーベル文学賞を取れない」と一貫して主張していました。

なぜでしょう?

2006年、出版界が「今年こそ春樹か!」と盛り上がっていた時期に、松本さんはあるインタビューで「今年、村上春樹さんはノーベル賞を取りますか」と訊かれ、即座に「取りません」と答えています。「じゃあ、誰が取ると思いますか」との質問に、「トルコのオルハン・パクムでしょう」と答えました。

実際、その年のノーベル文学賞は松本氏が言った通り、『わたしの名は紅』の著者であるオルハン・パクムでした。村上春樹がノーベル賞を取れない理由について、松本さんは松岡正剛さん・隈(くま)研吾さんとの会談の中で、こう語っています(「匠の流儀」松岡正剛編集 春秋社)。

「村上春樹はたしかに世界中で読まれています。なぜあんなに世界で受けるかというと、朝起きて紅茶を飲んで、きれいな音楽を聴いて、美しい絵画を見て、都市の物語が始まる。これは世界的に通じるわけですよ。つまりイタリアでもフランスでも韓国でも中国でも売れるし、もちろん日本でも売れる。つまり村上春樹はどこの国のものでもないから、世界中で受けるんです。でもそういうものをノーベル賞が評価することはないんです。」(前掲書p.279)

松本健一 評論家・麗澤大学教授

それに対して、その年の文学賞を受賞したオルハン・パクムの「私の名は紅」は、16世紀のイスタンブールの細密画師の世界を扱ったもので、文明間の衝突と共存、イスラム原理主義の動静などを細密画さながらの精緻な構成で綴った作品だそうです(まだ読んでいないので、詳しいことは書けません)。描かれている時代は16世紀でも、現代にも通じる問題が西欧社会でも話題となり、2001年9月11日の数日前、「ニューヨークタイムズ」で大きな紙面を割いて紹介されたそうです。

「私の名は紅」
オルハン・パクム著
藤原書店刊)

オルハン・パクムの作品にあって、村上春樹の作品にないものとは、一体なんでしょうか?

一言でいえば、作品に「作者が生きてきた文化のにおい」が感じられるかどうか、ということなのです。どこに国にも属さない、バーチャルな都市の話は確かに万国共通のテーマを扱うことはできますが、人の魂に触れ、ものの見方を変えるような影響を与えることはできません。前掲書で、建築家の隈研吾さんも同様のことを言っています。

「建築の場合は、文化のにおいのない建築家は、国際的にも活躍できないということがおこってきています。(中略)いまや世界中の建築家が同じ土俵で勝負しなくてはいけなくなった。(中略)となると、どの建築家に頼むかというときの決め手は、「キャラが立っているかどうか」ということに掛かってくる。つまりその建築家が背負っている文化のにおいが、すごく重要になってくる。」(前掲書p.266)

「文化のにおい」がする―それは自分が育った文化的土壌からどんな養分を、どんな風に吸い上げて自分のものにしているのか、ということです。ちょうど漬物が放つ、ぬか床と素材の出会いが醸し出すえも言われぬ香りのように。

外国人からそのことを指摘され、改めて自分の出自である日本文化に碇を降ろし直した人は大勢います。
世界的なパイプオルガニストの児玉麻里さんもその一人です。児玉さんはヨーロッパを中心に活躍しており、ご自身の演奏に自負もありましたが、ザルツブルグでモーツアルト協会の重鎮にこう言われたのです。「音楽は言語学と同じなのです。あなたは、外国人がいかに文法的に正確に日本語を話しても、聞いたとたん、外国人だと分かりますね。音楽もそれと同じなのです。」
本質を突かれた言葉に、児玉さんは衝撃を受け、悩みぬきました。そして、今までバッハやモーツアルトを演奏するだけだった音楽人生をがらりと変える決断をしたのです。

「日本人のDNAを活かし、日本人でなければできないオルガン音楽を創ろう!」そう決意した児玉さんは、1995年、筝と尺八とパイプオルガンという編成で「サウンド・オブ・ピース」を結成しました。以後、和太鼓や笛、声明など、日本の伝統的な楽器とのコラボレーションに取り組み、日本の歴史からテーマを得た曲を自ら作曲して「日本発の新しいクラシック音楽」のジャンルを開拓し、広く欧米で好評を博するようになったのです。

パイプオルガニスト 児玉麻里さん

一時パリを席捲した日本人のデザイナーたちも、「やつし」の美学(川久保玲)、折り紙(イッセイミヤケ)、和服のような直線の魅力(ヨウジヤマモト)といった、日本文化の下地があったからこそ、あそこまで世界に受け入れられたのです。
ノーベル文学賞の話に戻せば、カズオ・イシグロ氏が受賞したのは、彼が英国という「ぬか床」にどっぷりと漬かり、英国人の感性でものを書いているからです。

3次元世界に肉体をもって生きている私たちは、必ずどこかの文化圏(大体は母国語の文化圏)に属し、言語はもちろんのこと、考え方や立ち振る舞いなど、無意識にそこから多大の影響を受けています。そして、外国人の目にはその「無意識の部分」こそがその人らしさとして映るのです。それをなかったことにして、インターナショナルな風を装っても、単なる「根無し草」でしかありません。

先日、ある施術家の知人から聞いた話です。その方のクライアントで大変日本の歴史に詳しい方がいました。「ずいぶんとお詳しいのですね」と感心したら、こんな話が返ってきた、と話してくれました。

その方のお嬢さんが高校生で、1年間のホームステイを終えて、アメリカから帰国してきたときのことです。成田で出迎えたお嬢さんは半分べそをかいて、いきなりこう言ったそうです。
「お父さん、日本って誰がいつ作ったの?」
「な、何でいきなりそんなことを聞くのかね? 何かあったのか?」
その方は面食らってしまいました。

お嬢さん曰く、到着初日、ホームステイ先の家族のお祖母さんに挨拶した時、「ところであなたの国は誰がいつ作ったの?」と尋ねられたそうです。アメリカの歴史は頭にあったものの、これまでの教育できちんと日本の建国の由来を習ったことがなかったお嬢さんは、「はた」と詰まってしまいました。
黙って下を向いている彼女に、お祖母さんはこう言い放ちました。
「自分の国のことも知らないで、外国のことを学んでも、何の意味があるのでしょう。」

このお祖母さんは、ホームステイの期間中二度と彼女と口をきいてくれなかったそうです。そうなるとホームステイ先の家族の他のメンバーも、なんとなくよそよそしく、大変居心地の悪い日々を過ごしたのでした。

 

お嬢さんの話を聞いたその方は、実は自分も「グローバルな人材」を自負し、英語が堪能ではあっても、日本の建国については知らなかったことに気づきました。そして、父子でこれから「日本の歴史」をちゃんと学ぼうと心に決め、まず「古事記」の口語訳から二人で読むことにしたそうです。それから父子で色々と日本史の本を読み漁り、いつの間にか「歴史通」になっていたのでした。
「国際派」になりたかったら、語学の習得以前に、まず自分たちが生まれ育った国について学ぶことをお勧めします。自分の中に語るべき内容があると、多少拙い語学でもなんとかなるものです。

私の体験を少しお話しましょう。
大学院博士課程の時、フランスの国費留学生が大学に来ました。彼女は「和漢朗詠集」を研究しており、それを修士論文にするというのです。文部省(今の文科省)は、国費留学生にチューターを付けることになっており、私は彼女のチューターに指名され、論文作成の指導をすることになりました。「和漢朗詠集」なんて、日本人でも滅多に研究していません。私も学びながら四苦八苦の思いで、何とかチューターを務めました。
やがて、2年たち、彼女が帰国する日が来ました。私は拙いフランス語を詫びましたが、彼女からは想定外の言葉が返ってきたのです。
彼女「今までありがとう。私はあなたを尊敬しています。」
私「尊敬?どうして?下手なフランス語で本当に恥ずかしかった。」
彼女「いいえ、それは問題ではありません。あなたは自分の国をとても愛していて、日本のことをよく知っています。私はそこを尊敬しているのですよ。」

その言葉を聞いた途端、私はあふれる感動を抑えることができませんでした。「そうか、人の敬意というのは、その人がどれほど文化のかおりを醸し、どれほど自分の国を知っているかどうかに向けられるのだ」―そこがフランス人の彼女の「尊敬」のポイントだったのでした。

ヨガやスピリチュアルワークで、「グラウンディング」という大地や自然とつながるワークがありますが、社会人として生きていくには、自分の生まれ育った文化にグラウンディングすることも必要です。ぬか床の風味を吸収した素材がおいしくなるように、生まれ育った文化からたっぷりとエネルギーと知恵をもらってこそ、舐められない「人財」として世界に通用するのではないでしょうか。

若い人たちの「自分探し」が盛んなのも、実はこうした「ぬか床」の忘却があるのだと思います。

 

筆者紹介

 
本 名 田尻 成美 (たじり しげみ)
略 歴 著述家・都市拡業株式会社取締役
著書 「しあわせのコツ」(幻冬舎)
主な訳書「都市革命」(H・ルフェーブル著 晶文社)、
「空間と政治」(H・ルフェーブル著 晶文社)、
「文体論序説」(M・リファテール著 朝日出版社)
比較文化的視点から、日常の出来事をユーモアを交えて考察していきます。
著 書 「しあわせのコツ」(幻冬舎)



詳細はこちら


「おかあさんの灯り」(幻冬舎)



詳細はこちら


「神さまがうちにやって来る」(幻冬舎)



詳細はこちら

 

]]>
https://yokohama-now.jp/home/?feed=rss2&p=20451 0
ゆるマナー講座(第67回) 人との距離を意識して。 https://yokohama-now.jp/home/?p=20439 https://yokohama-now.jp/home/?p=20439#comments Sun, 09 May 2021 15:08:09 +0000 staff https://yokohama-now.jp/home/?p=20439

マナーアドバイザー/フレアLLP 柳田 圭恵子

星出彰彦さん達を乗せた宇宙船クルードラゴンが無事国際宇宙ステーションとドッキングして、野口聡一さん達に笑顔で出迎えられている映像は、このような時期だけに明るい希望をもたらしてくれました。二人の日本人宇宙飛行士が並んで地球と交信している姿には感銘を受けた人も多いのではないでしょうか。
このようなニュースに触発され、マナーをいつもと違う別の角度から見ていきたいと思います。

公共でのマナー

乗り物や公園、ホテル、映画館などの公共の場でのマナーは、知っていても…やっていないことがあります。本来マナーは知っているだけでなく、やっていることに意味があります。
他者を思いやり、尊重する気持ちをさりげなく行動にして表すことがマナーの基本ですが、身近な人の前では実践できても、公共の場で見知らぬ相手が対象だと忘れてしまうことがあります。路上や公園などでのゴミのポイ捨ても、誰も見ていなければいいかという気持ちの表れでしょう。

日本を訪れる外国人が街のきれいなのに感心したと言っていたのは、今はもう昔の話と言えるかもしれません。最近はコロナ禍で気持ちが落ち着かない人達が増えたせいか、駅や繁華街の路上にペットボトルや空き缶があちこちに散乱しているのを見るにつけ悲しい気持ちになります。
そんな中で毎日ゴミを拾っているという大学生の姿に、この国はまだ捨てたものではないと安心感も覚えています。
かつてニューヨークで治安が悪かった時、対策として当時の市長が取り入れたのは、ブロークウィンドウ理論…割れた窓を放置しない政策です。建物の窓が割れているのを放置すると、その地域に関心を払っていないというサインになり、その地域の治安を悪化させるという理論です。相当数の警官を動員して対策に乗り出したことで、治安が良くなったというのは有名な話です。落書きやゴミの放置も同様です。個人が特定されない場合、公共のマナーの意識はゆるむ傾向にあります。

地球にも宇宙にも優しく


©フレアLLP

かけがえのない美しい地球を宇宙から眺めた宇宙飛行士達は、心に響く言葉を数多く語っています。

「地球も、私たち自身もやっぱり宇宙の一部でした」(山崎直子)

「我々は月を探索するためにここまでやってきた。しかし最も重要な発見は地球そのものだった。」
(ウイリアム・アンダース)

「宇宙を知った人間は、決して前と同じ人間ではいられない」
(ラッセル・L・シュウェイカート)

「1、2日目は、みんなが自分の国を指していた。3、4日目は、それぞれ自分の国がある大陸を指した。5日目にはみんな黙った。そこにはたった一つの地球しかなかった。」
(スルタン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アル・サウード)

私達は他者と関わりながら生きています。お互いを思いやることで気持ちよく暮らすことができます。そしてかけがえのない地球も人間や動物、自然との共生の中で存続することができるのです。
人だけでなくその場所、地域や自然に優しく生活することは地球へのマナーです。

若木の燃える緑、競うように咲く色とりどりの花々、今は一年中で最も美しい季節ですね。それを見ることのできる幸せを今一度考えてみることも必要なのではないでしょうか。

 

筆者プロフィール

柳田 圭恵子(やなぎだ けえこ)  

柳田 圭恵子(やなぎだ けえこ)
マナーアドバイザー/フレアLLP
日本航空株式会社国際客室乗務員を経て、2009年よりマナー講師に。企業や自治体、大学、専門学校で接遇研修や マナー・プロトコール講座を行っている。NPO法人日本マナー・プロトコール協会認定講師。

岡田 承子(おかだ しょうこ)  

岡田 承子(おかだ しょうこ)
マナーアドバイザー/フレアLLP
日本航空国際線客室乗務員を経て、国際交流協会での仕事、また社会福祉法人では障がい者国際スポーツ大会事務局の運営業務やマナー研修に携わる。現在は、自治体、企業での接遇研修や、NPO法人日本マナー・プロトコール協会認定講師として大学で指導をしている。

本の紹介です

ゆるマナー 始めましょ

 

 

 

「ゆるマナー 始めましょ」
(岡田 承子・柳田 圭恵子 著 / ほんの木)
簡単で、誰でも、いつでもできること、だけど何だか優しくて
温かい気持ちになる。そんなマナーを「ゆるマナー」と名づけました。
 
Amazonで購入

]]>
https://yokohama-now.jp/home/?feed=rss2&p=20439 0
ビジネス梁塵秘抄「遊・献・学」(第98回) https://yokohama-now.jp/home/?p=20436 https://yokohama-now.jp/home/?p=20436#comments Sun, 09 May 2021 15:07:19 +0000 staff https://yokohama-now.jp/home/?p=20436

大浦総合研究所 代表/大浦勇三

ビジネス梁塵秘抄「遊・献・学」(第98回)

遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけん
遊ぶ子供の声きけば、我が身さえこそ動がるれ

- 梁塵秘抄 -

“魚ではなく魚の釣り方” という言葉があります。魚そのものを求めるのでなく、いかなる環境になろうとも、欲しい魚を釣れるスキルを身につけること。10代では劣等生でも70代には優等生になれる時代。ビジネス世界では、これまでも新しい発想や方法論が開発されてきました。近年でも “ロジカル思考” や “デザイン思考” が有名。ロジカル思考は論理や数字を重視した問題解決手法。デザイン思考はニーズや要望に応じて解決法を設計するやり方。いずれも問題解決を指向するアプローチ。しかし、環境変化は激しく、顧客も自らの求めるものが何かを明確に描き切れない時代。課題設定そのものから切り込む必要性が発生。自由な発想で自分が考える価値を創造することが求められる方向に。環境に適応する美的感性を重視。それが “アート思考”。 “リベラルアーツのハンター” への脱皮。梁塵秘抄では “恋しとよ 君恋しとよゆかしとよ 逢わばや見ばや 見ばや見えばや” とあります。情熱的に突き進むのみ。“解決できることを解決するのでなく、解決しなければいけないことを解決する”と思想家のジャック・アタリ。

“遊びをせんとや生れけん” 「遊」

怪我をすればするほど強くなる それは怪我の周囲を鍛えるからだ
多様性の価値を認識する 芸術は、相対化する力を学ばせてくれる
能は三歩歩いて三里を表現する 言葉や振舞いが、生を豊かにする
人生の有り様が少しわかると 苦くて甘くはないが、楽しみは倍加

“能” は日本の伝統芸能。江戸時代までは猿楽と呼ばれ、狂言と共に能楽と総称されるようになったのは明治維新以降。能は継承演劇としては世界最古といわれる日本独自の舞台芸術。2008年にはユネスコの無形文化遺産に登録されました。今や観世能楽堂はその舞台が銀座のド真ん中にある時代。能の大成者・世阿弥は、日本の演劇史上で最も重要な人物の一人。世阿弥独自の芸術論“風姿花伝”は、シェークスピアが登場する200年近くも前のこと。 “秘すれば花なり。よいものは常に千変万化” 。人生、甘くはないが生きる価値はタップリ。 “我儘して好きなように生きるのがいい” と作家・今東光。

“仕事をせんとや生れけん” 「献」

一つの世界では一つのモノの見方 多くの世界を知ることで多くのモノの見方を体得
みんなが多くの世界を知れば、多くのモノの見方が獲得でき、組織の厚みにつながる
組織の文化風土 組織がどれだけ多くのモノの見方を、蓄積して活かしきっているか
多面的な評価基準は、組織のもつ懐の深さ 選択できる自由と、選択できないリスク

デザイン可能な企業文化と、無意識に伝承される企業風土。今後のビジネス世界は、答えのない課題に向き合う力を身に着けることが不可欠。これまでの組織はあくまで一つのモノの見方。これからは多くの世界を知ることで、多くのモノの見方を体得する必要。みんなが多くの世界を知れば、多くのモノの見方が獲得でき、組織の厚みにつながるはず。多面的な評価基準は組織のもつ懐の深さ。選択できる自由と選択できないリスク。難度の高い問題の解決には、論理的・理性的なスキル+直感的・感性的なスキル。人が重要だというレベルでなく人がすべての世界へ。 “覚悟とユーモア” と坂本龍馬。

“学びをせんとや生れけん” 「学」

竹刀を振るのは、筋肉でなく身体全体の力 ムチをしならせる
イノベーション 突き詰めれば、多様なものを統合させること
予定調和を捨てる 周囲を見ず、面白くてやりたいことをやる
竹の種類は三五〇、釣竿になるのは一〇種類 そこに的を絞る

イノベーションでは、誰もが地べたを這いずり回ってきたのかも。しかし、その中で時に空を見上げて星を探し求める人間もいたはず。地べたを這いずり回る中での困難極まる状況で適用できるマニュアルは存在しません。シリコンバレーの企業家で共通する成功要因の一つは“どんなことがあっても絶対に投げ出さなかったこと”に尽きるのだとか。周囲に惑わされず、面白くてやりたいことに集中。自分の挑戦を評価する独自のモノサシを持つ。それには、いっぱい余計なことをしなきゃいけないかも。 “自分に必要な訓練と、そうでないものを区別して強弱をつける” と元・西鉄ライオンズの豊田泰光。

「遊びは仕事、仕事は遊び」
「仕事は学び、学びは仕事」
「学びは遊び、遊びは学び」

今回とりあげた「遊・献・学」それぞれの4行文は、拙書「ビジネス梁塵秘抄(一)~(十)」(全10巻)及び「続・ビジネス梁塵秘抄(一)~(十)」(全10巻)から抽出したものです。次回以降も「遊・献・学」から各々4行文を一つずつ抽出してご紹介していきたいと思います。

「ビジネス梁塵秘抄」「続・ビジネス梁塵秘抄」購入ご希望の方はこちらからどうぞ!
http://www.syplus.jp/ooura/

(第98回了)

 

大浦勇三(おおうら ゆうぞう) プロフィール

大浦勇三(おおうら ゆうぞう)  

大浦総合研究所 代表 (http://www.ne.jp/asahi/oura/ohura-research-institute/

石川県七尾市出身。
早稲田大学卒業、筑波大学大学院修了。
米国経営コンサルティング会社 アーサー・D・リトル 主席コンサルタントを経て現職。
主担当領域は、経営改革/企業再生、経営戦略/情報通信技術戦略策定、業務改革/組織改革、研究開発/商品開発マネジメント、マーケティングマネジメント、ナレッジマネジメント、イノベーションマネジメント、サプライチェーンマネジメント、人材マネジメント、コーチング/メンタリング、プロジェクト/プログラムマネジメント、ベンチャービジネス支援等のコンサルティング。

筑波大学大学院講師、城西国際大学客員教授、名城大学講師、産業能率大学講師、中小企業大学校講師などを歴任。

主な著作物:

  • 「続・ビジネス梁塵秘抄(一)~(十)」<全10巻>(大浦総合研究所:PDF版)
  • 「ビジネス梁塵秘抄(一)~(十)」<全10巻>(大浦総合研究所:PDF版)
  • 「イノベーション・ノート」(PHP研究所)
  • 「ITプロジェクトマネジャーのためのコーチング入門」(ソフトリサーチセンター)
  • 「図解 日本版LLP/LLCまるわかり」(PHP研究所)
  • 「IT技術者キャリアアップのためのメンタリング技法」(ソフトリサーチセンター)
  • 「よいコンサルタントの見分け方、かかり方」(清話会)
  • 「日本のモノづくり - 52の論点」<共著>(日本メンテナンス協会)
  • 「現場主導型の組織運営とスピード戦略」(日本監督士協会)
  • 「eコミュニティがビジネスを変える」<訳>(東洋経済新報社)
  • 「ナレッジマネジメントが見る見るわかる」(サンマーク出版)
  • 「図解 ナレッジ・カンパニー」(東洋経済新報社)
  • 「ナレッジマネジメント革命」(東洋経済新報社 )
  • 「図解 グローバル・スタンダード革命」(東洋経済新報社)
  • 「業務改革成功への情報技術活用」(東洋経済新報社)
  • 「情報化戦略と投資評価・システム運用管理の実際」<編著>(企業研究会)
  • 「会社改革実務辞典」<共著>(産業調査会)
  • 「プロジェクトマネジャー(PM)の育成・スキルアップのためのメンタリングの進め方と実践法」 (ソフトリサーチセンター:CD-ROM版)   など
]]>
https://yokohama-now.jp/home/?feed=rss2&p=20436 0
書評 「今という一瞬に、一生の幸せがある」 廣済堂出版 矢作直樹(著) https://yokohama-now.jp/home/?p=20423 https://yokohama-now.jp/home/?p=20423#comments Sun, 09 May 2021 15:06:58 +0000 staff https://yokohama-now.jp/home/?p=20423
 
タイトル 今という一瞬に、一生の幸せがあ
単行本 181ページ
出版社 廣済堂出版
ISBN-10 4331522288
ISBN-13 978-4331522288
発売日 2019/3/30
購入 今という一瞬に、一生の幸せがある

長引くコロナに、息詰まる思いをしていると思います。そんな時に、ふと手にとってみました。前書きにこう書かれます。「感謝の気持ちをもってみてはいかがですか」「今こうして息を吸っている。水も飲めるし、食べたいものを食べることができる。それだけで十分に幸せなことだと思いませんか。当たり前のことが当たり前にできるということに感謝だからこそ“中今の気持ちを持てば、きっと毎日が楽しくなりますよ」

第一章 心―穏やかな心を保つために
「人はどうして落ち込んだりするのでしょう。多くは過去の後悔や、未来への不安感から生じるのだと思います。しかしそれらにいちいちとらわれていたら、それこそ本当にうつ状態になってしまいます。だからこそ“中今”の心が必要なのです。」「過ぎ去った過去や来てもいない明日の心配などしても仕方がありません。そんなことを考えずに、今というこの瞬間に心を持っていいのです。とにかく今この瞬間を無心に活きること。今にだけ目をむけること。」そんな心持ちを習慣づければ、それだけで心の病から抜け出すことができるのだといわれます。

「負の感情の手放し方。それは、自分の体から外に引きずり出し、うち砕いてしまうことです。自分自身が生み出したイメージは、自分自身で捨てられます。」講演会のときに、問いかけることがあるそうです。「今日、鏡を見てこられた方はいますか?」するとほとんどの方は手をあげられます。自分の顔をよく御覧になりましたか、と尋ねると途端に手があがらなくなるそうです。鏡は見たけれど自分がどのような表情をしていたかは覚えていないようです。「人間の顔というのは、神様から与えられたキャンバスだと思っています。そのキャンバスにどのような表情を描くか。それは個人の生き方や意識次第です。」と言われます。

「不調和の感情が起きたら、それを素直に認めます。そしてその感情をを硬いものとしてイメージし、自分の体の外にグワッと引きずりだし、粉々に打ち砕いてしまいます。そしてそれをエイッと天に放り投げて、最後に深呼吸をします。」これはあくまでイメージのようで、慣れたら一瞬のことです、と言われます。こんな習慣を身につけるだけで、だんだん不調和の感情は生じにくくなるようです。

「まず、体を調える。そして、呼吸を調える。この二つができて、心が調います。」「人間は五感というものが備わっています。視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚の五つですが、さまざまな技術の発達によって、この五感が現代では鈍くなってきたと言われています。しかし医学的に見れば、五感の機能が衰えてきたというわけではありません。五感というのは、意識の持ち方によって大きく変わってくるもので、裏を返せば、意識さえ変われば感じ方も変わってくるということです。」「たとえば臭覚にしても、汗の匂いは誰でも臭いと感じるものです。ところが、自分がすきなひとの匂いであれば、不思議なことに臭いとは感じません。これは臭覚うんぬんの問題なのです。」要するに、人間にとっていちばん大切なことは、どんな意識を持って生きるかということだと言われます。

第二章 体―美しい体をつくるために
「腸を締め付ける服から、体を開放してあげましょう。それだけで内臓は健康になります。」「着物や浴衣なども帯で強く締め付けますが、きついと思えばゆるめることができます。つまり、自分の体の声を聞きながら調整できることが大切なのです。」「下痢と便秘を繰り返す人がいました。とくに検査をしても悪いところは見つかりませんでしたが、生活習慣をよく聞いてみれば、家にいるときはきついゴムパンツを身に着けていたことがわかりました。腸が締め付けられることによって、その働きが極端に悪くなっていたのです。その人はゴムパンツのパジャマから紐つきのものに変えただけで改善されました。」

「暴飲暴食は、自傷行為です。悪習慣を断ち、体の声をききましょう。」「どうしてつい食べ過ぎてしまうのでしょうか。ひとつには代償行為というものがあります。たとえば仕事がうまくいかなかったり、寂しさや苦しみなど、自分の欲求が満たされなかったときに、たべるという行為でそれをごまかそうというもので、それが習慣になってしまいます。」「人間はこのように、習慣によって引きずられることが多くありますから、まずは生活習慣を見直してみることです。自分の習慣が良いと思うのなら続ければいいし、悪いと思っているのなら直ちに変える努力をしてみることです。」

第三章 お金―豊かさを見極めるために
「日本人らしい魂は“知足”の心です。私たちはすでにそれを知っているという、奇跡の幸運を手にしています。」「日本語は世界の中でも素晴らしい言語とされています。たとえば“ありがとう”という一言をとっても、言う人の表情やその場面によっては、そのニュアンスを超えた深みを相手に伝えることができます。」「日本人の魂の在り方は、とても美しいものなのです。」「日本人の魂の美しさを象徴するものは”知足“の心だと思います。”たるを知る“ということで、すなわち必要以上に求めず、今ある現実に満足するという心根です。この”知足“の精神こそが、日本人が古来よりはぐくんできたものです。この世に人間として、しかも魂の在り方がとてもとても美しい日本人として生まれてきたーそれはまさに奇跡のような幸運です。」

「尊い仕事とは、職種のことではありません。なぜその仕事をしているのか。その動機が尊いか、卑しいかということです。」「命を預かる仕事は医師だけではありません。ほかにもたくさんあります飛行機のパイロットもタクシーの運転手も、お客さんの命を預かっています。保育士も学校の先生も、子どもたちの命を預かっています。農業に携わる人たちなどは、私たちが口にする食べ物をつくっているわけですし、そういう意味では、ほとんどの職業が人間の命にかかわっているともいえるのです。」「尊い仕事とは、仕事の内容や職種などではなくて、その仕事をしている動機の純粋さにこそあるのです。大切なことはその仕事に対する思いなのです。たとえば、金儲けだけが動機で医師になったとしたら、それは卑しい仕事になるでしょう。一人でも多くの人の命を救いたい。純粋にそういう動機で医師になったのならば、それは尊い仕事になります。」食べていける仕事があるなら、無心になって取り組み、また楽しみながら働くことです、と言われます。

第四章 命―命を使い切るために
「寿命は長ければいい ということではありません。長寿社会という幻想に惑わされず、死に方は自分で決めましょう。」「寿命に平均などというものはありません。寿命というのは、長いからいいとか短いから不幸などという問題ではありません。」「延命処置をするか否かの意思は、前もって確認しておくことが大事ですが、その時がきたら、家族としては本人が望むとおりにしてあげることがいちばん大事なことだと思います。」

「自然の摂理に逆らって生きることは、幸せか。人生とは、“今”をまっとうしているかどうかしかありません。」「動けなくなってから心残りを数えるのではなく、動けるうちにどれだけ命に感謝し、日々をまっとうして生きたか。そのように活きてきた人は、無駄な医療行為などのぞまないのではないでしょうか。」

あとがきから
「“中今”を生きるために“一人”になる」
「最後に”中今“にあるために大切なことをつけ加えるならば、”一人“の時間を大切にしてください。三〇分でもかまいません。自分自身に向き合う時間を持つことです。自分は何をしようとしているのか。自分が楽しいと思うものは何なのか。そして自分はどこに向かって歩いているのか。それを見つめ直してください。」

(文:横須賀 健治)

 

]]>
https://yokohama-now.jp/home/?feed=rss2&p=20423 0
チャレンジ(第33回) これでいいんだと思うこと https://yokohama-now.jp/home/?p=20445 https://yokohama-now.jp/home/?p=20445#comments Sun, 09 May 2021 15:05:18 +0000 staff https://yokohama-now.jp/home/?p=20445

これでいいんだと思うこと

こんにちは。C.P.FACTORYディレクターの平安山美春です。過ごしやすい季節になりましたが、4都府県に緊急事態宣言が発令され、私が住んでいる神奈川県でも外出自粛が続き、寂しいゴールデンウィークとなっています。天気が良い日は遊びに行きたいな~と思うけど、ここはグッと我慢ですね。

遊びに行くことは控えていますが、運動不足にならないように休日には1日2万歩を目指しウォーキングをしています。2万歩を歩くのは結構大変ですが、道端の草花に目を向けたり、夕日を見たり、心と体を整えながら楽しく歩いています。

山下公園の薔薇

 「やりたいと思う気持ち」

第一回のコラム 私はやりたいことがたくさんあっていつも動物的本能で動いていますが(汗)それゆえに、失敗も多く、上手くいかないことがたくさんあり、特に福祉関係では、今でも辞めようと思うことがあります。

特に自主製品のデザインや品質について厳しいご意見を頂いたときは落ち込みます。

言われていることは理解できる。障害の重さも人それぞれで出来ることも様々。それをお互い補いながら、みんながやりがいを持ってできる作業を創り出したい、いつもそう思っているけど、それは一般社会から「選ばれる商品」を世に出すこととは少し違うのかもしれない。

でも私は選ばれた人や商品だけが陽に当たる社会にしたくない。

ちょっと歪んだ三角だけど、穴もズレているかも知れないけど、機械でオートマティックに作った商品とは違った味が出ていて、私はそれがとても好き。

障害者施設で作っているガーランド

私はこれでいいんだと思う。

そう思えたのは、割き織りてるてる坊主を作ってみたらとても可愛いと褒められたから(笑)
もう少し頑張ってみようかな~と思えた日でした。

割き織いてるてる坊主

明日もきっと良い天気。

次回は「ワークショップデザイナー」です 

(第33回了)

筆者紹介

 
本 名 平安山 美春(へんざん みはる)
略 歴 1973年横浜生まれ。
高校時代に米国に留学し、本場のアートと最先端のコンピューター技術を学ぶ。
 
帰国後、東京工芸大学 画像工学科(現メディア画像工学科)にて色彩画像工学を学び、卒業後、画像加工技術を活かしたグラフィックデザイナー兼DTPディレクターとして制作会社に勤務。
 
2003年長女出産を機に退職、フリーで活動を始める。
Photoshop歴25年。2児の母。
 
現在は、DTPやWEB関係の制作や解析業務、ワークショップ形式を用いた様々な講座やイベントを主催する傍ら、自分の技術を福祉の役に立てたいと考え、精神障がい者が作る自主製品のアートディレクションなども手掛けている。

 

]]>
https://yokohama-now.jp/home/?feed=rss2&p=20445 0
絵本から笑本へ(第59回) 絵本作家と、笑顔をつなぐ笑顔な女性たち。~松岡 美子さん~ https://yokohama-now.jp/home/?p=20443 https://yokohama-now.jp/home/?p=20443#comments Sun, 09 May 2021 15:04:58 +0000 staff https://yokohama-now.jp/home/?p=20443

絵本作家 保科琢音の連載コラム「絵本から笑本へ」の第4期

絵本作家としてこれまでにご縁のあった
「笑顔をつなぐ笑顔な女性たち」をご紹介しています。

第4期14回目にご登場頂くのは…
一般社団法人フラットガーデン代表理事の松岡美子さん。

松岡さんとの出会いはこのコラムのおかげでもあります。

このコラム「絵本から笑本へ」の前期では
横浜市内18区の子育て支援拠点をご紹介させて頂きました。

その際、緑区の子育て支援拠点「いっぽ」の
施設長をされていたのが松岡さん。

お会いしたのはそのときが初めてですが、
松岡さんとは初めから色々な価値観が同じでした。
…と、ぼくは勝手に感じています。
松岡さんはどう思ってるか知らないけど(笑)

ぼくの絵本や紙芝居も気に入って頂き、
そこから様々なカタチで応援してくれています。

松岡さんの現在は、

一般社団法人フラットガーデン代表理事という肩書き。
「レモンの庭」という多世代が交流できるカフェを運営して、
赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで、
誰もが自分らしくいられる居場所作りをしています。
他にも、アートや音楽関連の企画運営も行っていたり、
誰もが楽しめることを提供しています。

ぼくは最近、
仲間たちと新しい出版社を設立しました。
この出版社は、今までの当たり前にとらわれる事なく、
「日本における様々な社会問題に出版社として出来る事はまだまだある」と信じ、
絵本や出版社のチカラで
差別や社会的孤立のない社会を創っていこうとしている出版社です。

なんだか松岡さんとはやりたい事が似ているんです。
目指しているモノも同じなんだと思います。
…と、ぼくは勝手に感じています。
松岡さんはどう思ってるか知らないけど(笑)

松岡さんが仲間たちと築いている

フラットガーデン、レモンの庭は、
緑区の中山にあります。
興味のある方は是非是非、遊びに行ってみてください。

人と人に差別も区別も壁もない。
まさにフラットな場所があって、人がいます。

これからの日本には、
きっとこういう場所が増えていくんじゃないかな。
そうだと良いな。

松岡美子さん
(一般社団法人フラットガーデン代表理事)

絵本作家 保科琢音からのご質問

※毎回、登場頂くみなさんへ同じ質問をしていきます。

① 『子どもの頃はどんな子でしたか?』
「今からは想像できないかと思いますが、手が挙げられず、何かを率先してやるようなことは一切しないこどもでした。」

② 『子どもの頃の夢はなんでしたか?』
「夢は自由に世界中を飛びまわる、[兼高かおるさん]のようになりたいと思っていました。」

③ 『これからの夢はなんですか?』
「火を起こしたり、地面をほったり、ごはんをみんなでつくったり、自由にやりたいことができる居場所がつくりたい。そこでは、[面白い!って思うことをやってみよう]という仲間とずーっとやり続けていきたい!」

④ 『悩みはありますか?』
「あります。常にお金はないことかな。」

⑤ 『今、一番楽しい事はなんですか?』
「面白そうと思ったことを、やってみようという仲間とやれること。美味しいものを、みんなと一緒に食べられること。みんなとおしゃべりできること。」

<一般社団法人フラットガーデン>

https://www.flatgarden-yokohama.com/

<絵本作家 保科琢音ホームページ>

http://ehonsakka-hoshinatakuo.net/

<絵本作家 保科琢音YouTubeチャンネル>

『笑える絵本ダナ』 https://www.youtube.com/channel/…

(文・イラスト:保科琢音

筆者紹介

【保科琢音】
絵本作家・紙芝居作家
公立図書館に10年間勤務。
2013年 絵本「あっかんべー」出版
2019年 絵本「ままも」出版
2020年 絵本「ちーちゃんのおなかのあな」出版
絵本や紙芝居の創作だけでなく「読絵ん会」という名の
読み笑わせ口演を精力的に行っている。
口演場所はこれまでに600カ所以上。
2017年 ベトナムホーチミンの幼稚園、障害児施設で口演。
2019年 ベトナムにて絵本「ままも」、絵本「よぞらのおくち」の2冊同時発売。
 
また、絵書き家筆之輔(えかきやふでのすけ)の芸名で落語家としても活動。
神奈川県を中心に落語会や落語教室を開催。
様々な企業からのご依頼により創作落語をつくり口演。
保土ヶ谷区にて定例落語会「しばた。寄席」を毎月開催。
 
横浜市内の小学校では落語の授業を数多く担当。
2017年 神奈川公会堂にて「大黒寄席」開催
(※青葉区黒須田小学校、南区大岡小学校の2つのクラス総勢60名の児童が出演)
2020年 横浜にぎわい座にて「ビックブック寄席」開催
(※南区大岡小学校、中区本町小学校の2つのクラス総勢60名の児童が出演)

ヨコハマNOW取材記事
「僕にとっての横浜は「未来へ笑がおをつなぐ街」。絵本作家の保科琢音さん」
https://yokohama-now.jp/home/?p=13904

『読絵ん会(どくえんかい)』の様子を動画でご覧下さい。

 

]]>
https://yokohama-now.jp/home/?feed=rss2&p=20443 0
第97回 建築行政における押印は廃止されましたが縦割り行政は変わらず https://yokohama-now.jp/home/?p=20429 https://yokohama-now.jp/home/?p=20429#comments Sun, 09 May 2021 15:03:07 +0000 staff https://yokohama-now.jp/home/?p=20429

ARMDS 都市建築設計機構
山口賢

建築行政における押印は廃止されましたが縦割り行政は変わらず

地方都市の郊外で歯科医院の設計依頼を受けました。計画地には既存の医院が建っていますが、前面道路(県道)の拡幅に伴う立退き要請を受けての建替えです。敷地は十分に広く同一敷地内に県道からセットバックして新たな医院を建設することとしました。
敷地の周囲は田畑(ほとんどが休耕地)でまばらに住宅も建っているようなエリア、都市計画条件は住居系で厳しい規制は特にない地域です。いつもどおりに基本提案を携えて行政ヒアリングをしたところ。

  1. 計画地の地目が農地である(建物が建っているのに)
  2. 農業振興地区のため農業振興地区除外の審議が必要
  3. 計画地の面積が一定規模以上なので都市計画法上の開発行為に当たる可能性
  4. 埋蔵文化財の包蔵地域にあたる可能性
  5. 農業用水を管理する組合からの建設許可書の取得の必要性

建築確認申請前に以上のような審議や許可を受ける必要があることがわかりました。立退きを要求している県に上記手続きに対して協力要請しましたが「立退きに係る諸手続きは地主さん責任で対処してください」とのこと。今回の仕事は建築設計やデザインより行政対応、規制の解除の手続き業務が重要になりました。

まず地目の変更です。農業委員会に相談に行くと、従前より医院が建っており宅地並み課税がされている土地なので所定の手続きで農地から宅地への変更は可能とのこと、ただし農業振興地区の除外手続きが必要でそれは県の審議会を経て、除外許可証の取得が必要なのでまず県に行ってくださいと指示。県に相談すると、隣接する農地の地権者から宅地への変更に関しての同意書を取得したのちに審議会にかけて許可判断をしますとのこと。施主と一緒に近隣廻りをして同意書を作成し県に審議資料を提出。ここまで3ヵ月経過し県からの回答は3か月後。
地目変更の手続きと並行して開発手続きの予備審査に取り掛かります。計画地が1000㎡を超えるので開発申請の予備審査が必要とのことでしたが区画、形、質(地目)の変更がない旨を説明し本審査は回避しました。地目の変更について疑義があがりましたが従前から宅地並み課税がされていることで、地目の変更に当たらないことが確認されました。もし開発行為と認定されると審査だけで6か月ほどかかってしまいます。都市計画課から「開発行為に当たらない旨の証明書」を発行してもらいました。

次に埋蔵文化財の地域にあたる可能性から教育委員会と協議。調査工事を行うと6ヵ月から1年の間建築工事ができないとのこと。提示された地図を見ると埋蔵文化財が包蔵される可能性のあるエリアが色鉛筆でラフに囲われています。計画地の端っこがその色鉛筆に少し引っかかっていると担当者は言うのですが、1/2000の地図で1mmずれると2mです。調査対象から外してもらうために現地で長さを測って包蔵地域から離れていることを確認して「調査対象範囲外の判断書」を取得しました。

最後に農業用水を管理する組合との協議、この機関との協議は審査書類の提出と簡単なヒアリング、そして協力金の支払いで許可書を取得できました。
必要な許可書や審議書類を添付してようやく建築確認申請の手続きにこぎつけました。通常ならば建築図面が完成してから1ヵ月くらいで確認済証という書類を取得できるのですが今回は9ヵ月もかかりました。縦割り行政の体質が変わらなければ押印のあるなしは負担の低減や手続き期間の短縮には効果はありません。またこれらの手続きを施主に行わせることは経済的な負担にもなります。各機関は資料を書類で保管しておりまたメールや電話での対応はできず、ほとんどが窓口対応でした。電子申請やデータの共有ができればもっと簡易に手続きができて、縦割り行政を解消することができるのではないでしょうか。
手続きの話ばかりを書きましたが、しっかりと設計を行い順調に工事は進みました。もうすぐ歯科医院は完成します。

 

「暮らしを大切にデザインする」建築家のグループ

AA STUDIOは「暮らしを大切にデザインする」建築家たちのグループです。

それぞれの建築家に気軽にご相談ください。なお、下記のような「ナビゲートサービス」も承っておりますので、ぜひご利用ください。ホームページにお問い合わせいただければ、こちらからご連絡させていただきます。
TEL:045-351-0288 (担当:青木恵美子)でのご相談も受け付けておりますので、あわせてご利用ください。

AA STUDIO ナビゲートサービス

中立的な立場で、建築家選びをナビゲートします。ご相談は無料。
その後ナビゲートをお申し込みの場合 申込金 ¥10,000
・面談コース 面談希望建築家と面談  無料(最大3名の建築家を指名)
・提案コース 具体的なプランの提案  ¥50,000/1提案(最大3名の建築家を指名)

AA STUDIO WEB http://www.aastudio.jp

青木恵美子 有限会社 A.Aプランニング
http://www.aaplan.com
井上 玄 株式会社 GEN INOUE
https://architect.bz/
荻津 郁夫 有限会社 荻津郁夫建築設計事務所
http://www.o-as.co.jp
北島 俊嗣 株式会社 北島建築設計事務所
https://kitajima-architecture-design.com
久保田 恵子 5’st一級建築士事務所
http://studio5st.com
栗原 正明 栗原正明建築設計室
http://msak.asia
河辺 近 ken-ken.Inc. 一級建築士事務所
http://www.ken-ken-a.co.jp
鈴木 信弘+洋子 有限会社 鈴木アトリエ
http://suzuki-atelier.com
高橋 正彦 佐賀・高橋設計室
http://www.takahashi-arch.com
藤江 創 有限会社 アーバン・ファクトリー
http://www.urbanf-arch.com/
藤本 幸充 株式会社 鎌倉設計工房
http://www.kamakobo.com
古川 達也 古川都市建築計画一級建築士事務所
http://furukawa-arch.com/
水口 裕之・松井 理美子 tentline(テントライン)
http://tentline.jp
山口 賢 株式会社 アマテラス都市建築設計
http://www.amarterrance.com
山田 慎一郎 山田スタジオ一級建築士事務所
http://www.yamadastudio.com/

 

]]>
https://yokohama-now.jp/home/?feed=rss2&p=20429 0
早苗ネネ エッセイ ONENESS LOVE #08 https://yokohama-now.jp/home/?p=20426 https://yokohama-now.jp/home/?p=20426#comments Sun, 09 May 2021 15:02:25 +0000 staff https://yokohama-now.jp/home/?p=20426

アセンション後のなりわい(正業)は? グローバル経済の終焉?

最近 グローバル経済を良きもの、として未来をもう一度コロナの前に戻そうという経済ジャーナリストの方がメジャーなテック企業のコラムで明るい未来を綴っているのを読みました。読後の感想は、う~ん、どうなんだろう? 霧に包まれた細い山道を歩いているような昨今の日本。霧が晴れたらまったく思ってもみないような道を歩いていたことに気が付くかも。

私としては小さな揺り戻しはあるかもしれませんが、大筋の流れは新しい価値観の中で今までの経済システムとは全く違った価値観の展開があるのではないかと期待しています。まず今迄のように何よりも経済が優先される事はもうあり得ません。
経済優先と言う旗印のもとに、人類は地球をだいぶ汚染して破壊してきました。最後にはお金のために意図的に戦争まで作り出してしまうようなグローバル経済文明はもう体験としては十分にお腹がいっぱいです。

4月下旬からちょうどGWが終わるまで日本の大都市は緊急事態として3回目のロックダウンに入りました。この横浜ナウ5月号が発信されるときまでに、この緊急事態宣言が続くわけです。続くどころか、もしかしたら宣言が延長される可能性もあるかもしれません。日本政府は感染拡大の牽制策として夜の酒類提供店に自粛を求めています。今回で、今まで頑張ってきたけど、もう持ちこたえられなくて潰れてゆくお店もたくさんあると思います。
先日私のところにもワクチン接種のお知らせが届きました。このワクチンに対しても賛否両論があり何を信じてよいのかわからずに悩んでいる人も多いと思いますが、とりあえずワクチンによってコロナに対する人々の恐怖心が薄れれば またある程度の経済的活気は戻ってくると思います。でも、壊滅的な打撃をこうむった飲食業や観光業のホテル、大型レジャーセンター等。どうなってゆくのでしょうか?

これからお話しすることはあくまでも私が見たい未来の展望です。
私にとってはこれが自分の明確なVISIONですが、個々のVISIONは微妙に違います。
100人がいたら100通りの真実があります。一人一人が自分の生命の事を深く考えて行けばゆくほど、私達は個々の本質に立ち返ってゆくのではないでしょうか。
皆が好き勝手なことを思い、それを行動に移したら混乱して交通整理が必要なのでは?と思われますが、それらの違いを分けてゆくのは個人が発している振動数。波動の法則が働いて、ぶつかり合いが無くなってゆく。それがアセンション後の世界なので、現在、コロナがそのプロセスに引き金を引いて人類をいざなっている。そう受け取ることもできます。
アセンションを目前に、これから徐々に淘汰されてゆく商いの筆頭はギャンブル店と性風俗産業でしょうか。日本はお酒に対してはお神酒としての存在があります。コンパニオンの女性を売りにしているバーやスナック等の酒類提供店は早くシステムを変えた方が得策かもです。これからは明るく軽く風通しよく神社の様な爽やかで気高い気持ちの中で飲むお酒が必要とされる時代が来るからです。月を愛でながらの穏やかな酒席や瞑想会の直来など、自己の内奥神と一緒に飲める様なお酒です。会社でのストレス発散型の酒席は消えるでしょうね。

私達地球人類は、現在 宇宙の中心から供給される、成長ホルモンといわれるフィトンベルト内を通過しています。2万6千年の周期でこのフォトンベルトに、銀河系もその中の私たちの太陽系も突入しています。そしてその期間はあと50年程続くと言われています。
その間に・・地球はアセンションすることを決めています。ですので、これからはそのアセンションに必要のないものは淘汰されてゆくのでしょう。
地球に意識などは無い!と思っている方は、最近は少なくなりました。私には、コロナは本当に地球が私達人類に対して、軌道修正を促すために送られてきたメッセンジャーのように思えます。

いま転職を考えている方がいたら、これからはアセンション後に残ってゆく仕事を見つけて下さい。まずはそのポイントは 地球が喜んでくれるかどうか!? です。
それは自分が喜ぶ事かどうか?という問いとも、自分を本当に愛する事とも 重なります。
人類アセンションの導き手の一人、エササニ星のバシャール(ダリルアンカがチャネル)がもう25年前から私達に教えてくれている「ワクワクする事をやる」それがアセンション後の生業となります。
私自身も、今迄、自分を音楽の専門家だと思った事はありませんが、これからは専門職人として捉えて、新しいアセンションの波に乗ってますます、地球が喜ぶ事を見つけてゆきたいと思います。 皆さんも新しい波に 乗りませんか? Let’s ride on the wave!!

(早苗ネネ♪)

 

「和歌うた 小倉百人一首」公式音楽ビデオ 「ひとりかもねむ」

 

迎春

 

ネネグースプロジェクト(Nene Goose Project)を立ち上げました

日本古来の大和ことばで綴られた和歌を現代の調べにのせて歌う「和歌うた」。私 早苗ネネはもう20年近くこの「和歌うた」を歌い続けています。お蔭様で、じゅん&ネネと共に「和歌うた」は私のアーティスト活動の中心軸となり、多くの方々からご支援を賜り各地で和歌うたライブを開かせて頂いております。

この度立ち上げたネネグースプロジェクト(Nene Goose Project)は、「和歌うた」とHULAや太極拳などの異文化や全国に受け継がれている伝統文化とのコラボレーションをはかります。世界の民族が持つ固有の文化とその文化の根底にある言霊が「和歌うた」と融合することで生まれる新しい表現をみんなで共有する取り組みです。

「和歌うた」のライブは歌い手と聴き手という構図です。ライブ会場はみんなで一体になって盛り上がりますが、歌い手と聴き手という構図は否めないものがありました。ネネグースプロジェクト(Nene Goose Project)ではワークショップ形式で参加して下さったみなさんと一緒に作品を作り上げていきたいと考えております。みんなで作った作品にはみんなの愛情が込められています。出来上がった作品はみなさんの元気の源の一助になることでしょう。

ネネグースプロジェクト(Nene Goose Project)Official Website:
nenegoose.love

 

三十六歌仙CDアルバムによせて

 

10代の頃、じゅん&ネネのネネとして歌っていた時、多くの方から「北の政所のねね様と同じ名前ですね」と言われ、歴史上に残る方と同じ名前を頂いた事で直ぐに覚えて頂き、良い事が沢山ありました。時が経ち、50歳を過ぎた頃にやっと自分のライフワークを見つけ、「和歌うた」を歌い続けて13年程に成りますが2014年の京都高台寺音楽祭に出演させて頂いた折に、三十六歌仙が高台寺様に遺されているのを知りました。その時にぜひ三十六歌仙にメロディーを付けて同じ名前のねね様に奉納したいとの思いを抱き、2015年9月6日、ねね様のご命日に発表させて頂く事に成りました。

和歌のアルバムとしては10年ぶりでやっと二枚目アルバムです。一枚目のアルバム「花のいろは」は蟠龍寺スタジオの仲間に助けられて生まれました。そして今回のアルバムも製作費は今まで私の和歌うたを聞いて応援して下さった方々のご支援で賄われています。暗中模索と無我夢中で今までよろよろと歩いてきましたが、そんな私を支えてくれる大きな愛情に気が付いて、なんて幸せ者なのかしらと思います。有難うございます。これからも自分の道を信じて歩いてゆきます。

早苗ネネ/京都・高台寺 北の政所・ねねさまに捧げる三十六歌仙 『和歌うた』CDアルバムは、 Amazon で販売しております。

 

早苗ネネさん 和歌うたLIVE

 

早苗ネネさん プロフィール

木々や鳥や魚や精霊…人間以外の存在達との交流が当り前に語れるくらい、いのちのひろがりに気づくと、共に生きている喜びや、苦しみや悲しみにもナイーブになる。

心と野生がひとつながりになると……こんな風に人は年を重ねられる。ひとりひとり、ユニークにもっと自分になれる。

早苗 Nene さんは、そういう人生の先駆者です。 感性を解放しながら、40代で高校生に仲間入り卒業後、マウイのカレッジに留学中、突然半生記が受賞しました。

そんな新たなシーズンを迎えて、今エッセンスを分かち合いたい。

<天性の歌い手>というだけでなく、その存在感、溢れる活性のバイブレーションは、光のシャワーのよう。彼女と語り歌い、魂の成長を旅している現在の、自分の位置を確かめてみませんか?

早苗ネネさんHP

 

]]>
https://yokohama-now.jp/home/?feed=rss2&p=20426 0
私にとって横浜は「diversity」 学校法人石川学園理事長・学院長 池田俊一さん https://yokohama-now.jp/home/?p=20417 https://yokohama-now.jp/home/?p=20417#comments Sun, 09 May 2021 15:01:53 +0000 staff https://yokohama-now.jp/home/?p=20417

 

池田俊一さん
学校法人石川学園 横浜デザイン学院
学校法人石川学園 杉之子幼稚園
理事長・学院長
池田俊一さん
 
お名前 池田 俊一
(いけだ しゅんいち)
お生まれ 1956年9月生
ご出身 葉県市川市
ご家族 妻子 4人家族
お仕事 学校経営(専修学校・幼稚園)
HP 横浜デザイン学院
杉之子幼稚園
趣味 トレーニング、旅行、読書、日本拳法4段

 

幼少時代・・・

私は千葉県市川市で生まれで、3歳まで市川で過ごしました。私の父親は当時、東芝系列のキャッシュレジスターの製造メーカーに勤務しているサラリーマンでした。私が3歳の時に家族は神奈川県鎌倉市に引っ越し、幼稚園と小学校3年生までは鎌倉市腰越で過ごし、その後、父親の転勤により静岡県東部に位置する駿東郡清水町に移りました。小学校6年生の時にすぐ隣に位置する沼津市に移り、高校を卒業するまで富士山が絶景の沼津市で青春時代を送りました。高校を卒業してから大学受験のために浪人をしたのですが、父親が東京勤務となったために、再び引っ越して鎌倉に戻ってきました。

大学時代・・・

浪人を経て慶応大学法学部に入学し大学には鎌倉から通いました。大学時代は日本拳法部に所属して、毎日練習に明け暮れ、日々防具をつけて蹴ったり殴ったりのたたき合いをやっていました。当時、梶原一騎の「空手バカ一代」というマンガが流行ったのですが、体を鍛えぬくことに憧れのようなものを持っていて、真剣に強くなりたいと思っていました。日本拳法部は当時、大学に道場がなくて、等々力にある新日本プロレス道場で練習していました。当時の新日本プロレスにはプロレスラーのアントニオ猪木、坂口征二、藤波辰爾、山本小鉄、そして学生時代一緒によく遊んでくれたタイガーマスクの佐山さとるなどがおりました。ときどき、横浜市港北区にある慶応大学の日吉キャンパスで練習するときもあったのですが、当時は日本拳法部と同じように道場がなかった少林寺拳法部が同じようにキャンパスで青空のもとで練習をしていました。現在は日本拳法部と少林寺拳法部は慶応大学日吉キャンパスに建てられた同じ道場で練習をしています。少林寺拳法部の方の同期には現在衆議院議員をされている石原伸晃氏がいました。私は学生時代に激しい運動をしたせいか、現在、左膝変形関節症や狭窄症にかかり足腰が痛く、体は満身創痍の状態です。若い時に相手を蹴ったり殴ったりしていたのですが、これはその報いかもしれません。これを因果応報というのでしょうか。当時はベンチプレスで140kgを持ち上げることができました。一方の勉学の方では映画のアラビアのロレンスにあこがれて、中近東の政治を学ぶゼミに入っていました。いつかは中近東の砂漠を見てみたいと思いましたが、イスラム諸国は一部を除きお酒を飲めないから、実際には暮らせないなと思ったりしていました。でも、イスラム諸国を相手に貿易の仕事をしてみたいと思っていました。

社会人として・・・

日本拳法部のOBの紹介で一部上場の自動車関連の部品を製造するメーカーに就職しました。同期が120人ぐらいおりました。今はやっているのかどうかはわかりませんが、新入社員研修でQC(Quality Control)を徹底的に勉強させられました。パソコンもない時代で、ましてやPowerPointというアプリケーションソフトさえ存在しない時代でしたから、模造紙に魚の骨(特性要因図)を書いて、徹底的に無駄を省くにはどうしたらよいかというテーマで、経費節減について同期と討論しました。当時は大学を出たばかりで、財務諸表であるBSやPLなどもよくわからず、固定費や変動費などの言葉も理解しないで、新入社員同士がよくも喧々諤々と議論していたことに今更ながら驚かされます。若さのパワーでしょうか。当時は若かったせいもあり、会社の歯車になるのは嫌だとか、このまま歳をとっていき、エスカレーター式に役職が上がって定年を迎えるという、まさに先が読める将来に恐怖を覚えました。このようなことを考えられたのは、当時は経済が右肩上がりの経済だったからだと思います。終身雇用制という言葉は今では死語になってしまったのに、今から思えば信じられない話です。若気の至りかもしれませんが、生意気にも会社の歯車になるのは嫌だというような考えは、何と浅はかかと赤面する思いです。なぜなら、歯車が一つ欠けたら、その組織は満足に機能しないのですから。見方を変えれば、当時は歯車になれることは幸せなことだったと思います。

入社したのが自動車の部品を製造している会社でしたから、社風は極めて真面目で保守的で居心地はあまり良くなかったです。車の部品を製造していることもあり、交通違反に異常なぐらい厳しい会社でした。交通違反を犯した場合は、上司への報告だけでなく、朝の朝礼でみんなの前に出て謝罪して、自ら懺悔することをやらされていました。東京支店の営業部に配属になってから、別の部署の課長が原付(50CC)のバイクで酒気帯び運転で切符を切られたことがありました。その課長はそのことを報告して謝罪したのですが、すぐにその課長は降格になったのを目の当たりにして、信じられませんでした。会社の休みにプライベートで犯した違反にもかかわらず、ここまで厳しくされることに関して、この会社には長くはいれないなと感じました。

結局3年でこの一部上場の会社を退職し、退職後にふとしたご縁で知り合ったベンチャー企業の中近東の専門商社の社長と出会い、そこに転職しました。当時、まだベンチャー企業という言葉は市民権も得ておらず、根付いてはいなかったのですが、その社長はカリスマ性もあり、その商社自体に若さと勢いがありました。中近東の政治を大学時代に勉強したこともあり、中近東で仕事をしたいという夢もありました。イスラム諸国ではなくて、当時の稼ぎ柱の国であるイランに行きたかったのですが、社内で行われた英語の試験で成績が悪かったこともあり、アメリカで英語を勉強してこいということになり、1986年にロサンゼルスに赴任することになりました。赴任当時、米国のスペースシャトル「チャレンジャー号」の爆発事故の直後で、街中が半旗を掲げていたのを覚えています。ロサンゼルスにある現地法人の会社と新たに作ったフロリダ州マイアミのオフィスとを兼務することとなり、ロサンゼルスとマイアミを行ったり来たりするような仕事をしました。その後、前任者の離職で中南米のパナマの仕事をやらざるを得なくなり、ロサンゼル、マイアミ、そしてパナマを行ったり来たりする生活となりました。扱っていた商品は、通信機器、家電、写真フィルムなどです。アメリカ国内のみならず、中近東や中南米の国々を輸出する仕事やアメリカ製品を中近東で売る三国間貿易の仕事もしていました。1990年8月に起きたイラクによるクウェート侵攻により、1991年1月にペルシア湾岸地域の多国籍軍がイラクに攻撃するという湾岸戦争が始まって、立ちどころに中近東向けの仕事がストップし、販売代金の回収が困難となりました。イラクに駐在員達も出国もままならず、人質状態で、当時でいうところの「人間の盾」となりました。不測の事態が起きると経営者の本性が出るもので、会社内部が狂瀾怒濤の様相となりました。私はアメリカの永住権を持っていたのですが、自分の父親が病気になったことや私自身も独身でもあり、もう一度人生をリセットしたいという気持ちで、1994年に日本に戻り、会社を退職しました。通算で約9年、海外で駐在員をしていたことになります。

横浜出身の伴侶はどこで・・・

海外での生活が長く、独身貴族で小金も持っていたのでしばらくのんびり過ごす予定でしたが、周囲の目もあり何かしなければと考えていた時に、新聞で慶応ビジネススクールの存在を知りました。その試験を受けて無事に合格して2年間、ビジネススクールに通い、経営学を学びました。ビジネススクールでは企業派遣の学生が多く、平均年齢は30歳前後で30代半ばの私は少しばかり年齢が高い方でした。私は現場での体験を理論として学ぶことで、初めて知識として自分のモノになるという「格物致知(かくぶつちち)」の考えを信条にしていたので、理論で学ぶビジネススクールでの2年間は刺激的で有意義な毎日でした。企業派遣の学生は会社内の選抜試験を受けてビジネススクールに来ているわけで、本当に優秀な人たちが多く、まさにブルーワーカーの私にとって、彼らとの出会いはまさに未知との遭遇でした。今でもこの当時のビジネススクール時代の仲間と仕事でもプライベートでも付き合っております。特に当学園の評議員にはこのビジネススクール時代からの友人に務めていただいております。蛇足ではありますが、ビジネススクール時代に現在の妻を鎌倉の友人に紹介され、卒業後に結婚致しました。

※格物致知(かくぶつちち)
四書五経のうちの一つ『大学』の中にある言葉。書き下しは「知を致すは物を格すにあり」。人間本来の知恵、生きる力は、実際に物事にぶつかり体験することによって初めて得られると解釈されている。

石川学園とのご縁はどのようにして・・・

慶応大学のビジネススクールで経営学修士(MBA)を取得しました。ビジネススクール卒業後は、テレビ会議システムで日本進出を目指していたアメリカの企業の日本法人の仕事や前職の商社時代の先輩社員が設立した商社の仕事、それ以外には大学時代の友人の広告関係の会社に関わっていました。

結婚してから、横浜デザイン学院の上にあるマンション(横浜市西区)に住んでいました。この学園は、1948年に妻の親族が「公認戸部洋裁専門女学院」として開校した洋裁学校です。戦後、女性の自立を目指して日本全国に洋裁学校が雨後の筍ように創立されたと聞いています。ここも最盛期には1000人以上の学生がいたそうですが、私が結婚した頃は、専門学校の服飾・家政分野にあたる「洋裁」自体が衰退していて、入職したての頃は70人程度しか学生がいませんでした。幼稚園の方は園児の募集は順調でしたが、専門学校の方はこのままいけば、学生生徒が集まらずに廃校になって仕舞いかねないと危機感を覚えました。そのことが妻の方の家業である学校経営に携わったきっかけです。あれから20年あっという間に過ぎましたが、どんな組織もそうでしょうが、改革を断行するにあたっては紆余曲折いろいろありました。まだまだ微々たる力かもしれませんが、当時より学校の様相は大きく変わったと信じます。

私が学校経営に携わってから、2001年に横浜デザイン学院に校名を変更しました。学校名を変えたと同時に、服飾家政分野の学科であるファッション科に加えて、新たに文化教養分野の学科であるグラフィックデザインやデジタルデザインなどのデザイン分野の学科や情報ビジネスの学科を新設しました。

今後、ますます18歳人口は減少するということと、神奈川県は大学進学率が高く専門学校への入学者が減少していくだろうと考えて、日本語学科を設置して、海外から留学生の受け入れを開始しました。このことは、海外で仕事をしていた経験が生きたのではないかと思います。現在、コロナ禍のために海外からの留学生が入国できない状態ですが、日本語教育の関連団体と共に、永田町に留学生の入国の緩和を陳情する活動を連日行っています。早くコロナ禍が終息して、留学生の入国が再開されることを待ち望んでおります。

横浜デザイン学院

横浜デザイン学院について

横浜デザイン学院は中学を卒業してから入学する高等課程(3年制)と高校卒業以上が入学する専門課程(2年制)の二つの課程のある専門学校です。高等課程は高等専修学校ともよばれ、学科には総合デザイン科があり、デザイン、マンガ、ファッション専攻の3コースに分かれております。高等課程は通信制の高校と提携しており、普通高校の卒業資格が取れます。コースにはデザイン、マンガ、ファッション専攻があります。学生たちは各々の好きなことや得意なことを一生懸命がんばっています。

専門課程(本科)には総合デザイン科、マンガ科、ファション科、総合日本語科、日本語研究科の5つの学科に分かれております。専門課程(別科)には初めて日本語を学ぶ留学生のために日本語学科という学科があり、初めて日本留学をした留学生は日本語を徹底的に学びます。ここを卒業してから留学生は大学、大学院、専門学校、あるいは就職などの次のステップに進みます。昨年末までで横浜ビジネス学院には約480名の学生が在籍していました。そのうち6割が留学生で残り4割が日本人学生です。留学生専門の学科が多いのですが、ゆくゆくはこの割合を半々にしていきたいです。昨年からのコロナ禍で留学生が今なお来日できずにおりますが、今回のコロナによるピンチをチャンスにして、オンライン授業など様々なことにチャレンジしていきたいです。

日本語学科の学生たちと

横浜デザイン学院の教育理念 「一燈照遇」について

横浜デザイン学院の教育理念は、天台宗の開祖である最澄の言葉と言われている一燈照隅(いっとうしょうぐう)を掲げています。最初は一隅を照らす小さな灯火でも、それが十、百、千、万と増えていけば、やがては国を照らす大きな灯りとなる。一人ひとりが照らす灯りは小さくとも、それが集まれば国を照らす大きな灯りとなり、それを一燈照遇万燈照国といいます。横浜デザイン学院を卒業した学生たちが、卒業後に社会に出てから、いかなる組織に所属しようとも、その場その場になくてはならない人となる。なくてはならない人がどんどん増えていけば、やがて日本は素晴らしい国となる。このような意味がこの教育理念に含まれています。まさにこの一燈照隅のような人財を輩出することが、私たち学園の使命と考えています。

この一燈照遇の教育理念の他に私が学生達に教えていることは、京都セラミックスを創った現代の名経営者である稲盛和夫氏が唱えた「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」の方程式です。いくら能力があっても熱意がなければ大きくならない。熱意は能力に勝る。しかしながら、その前提として「考え方」がしっかりしていないといけないこと教えています。「熱意」と「能力」の数字の範囲は、0~100までの範囲ですが、「考え方」だけはー100から+100までの範囲で、「考え方」自体がマイナス(―)であれば、この「人生・仕事の結果」の方程式の積は膨大なマイナスになってしまいます。「考え方」こそが人間学の中心であり、稲盛和夫氏が再三にわたって語っている「利他」の精神ではないかと思います。人生において、この「考え方」というベクトルが極めて大事だと思います。

杉之子幼稚園について

横浜デザイン学院には、同じ学園に併設する杉之子幼稚園もあります。杉の子幼稚園では3年保育と2年保育、そして横浜型預かり保育を行っております。杉之子幼稚園の教育理念は「遊遊一心」(ゆうゆういっしん)です。夢中になって、一心になって遊ぶことは、子どもの活力の源であり、遊びは学びに、学びは育ちに、育ちは心の形成へと繋がっていきます。遊びを通して子どもたちの五感を磨き、子どもたちの主体性、独立心、知的好奇心を磨き、生きる力と日本人の心を育んでいきます。教育方針には“みて、ふれて、かがやくひとみ”をあげて、一心になって遊んだ時に見せる子どもたちの表情の瞬間を大切にしています。

杉之子幼稚園

泥遊び

横浜デザイン学院の留学生の募集に関して

2001年に日本語学科を設置してから、外国人留学生の募集を開始しました。私自身がこの時、初めて学校法人の仕事に入職したばかりで、募集についても右も左もわからない有様でした。兎にも角にも、留学生を募集しないと生徒納付金収入が入ってこないわけで、そうなると教職員達への給料が払えなくなるので留学生を集めることに必死でした。日本語学科がスタートした頃は、主に中国や韓国からの留学生募集をしていましたが、中国の東北地方から入学させた中国人留学生が、不法就労をするために、途中から行方をくらましたことがありました。そのままにしておくと、入国管理庁から在籍管理が悪い学校とみなされ、ペナルティーが科されてしまうので、逃げた学生を捕まえるために夜の街に繰り出したことが何度かあります。信じられない面白い話はいくつもあるのですが、ここでは伏せておきます。

私自身も中国、韓国、タイ、ベトナム、ネパール、ミヤンマー、インドネシア、モンゴルなどのアジア諸国やフランス、イタリアなどのヨーロッパの国々に留学生の募集に行きました。神奈川県の専門学校では一番早かった方ですね。2020年末まで30か国を超える国からの学生を受け入れていました。留学生達は日本語学科卒業後、全国各地の大学や専門学校などに進学しています。もちろん、内部進学で私たち横浜デザイン学院の専門課程に内部進学するものもおれば、日本語学科を卒業後に直接、日本で就職する留学生もおります。

留学生の中には日本のアニメやマンガにあこがれて来日する学生がおります。タイのバンコクの書店に行ってびっくりしたのですが、タイ語に翻訳された日本のマンガ本が本棚いっぱいに並んでいたことです。留学生達と話していても、アニメやマンガに詳しくて私はついていけません。日本文化に憧れて日本留学を決めた留学生が数多くおりますが、それだけ日本文化を代表するデザイン、マンガ、アニメ、ファッションには留学生を引き付ける大きな力があるのでしょう。もちろん、留学先に日本が選ばれるのは日本文化への憧憬もありますが日本が安全であること、欧米諸国などと比べて学費が安いこともあります。それに加えて、週に28時間のアルバイトが合法的に認められていることも理由の一つでしょう。なぜならば、スポンサーたる経費思弁者が富裕層でなくても来られるからです。現在、コロナ禍で来日できない留学生にモチベーションが下がらないようにオンライン授業をやっています。但し、ヨーロッパなど国々へのオンライン授業は、時差などの時間的な制約もあってなかなか難しいですね。一日も早くコロナ禍が明けて、入国できない留学生が大手を振って入国できる日が来ることを待ち望んでおります。

専門学校の役割について

数年前までは、専門学校と大学の違いが議論された時によく専門学校は教養よりも専門分野で即戦力になる人財を育て、大学は4年間かけて専門と教養を身につける人財を育むところと言われてきました。人工知能(AI)やロボット等の出現により、日本の労働人口の半分がコンピューター技術に代替される可能性が高いと言われています。この話をしたのはオックスフォード大学のマイケル・オズボーンという大学の先生ですが、この話は何と6年ほど前になります。医者になるためには大学の医学部を卒業してから医者の免許を取得する必要がありますが、専門学校で行う職業教育も、もしかしたら将来その仕事がなくなる可能性があります。この変化とスピードの激しい時代は、ソフトもハードもその製品寿命はますます短くなっていくのではないでしょうか。私ども専門学校で学ぶデザイン、マンガ、ファッションなどは感覚的認識が伴う感性の部分と手を使う作業がかなり多いので、すぐにAIやロボットにとって代わることにはならないかもしれません。でも間違いなく、AIやロボットの出現、そして今あるコロナ禍の中で人の仕事のやり方が大きく変わることは間違いないように感じます。専門学校は分野別に仕事の種類を分けておりますが、コンピューターやSNSの台頭により、その区分けが曖昧になりつつあります。仕事とは何かについては、第一に、人は仕事で生活の糧を得る。第二に、人は仕事を通して人と繋がる。第三に、人は仕事で社会に貢献する。第四に、人は仕事で自己を磨き成長する。
大学に進学しようが専門学校に進学しようが、どちらでも構いませんが、好きなことが自分の仕事になればこんなは嬉しいことはないと思います。これを喜楽労働というそうです。これら仕事の大切な要素が身につく場所こそが専門学校で実践している職業教育ではないかと思います。
どんな職業教育でも構いませんが、たまたま横浜デザイン学院ではデザイン、マンガ、ファッションを教えております。畳水練ではなくて理論と実践とを一体化する場所こそが専門学校と思います。技術的なことは時代とともに変わっていきますが、仕事をする姿勢(マインド)は変わらない。「この人と一緒に仕事をしたい」と思ってもらえる人材をこれからも輩出していきたいです。

※畳水練(たたみすいれん)
畳の上の水練とは、理論や方法を知っているだけで実際の役には立たないこと

地域企業や団体との連携は・・・

毎年、卒業制作展等色々なイベントを開催しています。ファッション科では、学生が自らモデルになって、自分の作品でファッションショーをやります。モデルかと思うぐらいの美人の留学生が結構おります。
行政や企業とのインンターンシップにも積極的に取り組んでいます。横浜西消防署のポスターや久光製薬のパッケージ等、学生たちが職業実践専門課程として皆様の目に触れるものも作っています。横浜中華街の萬陳楼の会社案内や西区の藤棚商店街の案内の制作など、地元の企業との連携にも力を入れています。青年商工会議所の国際大会では、パネルディスカッションにスウェーデンとイタリアの学生が話し合いに加わったこともありました。企業連携は横浜と密着するためにも大歓迎です。これからは日本語学科で培った日本語教育のノウハウを、特に横浜には外国人のお子さんがたくさんいますので、留学生だけでなく他の在留資格で日本に在住する外国人の間にも広げていきたいです。もちろん、その場合は日本語教育を必要としている子どもたちへの行政のバックアップが大切ですが、私たちが手助けしていく、このような地域に根差した活動を展開していきたいと考えています。これが地域貢献だと思います。

ファッションショーの写真集

卒業制作展を訪問

あなたにとって「横浜」とは・・・

最近読んだ本の中でもと神奈川県知事を務め、現在参議院議員である松沢成文氏の本に「横浜を拓いた男たち」という本があります。この本に横浜を舞台として活躍した破天荒力の男たち7名が紹介されています。泰平の眠りを覚ます蒸気船のペリー、初代日本総領事になったハリス、埋め立て事業で横浜を造った高島喜右衛門、明治学院大学を創設したヘボン博士、そして言わずと知れた慶応大学を創設した福沢諭吉。生糸貿易と三渓園で有名な原三渓、そして浅野財閥を作り上げた浅野総一郎など。この誰もが破天荒と言われる人たちであり、その破天荒な起業力が横浜を創ったとあります。戦後GHQに占領され横浜もアメリカ軍が進駐してきましたが、そのアメリカ文化をも吸収して横浜は発展してきました。横浜港は海外と繋がる貿易港でもあり、貿易を通して様々な業種が発展してきました。このことからすると、横浜は破天荒力な事業家の街でもあり、まさに坩堝のようにいろいろな文化を吸収してきた多様性の街ではないかと思います。ひと言で言ってしまうと今巷でよく言われる「diversity」ということでしょうか。

<取材を終えて>

2021年2月13日(土)の夕方、私たちは数人で、横浜デザイン学院で開催されている「卒業制作展」を見学に行きました。会場では学生さんたちが創造した作品(洋服・工芸品・まんが・アニメーション等)に圧倒されました。説明してくれる学生さんたちの熱意が感じられ、池田理事長が仰っていた、教育理念の「一燈照遇」、自分のいる場所を努力して照らす人になろうという精神が学生さんたちに伝播していることを感じました。
展示作品の中で目を引いたのは、海の環境問題をテーマにデザインされた衣装でした。(ファッション科 吉本梨花さん制作)その後、この衣装は3月27日・28日に開催された「かんきょう文化祭」にも展示されました。
かんきょう文化祭での展示はこちらをご覧ください。
https://www.ydc.ac.jp/pro/news/45343

そして取材の日、池田理事長は熱くご自分の教育理念を語ってくださいました。高等専修学校、専門学校、日本語学科の学生さん、様々な境遇の若者たちに「この人と一緒に仕事をしたい」と思ってもらえる人間になってもらいたいという池田理事長の想いが結実することを願ってやみません。

 

(取材/渡邊桃伯子)

 

]]>
https://yokohama-now.jp/home/?feed=rss2&p=20417 0
ダイヤモンド婚式を知っていますか? https://yokohama-now.jp/home/?p=20409 https://yokohama-now.jp/home/?p=20409#comments Fri, 09 Apr 2021 15:12:29 +0000 staff https://yokohama-now.jp/home/?p=20409

 

結婚記念日では、25周年の銀婚式と50周年の金婚式が有名ですが、60周年をダイヤモンド婚式と言います。

これは2021年2月22日に、お二人ともお元気でダイヤモンド婚式を迎えられた遠藤ご夫妻の“ちょっといい”お話です。

遠藤ご夫妻については、2019年12月号の「ヨコハマこの人」に「元気いっぱいのシニアアスリートご夫婦 遠藤靖信・正子さん」として掲載しています。
https://yokohama-now.jp/home/?p=19326

2月のある日、うちの主人の携帯に遠藤さんのご主人から電話がかかってきました。

「2月22日にダイヤモンド婚式を迎えるが、妻には内緒でラジオ体操会場でお祝いをするが、カメラマンとして協力してほしい。これは妻には絶対に内緒しておいてね・・・」というものでした。

2月22日の当日、毎朝恒例の根岸森林公園でのラジオ体操の後、リーダーから「皆さん・・これから遠藤ご夫妻のダイヤモンド婚式を行いますので、参加できる方は残ってください・」と言われました。

早速、有志一同が一生懸命練習した手話と合唱を披露して、お祝いの儀式が始まりました。

みんなが見ている前で、ご主人から奥様へのプレゼント贈呈が行われました。
何をプレゼントするのだろう・・とワクワクしてみていると、まず奥様に白いベールをかぶせました。そしてダイヤモンド(?)の大きな指輪を指にはめたのです。

60年間連れ添った妻のために、ご主人が考えた大イベントでした。

 

本当に何も知らなかった正子さんは、びっくりを通り越して、何が起きたのという顔をしていましたが、ご主人の想いが伝わってか、満面の笑みを浮かべて嬉しさいっぱいのご様子でした。

円陣になって見守っていたラジオ体操の仲間たちも大感激で、私は思わず涙ぐんでしまいました。60周年目の結婚記念日をこんなに素敵に迎えられるご夫婦は、そんなにいないのではないでしょうか。

遠藤さんはお子様たちにも、何も言っていなかったのですが、一緒に100円ショップにベールと指輪を買いに行った、お嬢様から弟さんに伝わって、お子様たちもご夫婦で木の陰からこそっりイベントを見ておられました。そして、イベントが終わった頃に登場されました。

後で伺うと、結婚式を挙げたときは若くてお金がなく、ウェディングドレスを着せてあげることができなかったから、ダイヤモンド婚式のときは、せめてベールをかぶせてあげたかったと仰っていました。

遠藤ご夫妻の深い深い絆と、ご主人の目論見を見事に演出してくれたラジオ体操の仲間たちに乾杯です。

 

遠藤ご夫妻は、結婚75周年のプラチナ婚式を目指すということですので、次回のイベントにも必ず参加させていたきますね。

ダイヤモンド婚式のお祝いにプレゼントした「桜」(湖上の舞)盆栽が
見事に開花したので、お花見にご自宅に伺ったときのお写真です。
仲良しのお二人の雰囲気が出ていますよね。

 

 

 

]]>
https://yokohama-now.jp/home/?feed=rss2&p=20409 0
2021年4月 三ツ池だより 「どうなる!」 https://yokohama-now.jp/home/?p=20385 https://yokohama-now.jp/home/?p=20385#comments Fri, 09 Apr 2021 15:10:05 +0000 staff https://yokohama-now.jp/home/?p=20385
Navigation: HOME»コラム»横須賀詢

 

緊急事態宣言が解除された。その前日は大変風の強い雨の日になった。これは大きな変化が起こる前触れだと感じた。

 「星月の宴」 けんじ
誕生日の祝の日
雨が右から左へ流れる
いくえにも降り続ける
  ベランダのピンクの花が
  揺らめいている
  今年の最後の椿の花が
いろいろ変化の年であった
コロナで外出を自粛の終わる日
77歳を数える
  大雨が降っている時
  変化がある時
  敗けてはいけないぞ

いつ何が起こるかわからない。
おきることに逃げてはいけない。

 「生きる」 けんじ
生きる
それは自分だけではない
  共に生きる
  共に共有していく
自分がそんなに優秀でなかたこと
他人に気をつかいすぎてきたこと
  それが他人にどのように写っていたのか
  全く気にしてこなかった
そこに私の欠点があった
それですむものでもないのだが
  今日より明日をいいものにするために
  あらためるところはあらためなければ
再出発あるのみ
自分は自分らしくあるのみだ

人を信じ、お互いをサポートしていく仕組みが出来ていたのか。しかしそれに不備があるとすれば、改善していくのだ。それが上手くいかないときもあるだろう。直していこう。このあたりまえのことに思いを持つのだ。

 「虹が立つ」 けんじ
今日一日難しい日だった
将来どうなるかというような
  丁度17時頃だったろうか
  目の前に大きな虹が表れた
最初は丘の洋館が明るくなり
さわやかな夕方になると考えていた
  目の前の丘いっぱいに
  天高く虹の輪が広がった
何とも大きくあざやかに
虹が立ち上がってきた
  ありがとう ありがとう
  希望を失ってはいけない

生存することは自分をためすことだ。自分を試すとは己の力を活用すること。己の力は日々のトレーニングで改善され、新しい領域に入る。生存するための創意工夫や守るものは何だろう。工夫できる人生をつくっていきたい。次の時代へバトンを渡しながら今を楽しめたらいいのだが。

 「いい本との出会い」 けんじ
“おいしくて泣くとき”を読んだ
本ってなんだろう
  そう!読み終わって
  何かどっと来るものがあった
世代をこえて表れるもの
本当はそのことが大事なのだ
  自分の時代は一途であって
  その結果が次世代に現れる
不思議なご縁
とても大事なこと
  著者よ!ありがとう
  こんなことがあるんだね

「おいしくて泣くとき」を読み終わる。著者は森沢明夫さんだ。中学生の友達を書いている。なんとなく気になる同士でいて、ある時彼女の家の近くに行く。親の暴力での大変なところに出くわす。彼女が逃げてくる。彼女を連れて逃避行。「明日には帰るから、探さないでくれ」と家に電話する。「約束を守れ」と父親。そして場面が変わる。蕎麦屋が大変でも、きりもりしている老夫婦。そこは改築しなければいけない時がきている。建築事務所から電話。新設に対応してくれる若い責任者がいて、その親が、昔の女の友達だった、という物語。

 「前へいくしかないんだ」 けんじ
人は皆
幸いなるか
前に進むしかないのだ
  だから悩み
  佇んでしまうものもいる
  悩んで成長するんだ
人は皆
前に進み木の実をとるのだ
自然の恵みを大切にするのだ
  一歩一歩でいい
  ゆっくりでいい
  壁があれば乗り越えるのだ
人は皆
おのれの大切さを時に忘れる
大切にしたい!今生きているということを!

新しい時代に向かっているとの想い、その見届け、新しい役割があれば担うという覚悟を持って生きていこう。

 

Photos

(画像をクリックすると拡大写真が表示されます)

     
     

(文・写真:横須賀 健治)

 

]]>
https://yokohama-now.jp/home/?feed=rss2&p=20385 0
しあわせの「コツ」(第52回) さくら随想 https://yokohama-now.jp/home/?p=20381 https://yokohama-now.jp/home/?p=20381#comments Fri, 09 Apr 2021 15:09:50 +0000 staff https://yokohama-now.jp/home/?p=20381

第52回 さくら随想

京都嵐山 渡月橋と桜

♪ 世に中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし ♪

古今和歌集に収められている在原業平の有名な和歌ですが、ことほど左様に桜の花というものは、日本人の心を惹きつける何かがあるようです。

「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」という言葉もありますね。

植木屋さんの話では、これは桜の幹が梅よりも腐りやすく、下手に剪定をすると、切り口から腐朽菌が侵入して樹木自体が腐ってしまうからだそうです。とくにソメイヨシノは幹に腐朽菌が入るとたちまち侵され、中が空洞になってしまいます。

ソメイヨシノといえば、面白い話があるのでご紹介しましょう。
筑波大学名誉教授板野肯三さんのお話です。板野さんはご専門がコンピューター工学ですが、ある時、水耕栽培で1本のトマトの木に1万7千個も実をつけたことに驚き、ご自分でも稲を水耕栽培で育てたところ、なんと一粒の稲から500本もの茎が出たのです。
もっと実験を続けたかったそうですが、それ以上は予算もなく狭い研究室では無理だったため、やむなく稲を水から引き抜くことにしたのです。今まで色々な姿を見せてくれたことに感謝し、ごめんね、と謝って、稲を引き抜いたそうです。まるで「わが子を見殺しにするような気さえして心が残った」と板野さんは著書(「地球人のための超植物入門」アセンドラピス刊)で語っています。

 

それからです。板野さんが植物からのメッセージを受信できるようになったのは。稲だって魂はあるはず、と思い続けながらこの稲についての文章を書いているときに、突然、あの時の稲の精が板野さんに語り掛けてきました。

「あの時はとても楽しかったです。あなたのもとで、とても面白い体験ができました。感謝しています。」姿は見えないのですが、板野さんの胸の中から自分ではない何かが語り掛けてきたのです。そして、稲の精との対話から、水耕栽培にしても、植物側からの協力と植物自身の「やる気」がないと、人間の力だけでは何も起こらないことを学んだのでした。

そんな板野さんがソメイヨシノについても大変興味深いことを語っています。ご存じかと思いますが、ソメイヨシノは原種の桜ではなく、オオシマザクラとエドヒガンザクラの交配から生まれました。

左からお父さんのオオシマザクラ、お母さんのエドヒガンザクラ、子供のソメイヨシノ

交配させて作られた植物はどれもそうらしいのですが、ソメイヨシノの種を植えてもソメイヨシノにはなりません。挿し木で増やすしかないのです。板野さん曰く「そういう意味では全てのソメイヨシノは、元のソメイヨシノのクローンである。」

ソメイヨシノがクローン!

驚きの情報です。日本中、いえ、世界中に生えている何百万本ものソメイヨシノは、元をただせば一本の木だというのです。では、桜の精はどうなるのだろう、木の数だけ精霊もいるのか、それとも一人の精霊が何百万本の木につながっているのか、と疑問に思った板野さんは小石川植物園の樹齢140年の桜の木に訊いてみることにしました。

板野さんが訊いてみた小石川植物園のソメイヨシノ

小石川のソメイヨシノさんの話によると、まずソメイヨシノの魂の原型になるものが(宇宙に)生まれ、それを地上に降ろすときに元々あった二つの桜の木を掛け合わせて作ることにしたそうです。この「掛け合わせ」の部分は人間が担当しましたが、色々な組み合わせのうち、オオシマザクラのおしべとエドヒガンザクラのめしべで掛け合わせた組み合わせだけにソメイヨシノの魂が宿ったのです。

挿し木という人間の手を介さなければ決して自ら増えることのないソメイヨシノの生き方は、植物としてはかなり特異であるといえます。「しかし、あえて自分の力で種を残していかないということが、一瞬のうちに咲いて散っていくソメイヨシノという桜の生き方そのものでもある」と板野さんは結んでいます。

短くも美しい命を精一杯咲き誇り、潔く散っていく姿に、どれほど多くの日本人が感性を震わせ、精神性を感じ取り、そこに人の生き方を重ねてきたことでしょう。もしかしたら、それを私たちに感じさせるために、ソメイヨシノは、この地上に降り立ったのかもしれませんね。

折しもソメイヨシノが誕生した江戸末期は、それまでの日本人の精神性を担保していた武士階級が、終焉を迎えつつあった時でした。失なわれゆく日本人の魂のありようを、私たちが決して忘れることがないよう、ソメイヨシノは身をもって毎年教えてくれているのではないでしょうか。

日本人が毎年桜前線の動きを気にしたり、大勢の人が花見に興ずるのは、単に桜が美しいからだけではないでしょう。満開の桜を見上げた時、無数の花に見つめられ、一瞬時が止まったかのような感じがする時があります。まるで「今ここが永遠である」かのような幻覚に襲われます。桜の意志を感じる瞬間でもあります。

私たち日本人が花見好きなのは、こうした桜の意志を感じるだけではなく、桜が田んぼに神を降ろす役目をしている、ということとも関係しているかもしれません。

「春に満開に咲く『桜』を、秋の『稲』の実りに見立てて、仲間とワイワイお酒を飲みながら先に喜び、お祝いすることで願いを引き寄せようとしていた」と、ひすいこうたろうさんは「予祝のススメ 前祝いの法則」(フォレスト出版)で語っています。お花見は稲の豊作を予祝して、引き寄せるためのイベントだったのです。まさに「引き寄せの法則」の実践ですね。

只今「引き寄せの法則」を実践中

最近では中国でもお花見が盛んになっているそうです。日本からの影響だと石平さんは産経新聞に書いていますが(令和3年3月25日版)、稲作との関係や神行事としての側面は多分伝わっていないでしょう。
ましてや、ソメイヨシノの「意志」などは、とてもとても・・・。

産経新聞 3月25日木曜日版

去年今年と、コロナ禍のせいで、日本人の国民的イベントであるお花見が大幅に制限されてしまいました。

♪ たれこめて 春のゆくへも知らぬ間に 待ちし桜もうつろひにけり ♪

藤原因香(ふじわらのよるか) 古今和歌集

まさにこの和歌の通りの春となってしまいましたが、来年こそは、心おきなく桜を堪能し、「平和な豊かさ」を引き寄せたいですね。お花見は経済効果もあるので、一挙両得です。

筆者紹介

 
本 名 田尻 成美 (たじり しげみ)
略 歴 著述家・都市拡業株式会社取締役
著書 「しあわせのコツ」(幻冬舎)
主な訳書「都市革命」(H・ルフェーブル著 晶文社)、
「空間と政治」(H・ルフェーブル著 晶文社)、
「文体論序説」(M・リファテール著 朝日出版社)
比較文化的視点から、日常の出来事をユーモアを交えて考察していきます。
著 書 「しあわせのコツ」(幻冬舎)



詳細はこちら


「おかあさんの灯り」(幻冬舎)



詳細はこちら


「神さまがうちにやって来る」(幻冬舎)



詳細はこちら

 

]]>
https://yokohama-now.jp/home/?feed=rss2&p=20381 0
ゆるマナー講座(第66回) チャレンジ! 印象アップ! https://yokohama-now.jp/home/?p=20399 https://yokohama-now.jp/home/?p=20399#comments Fri, 09 Apr 2021 15:08:56 +0000 staff https://yokohama-now.jp/home/?p=20399

マナーアドバイザー/フレアLLP 岡田 承子

4月です。入学、就職、転勤と、新しい生活に一歩踏み出した方もいらっしゃるでしょう。
昨年より、入学式から卒業式まで、授業もすべてオンライン、就活も内定式も、入社式もオンライン、大学生や新社会人となった自覚を持てないまま過ごしていた方々も、緊急事態宣言解除によって少しずつ人と会う機会が増えてくることでしょう。

初めての学校、初めての土地、初めての会社、慣れるまでは、ちょっとドキドキ、ちょっとワクワク。さて、どのように臨みましょうか。

なにで判断? 第一印象

初めて誰かに会った時、あなたは何を見てその人のことを判断しますか?

人は五感(視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚)を使って、さまざまな判断をしています。
その中で、第一印象を判断するのは、視覚情報(いわゆる見た目)が一番大きく、パーセンテージでいうと約55%だと言われます。次は聴覚情報で約40%弱。残りの数パーセントがその人が話した話の内容だそうです。
視覚から得られる情報とは、表情、身だしなみ、姿勢や態度など。聴覚から得られる情報は、声の大きさやトーン、話す速度や言葉遣いなど。
会話をする機会がなければ、話の内容は0%ですから、視覚と聴覚で相手の第一印象は決まってしまうということです。

マナーの授業や研修をする際に、人間関係において、まず大切なことは“第一印象”だとお伝えします。第一印象の良し悪しが、その後の人間関係に大きく影響するからです。
もちろん、最初は感じ悪いと思っても付き合ううちに心を開いて、とても良い関係になれることもあるでしょう。でも、それは悪い印象を払拭できるだけの時間をかけられる場合です。それだけの時間がかけられなければ、悪印象はずっと変わらないままです。
良い人間関係を築こうと思うなら、最初に好印象を抱いていただくことが一番の近道なのです。

では、第一印象で気をつけると良いポイントはどのようなことでしょう?

第一印象のポイントは?

まず、「笑顔」です。
笑顔を見てイヤな気持ちになる人はいません。笑顔は他の人にも幸せな気持ちを届ける、世界共通の言葉です。
そのポイントは、目元と口元。目じりは下げて、口角は上げる。その時に、相手の目をちゃんと見る「アイコンタクト」を忘れないようにしましょう。

次に、「姿勢」。
背筋をピンっと伸ばしましょう。元気や自信の表れと受け取られます。無理に胸を張る必要はありませんが、自然にまっすぐに立つようにしましょう。

「身だしなみ」も人から見られる大きなポイントです。
着ている服にシミやしわがついてヨレヨレだったり、ボタンがとれていたり、場にそぐわないような形や色だったりするのはよくありません。靴も磨いておきましょう。
髪が乱れていないか、爪が整えられているかなども人の目がいくところです。

そして、ぜひ、「元気な挨拶」を心がけてください。
大きな声で叫ぶ必要はありません。
“明るく”“先に”言うだけで、周囲の方は気持ちよくなりますし、あなたの存在もアピールできますよ。

日々の積み重ねで印象アップ

さて、初めて会う人に好印象を持っていただくためのポイントはご理解いただけたことと思います。

でも、このようなポイントは初めて会う人にだけで良いのでしょうか?

ドイツの詩人ゲーテは、「人間の最大の罪は不機嫌であること」と言ったそうです。
朝起きてムッツリ。その気分を引きずったまま学校へ、お仕事へ。
周りの人は、「今日は機嫌悪そう。話したかったことがあったけど、言わずにいよう」となるかもしれません。そればかりでなく、周りの人の気分も悪くなるかもしれませんね。
周りの人を負の感情に巻き込まないようにと気をつけることは、人間関係をより良くしようとすることでもあります。

好印象を持っていただくために気をつける第一印象のポイントは、実は初めて会う人にだけでなく、日々あなたの周りにいる人に対しても気をつけることでもあるのです。
その日々の積み重ねが、必ずやご自身の印象アップにも繋がります。

第一印象、あなどることなかれ!

 

筆者プロフィール

岡田 承子(おかだ しょうこ)  

岡田 承子(おかだ しょうこ)
マナーアドバイザー/フレアLLP
日本航空国際線客室乗務員を経て、国際交流協会での仕事、また社会福祉法人では障がい者国際スポーツ大会事務局の運営業務やマナー研修に

携わる。現在は、自治体、企業での接遇研修や、NPO法人日本マナー・プロトコール協会認定講師として大学で指導をしている。

柳田 圭恵子(やなぎだ けえこ)  

柳田 圭恵子(やなぎだ けえこ)
マナーアドバイザー/フレアLLP
日本航空株式会社国際客室乗務員を経て、2009年よりマナー講師に。企業や自治体、大学、専門学校で接遇研修や マナー・プロトコール講

座を行っている。NPO法人日本マナー・プロトコール協会認定講師。

本の紹介です

ゆるマナー 始めましょ

 

 

 

「ゆるマナー 始めましょ」
(岡田 承子・柳田 圭恵子 著 / ほんの木)
簡単で、誰でも、いつでもできること、だけど何だか優しくて
温かい気持ちになる。そんなマナーを「ゆるマナー」と名づけました。
 
Amazonで購入

]]>
https://yokohama-now.jp/home/?feed=rss2&p=20399 0
ビジネス梁塵秘抄「遊・献・学」(第97回) https://yokohama-now.jp/home/?p=20396 https://yokohama-now.jp/home/?p=20396#comments Fri, 09 Apr 2021 15:07:15 +0000 staff https://yokohama-now.jp/home/?p=20396

大浦総合研究所 代表/大浦勇三

ビジネス梁塵秘抄「遊・献・学」(第97回)

遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけん
遊ぶ子供の声きけば、我が身さえこそ動がるれ

- 梁塵秘抄 -

横浜美術館では、先日まで “トライアローグ:横浜美術館・愛知県美術館・富山県美術館-20世紀西洋美術コレクション” が開催されました。まさに“鼎(かなえ)の軽重を問う”展覧会。3館が誇る20世紀西洋美術コレクションを横浜美術館に集結したもの。3美術館のコレクションを集結させることにより、海外の美術館にひけをとらない展示を実現する狙い。海外作品借用が難しいコロナ禍では、今回のやり方が新たな発想の切り口になるかも。まだまだ国内の多くの美術館には想定を超えるお宝が埋もれていそう。21世紀の面白く快適な社会では “多様・異彩・自律” が本命。ここでのAIの役割は、誰も予想しない多様な選択肢を提案できること。実現できれば、AI時代はワクワク。3館所蔵のピカソの女性像を比較できる面白さ。思想の革新が重なり合う20世紀美術のマグマ。今後2年間、横浜美術館は大規模改修工事のため休館。休館前の素敵なプレゼント。梁塵秘抄では “東には女は無きか男巫女 さればや神の男には憑く” とあります。降臨する神が憑くのは女性。 “作曲は右脳、アレンジは左脳” と作曲家・小林亜星。

“遊びをせんとや生れけん” 「遊」

ハングリーが原動力 継続が力になる基盤は、バカを貫くこと 既成概念を覆す弁証法
スティーブ・ジョブスの眼力は鋭い 他人の考え方に惑わされず、直感を信じる勇気
知識社会のリーダーに求められる資質 知的で複雑な成長プロセスを推進できること
もう一つは起業家的な発想 マネをするだけでは、仕事や人間が小さくなるという戒め

スティーブ・ジョブスは、ハングリー精神を土台にバカを貫いた人生。アップルに復帰してCEOに就任後、基本給与は年1ドル。勿論、アップルからは莫大なストックオプションを獲得。 “点と点をつなげること”が核心的な基軸。一見バラバラに思える経験でも、後に思わぬ形でつながり、将来の大きな糧になること。大きな喪失や敗北が創造的な時間と人との出会いを齎すこと。21世紀のAI時代を先読み。リーダーに求められる条件は“知的で複雑な成長プロセスを推進できる” 資質。 “既知の領域が拡大するに伴い、未知の領域は狭まるどころか、かえってそれに比例して拡大する” と思想家・林達夫。

“仕事をせんとや生れけん” 「献」

誰かに起こることは誰にでも起こる、と哲人セネカ 異常は頻繁でないが時々起こる
主力事業が消えたら何で食べていくか 現状が永遠に続くとは誰も考えていないはず
現状否定に対する抵抗は強いが 限界と真趣への思いを忘れず危機では積極策をとる
山ほどのデッサン そのままではなく、再構成した後で絵にしていく、と画家杉山寧

哲人セネカは、ローマ皇帝ネロの幼少期の家庭教師として有名。治世ではブレーンとしても皇帝を支えたとか。ストア派哲学者として知られ、ラテン文学を代表する一人に列せられました。新型コロナが世界を揺るがす中、 “誰かに起こることは誰にでも起こる” とは至言。これからの時代環境を考える時、 “問題になるのは量にあらずして質” という言葉を吟味すべきかも。AI時代は、若い人間も経験者・高齢者も同じスタートラインに立つ。であれば、何が何でも質・本源に注力。山ほどのデッサンをした後の再創造に没入。 “仕事が楽しみなら人生は極楽、仕事が義務なら人生は地獄” と作家・ゴーリキー。

“学びをせんとや生れけん” 「学」

富や栄光もいいが、テーマを胸に秘めて生きることはそれ以上に大切 禅の前後裁断
前も後も断って進む、後を振り返らず前ばかりあまり見ず 足元をしっかり見て進む
自分の問いを、常に見えるようにする やり過ごさない、棚にあげておくと忘れがち
それでも大抵は失敗や挫折 簡単に成功する時は、かえって危ないと気を引き締める

“自分の問いを常に見えるようにする” というのは禅の根本理念とか。ビジネスの場では、 “禅:マインドフルネス” としてよく使われるようになりました。 “禅:Zen” を世界中に広めた貢献者の一人が鈴木大拙。出身の金沢に立つ鈴木大拙館は海外の旅行者には人気スポットの一つ。AI時代は “問題の発見” が第一義。問いがあってのAI活用。大拙が語る“霊性の自覚”とは、悟りの具体相と心理的過程を捉えること。常に “問いを見える化” するということ。五感の視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚を研ぎ澄ます。苦行ではなく遊び。 “欠点を直すことに一生懸命にならない” と将棋棋士・羽生善治。

「遊びは仕事、仕事は遊び」
「仕事は学び、学びは仕事」
「学びは遊び、遊びは学び」

今回とりあげた「遊・献・学」それぞれの4行文は、拙書「ビジネス梁塵秘抄(一)~(十)」(全10巻)及び「続・ビジネス梁塵秘抄(一)~(十)」(全10巻)から抽出したものです。次回以降も「遊・献・学」から各々4行文を一つずつ抽出してご紹介していきたいと思います。

「ビジネス梁塵秘抄」「続・ビジネス梁塵秘抄」購入ご希望の方はこちらからどうぞ!
http://www.syplus.jp/ooura/

(第97回了)

 

大浦勇三(おおうら ゆうぞう) プロフィール

大浦勇三(おおうら ゆうぞう)  

大浦総合研究所 代表 (http://www.ne.jp/asahi/oura/ohura-research-institute/

石川県七尾市出身。
早稲田大学卒業、筑波大学大学院修了。
米国経営コンサルティング会社 アーサー・D・リトル 主席コンサルタントを経て現職。
主担当領域は、経営改革/企業再生、経営戦略/情報通信技術戦略策定、業務改革/組織改革、研究開発/商品開発マネジメント、マーケティングマネジメント、ナレッジマネジメント、イノベーションマネジメント、サプライチェーンマネジメント、人材マネジメント、コーチング/メンタリング、プロジェクト/プログラムマネジメント、ベンチャービジネス支援等のコンサルティング。

筑波大学大学院講師、城西国際大学客員教授、名城大学講師、産業能率大学講師、中小企業大学校講師などを歴任。

主な著作物:

  • 「続・ビジネス梁塵秘抄(一)~(十)」<全10巻>(大浦総合研究所:PDF版)
  • 「ビジネス梁塵秘抄(一)~(十)」<全10巻>(大浦総合研究所:PDF版)
  • 「イノベーション・ノート」(PHP研究所)
  • 「ITプロジェクトマネジャーのためのコーチング入門」(ソフトリサーチセンター)
  • 「図解 日本版LLP/LLCまるわかり」(PHP研究所)
  • 「IT技術者キャリアアップのためのメンタリング技法」(ソフトリサーチセンター)
  • 「よいコンサルタントの見分け方、かかり方」(清話会)
  • 「日本のモノづくり - 52の論点」<共著>(日本メンテナンス協会)
  • 「現場主導型の組織運営とスピード戦略」(日本監督士協会)
  • 「eコミュニティがビジネスを変える」<訳>(東洋経済新報社)
  • 「ナレッジマネジメントが見る見るわかる」(サンマーク出版)
  • 「図解 ナレッジ・カンパニー」(東洋経済新報社)
  • 「ナレッジマネジメント革命」(東洋経済新報社 )
  • 「図解 グローバル・スタンダード革命」(東洋経済新報社)
  • 「業務改革成功への情報技術活用」(東洋経済新報社)
  • 「情報化戦略と投資評価・システム運用管理の実際」<編著>(企業研究会)
  • 「会社改革実務辞典」<共著>(産業調査会)
  • 「プロジェクトマネジャー(PM)の育成・スキルアップのためのメンタリングの進め方と実践法」 (ソフトリサーチセンター:CD-ROM版)   など
]]>
https://yokohama-now.jp/home/?feed=rss2&p=20396 0
書評 「日本人よ、かくあれー大和の森から贈る48の幸せの見つけ方」 ウェッジ 岡本彰夫(著),保山耕一(写真) https://yokohama-now.jp/home/?p=20387 https://yokohama-now.jp/home/?p=20387#comments Fri, 09 Apr 2021 15:06:50 +0000 staff https://yokohama-now.jp/home/?p=20387
 
タイトル 日本人よ、かくあれー大和の森から贈る48の幸せの見つけ方
単行本 176ページ
出版社 ウェッジ
ISBN-10 4863102305
ISBN-13 978-4863102309
発売日 2020/8/19
購入 日本人よ、かくあれー大和の森から贈る48の幸せの見つけ方

「日本の魂がここにある。日本人すべてに読んで欲しい、心豊かな現代の“五輪書”です」のさだまさしさんからのメッセージが目に飛び込んできた。読みはじめてみて、とても手ごわいもので、何度かひるんでしまった。はじめにで「自国の力だけでは、立ちいかぬ状態にさらされている事も自覚できました。天地自然に対して、あまりにも小さすぎる人間の存在も自覚することができました。過度の経済追求への虚しさも覚悟できました。つまりこれらの案件に対して、これからどうして生きていくかを思い定めねばならないのです。」と書かれます。

第1章は「誇り」と「決まり」を大切にする

一ツ松(やまにやまれる想いで動く)の所で

かくすればかくなるものとしりながら
     やむにやまれぬやまとだましひ 吉田松陰
われなわで誰かは植えむひとつ松
     こころして吹け志賀の浦かぜ  明智光秀

「史実はどうであったかはわからないが“俺がやらなきゃ誰がやる”ということである。人生には何度かこんな場面に遭遇することがある。逃げず隠れず“俺にしか出来ぬ”の決断のもと果敢に事をなしとげようとする“勇み”ということが必要なのだと思われてならない。」と語る。

伝承の重み(理想の姿は想いの中にある)の所で

「史実で無い事はとかく軽んぜられるという風潮がある。しかし本当にそんな扱いでよいのであろうか。講談や浪曲で喧伝された“忠臣蔵”には、史実に無い咄がワンサカ盛り込まれている。」「心の入らぬ教育よりも、こちらの方が、いかほど情に訴え、涙を誘い、心に染み入るか知れないと思う。故に私は“浪花節的教育論者”を自負している。義理や人情は古いのか。こんなご時世だからこそ、義理や人情といった古い規範が必要なのではなかろうか。」言いたい放題、やりたい放題のみを自由というのなら、誰が責任を持つのであろう。

鎖国のススメ(八割の幸せで生きよう)の所で

「いっそ鎖国したらどうだろう。疫病は入ってこない。たちまち食糧が無くなるから、休耕田は全て無くなり、農家も増える。都会暮らしに辟易した若者や、定年後の時を持てあます人々は帰農してくれる。すると地方も活気づく。」「平安時代にも国を閉じたが、国風文化が勃興し、日本人の智慧と技術と美意識が開花して独自の工夫が謳歌した。江戸時代もそうだ。日本を深く追求する事が始まり、全国の生産力が向上し、都市部と農村、中央と地方に人材が平均的に行きわたった。」「何より床の間が復活して、掛軸やら置物が日の目を見るから、表具や日本画や陶芸もかっての盛況を呈してくる。床の間は精神空間だから、心を大切にする事に気付き、心を養う必要性に目覚めると、企業から心を病む人が減り、無駄やヒマの大切さが判る。」とめどない欲望の渦に巻き込まれ、百二十パーセントの幸せを、すべての人が望むことによって、国を挙げて金儲けに突進して、自滅全滅の道を突進する我々を止めようとする途は最早、鎖国しかあるまいと思う、と言われる。

学問(真偽を照らし見るための鏡)の所で

「学校は学問するだけではダメである。人格の涵養をしない国は滅亡してしまうだろう。」鎌倉時代の名僧が「学問するは心を直さんためなり」とおっしゃっているそうだ。
   ◇学問をするのは自分の心を直すためである。
   ◇学問とは、その真義が何であるかを考えて、自らの心が正しいのか、
      間違っているのか、心理の鏡に照らして、誤りは正し、
        良い処は益々伸ばして努力することを言うのである。
   ◇勉学にいそしむとも、向上心の無い者、人のため、世のために
      生きようとする心が無い者には、天地の加護は与えられず、
        運にはめぐりあい難いのだ。
   ◇机上の学問では駄目だ。手足をやすめず修行する。つまり実践あるのみである。
      修業とは行うこと、活動すること、実現に向かって行動していく事である。

「日本は国土も狭い、物資も乏しい。この国を立派に存続させるために必要なのは人材なのである。人を育てる事こそ最重要であろう。」その根本は家庭そして学校と社会である、と。

第2章は神・仏・祖先をうやまう

儀式の解読(想いを未来に伝える)の所で

「大和を代表する神事に、十二月十七日の”春日若宮おん祭”がある。この祭礼の大きな特徴の一つに、音楽で神を祭るという形態がある。神楽・田楽・細男・猿楽・和舞・東遊・舞楽と実に様々な音楽が神前で奉納される。全てが日本芸能史を語る上で看過できない珠玉の古典芸能である。」「全国にはあらゆる形に発展をとげていった田楽が伝承されているが、おん祭の田楽は世襲で伝承され、その歴史をひもとくに相等しい古態を存している。」「儀式には後世に伝えるメセージが篭められているのだ。形に託して物や事、そして心や想いを未来へ伝えようとしたのが儀式である。」著者の故郷の祭礼では次のようなことが行われている。神酒だけは八ヶ村で神前の瓶子がいっぱいになるよう、銚子に入れて各村々より伝進する。つまり八つで一つなのだ。力を合わせよ、という事を毎年神の前で誓わされているのである。

第3章は自分のふるさとを知り、愛する

京の雅と奈良の鄙日(違いを楽しもう)の所で

「雅とは宮廷風のことで、優雅で品格があること。鄙とは田舎風のことで、簡素で素朴なこと。神事のなかで体得できたことが、春日若宮のおん祭では若宮本殿から神様が、お御所の御仮殿へと遷られて、その御前で数々の古典芸能を奉納し、神事が営まれる。」「御仮殿では神様に鄙をお楽しみいただくという趣向になっていることがわかる。雅の空間から鄙の空間へ、そしてまた新しくなった雅の空間へとお戻りになる。まさに日本の文化は、雅と鄙が交錯し、且つ双方を重んじると共に、これを賞でてきたのである。」こんな素晴らしい価値観を持ち合わせた、日本の文化をしみじみ味わってもらいたい。今日の雅を楽しんだ後は、大和の鄙を賞でるのも一興の旅となるのではなかろうか、と言われる。

第4章は人の話を我が事として考える

石工の誓い(死ぬ気で事に当たる覚悟)の所で

「高松塚古墳の壁画に、カビが生じた事件をご記憶だろうか。石室を開ければ問題がおこるのは必至で、責任の所在を明確にすることは出来難いとおもった。その厳しい世論を受けて解体修理を施すこととなり、数多の手練れが集められた。石を扱う職人として白羽の矢が立ったのは、奈良の石工・左野勝司氏であった。」「この人が自らの勘と経験を頼りとして見事、高松塚を解体され、その功によって、文化庁長官表彰と吉川栄治文化賞を受賞された。」「人間国宝でもない、芸術院会員にもならぬ、路傍の技術こそ、日本の技の根底をなすもの。本日石工の技がかくも価値ある賞を得た事は、今まで誰も見向きもしなかったその技に光が当てられたのだと思う。」とその宴席で述べられた。翌日佐野さんは、社務所へ饅頭を持って飛んで来られたそうです。「権宮司、ようオレの言いたいことを言うてくれた。アンタの挨拶が一番よかった!」と丁寧なお礼の言葉を言われたと。

K女の涙(“粧ひ”はイキミタママツリ)の所で

「君がやっている事は、イキミタママツリなんや。人はなあ、苦しいことや悲しい時がある。そんな時自分で自分をいたわってあげる。ほめてあげる事が大事なんや。これが生御霊を祭るということや。美しい着物を身に纏ってあげる。美味しい者を食べさせてあげる。綺麗に粧ってあげる。そうして自分を励ましてあげるのや。つまり“粧ひ”ということは、生きていく上で必要なことなんや」と。順風満帆の人には、言葉が心に入らないだろう。倒れて傷ついた人にこそ、忠告はしみわたっていくのである。

美しく老いる(何事も釣り合いが大事)の所で

「素晴らしい骨董を有して、ボロボロの風体では釣り合わぬ。いわゆる高価な骨董を持つなら、それなりの資格や条件が無いと、それは虚構に過ぎないということだ。」どんなに優良な企業でも、社員が幸せを享受し、創業者の家庭も整っていなければ釣り合いがとれていない。大社長でも奥方の前では縮こまっている人を何人も知っている。いくら財界の雄と称えられても、奥方に尊敬されず家庭内では只のオッサンに過ぎないなら、これも虚構であって、均衡が取れていないという事である。」しかし明らかに若い頃よりも美しくなった老人がおられる。“美しく老いる”ということは内面の素晴らしい人生をおくってきた人にしか、なし得ない結果なのではなかろうか、と言われる。

すたとら(円熟には長い時間が必要)

「たった一人の我妻にさえ尊敬されぬ人間が、人様の前に立って、偉そうなことを言っても、誰も賛同してくださることは無い。夫たるもの、妻には全てをさらけ出しているのであるから、妻は自分の素の姿を見知っている唯一の存在である。その妻に尊敬されようという人は、ひとかどの人という事になるわけである。加えて夫婦は一心同体であるからして、旦那に不都合があれば、すぐさまそれは妻に及ぶので、妻だけは夫に対して本当の事を言う。そもそも人間というものは本当の事を言われると、怒り出すという癖を持ち合わせていて、図星を突かれると慌て出すのである。」「大和柿は突然変異で甘柿になったが、そもそも突然変異というものは、ふつうにしていては起きない物だそうで、災害で枝が折れるとか、危険に遭わぬと、進化しないのだという話を聞いたことがある。」人生もあまたの苦難を乗り越えねば、夫婦関係も円熟せず、家族も進化しないのだ、といわれる。良い仕事の出来る人は、家庭も整い、幸せな人でなければならないのである。

余白(無駄と思われることを大切に)

「若い時、神社への通勤途上、その日の段取りで頭がいっぱいになり、足元ばかりを見つめながら歩いていた。ちょうどお昼時分になって流れてくるラジオ放送が耳に入ってきた。“奈良公園はサルスベリが満開を迎えています”と。毎日歩いているその道で、サルスベリなんか一本もみたことがない。翌日の朝、歩きながら頭を上げてみると、果たして、頭上はサルスベリが満開であった。それ以来、歩みながら花を賞で、鳥の囀りに耳を楽しませる様な人生を送らねばならないと心に決めた」余白は無限の空間、未知へのステップだ。余白は希望なのである、と語る。

おわりに ー 祈りの風景(保山耕一さん)

「私が大和で最も美しいと感じる桜、それは春日大社南門の脇で参拝者を迎えるように咲く枝垂れ桜である。」「私が大和で撮影する被写体はまさに祈りの風景なのだ。レンズを向ける風景の奥には果てしない祈りの時間が続いている。」「満開の枝垂れ桜を前にして、今日までこの枝垂れ桜が生きてきた時間を想像してみると、途切れることのない祈りの時間がこの枝垂れ桜をこれ程までに美しく咲かせているのだと、心で理解することが出来る。」

今、コロナの経験を超え、人が人として再考を促される時なのだ。

(文:横須賀 健治)

 

]]>
https://yokohama-now.jp/home/?feed=rss2&p=20387 0
チャレンジ(第32回) 楽しい!をつくっちゃおう(後編) https://yokohama-now.jp/home/?p=20404 https://yokohama-now.jp/home/?p=20404#comments Fri, 09 Apr 2021 15:05:27 +0000 staff https://yokohama-now.jp/home/?p=20404

楽しい!をつくっちゃおう(後編)

こんにちは。C.P.FACTORYディレクターの平安山美春です。温かく過ごしやすい季節が訪れましたね。私は昨年末からこの数ヶ月たくさんの試練に見まわれ、自分自身の生き方を見直し考える時間となりました。と、聞くと重くなりがちですが、この原稿を書いているこの瞬間に知り合いから桜の写真を受け取り、それをきっかけに気が付いたことがあって、そこからぱぁ~っと目の前が開けていきました。

う~ん、まだまだ出来るな!と自画自賛。さすがのメンタル保持者(笑)

停滞する時間も必要な時間だったと思って、また進んでいこう!と決めた日でした。

そんな私が創る「楽しい」とは。

前回のコラム で紹介させていただいた「楽しいをつくっちゃおう!」プロジェクト。たくさんの方からご応募いただき、無事にお届けるすることができました。

私も初めてのことが多く、思っていた以上に時間が掛かったり、難しいこともありましたが、とても勉強になりました。そして何より、受け取った方からのThankYouメッセージが嬉しく、今回ご紹介させていただきます。

 ThankYouメッセージ

◆ 絶対にお兄ちゃんと一緒がいい次男。きょうだい児にまでガーランド下さり、ありがとうございました。わいわい作りました!!楽しかったです。

◆ この度は可愛いガーランドを送っていただきありがとうございました。
娘は入院して8ヶ月ほどになりますが、入院が長期に渡るお友だちはベット脇の壁が頂いたお守りや応援のメッセージなどで華やかに飾りつけられている中、娘はまだ1歳という年齢もありそういったものが無く、母親の私がなんとなく作った折り紙や娘の手形アートなどで飾っていました。
今回頂いたガーランドは、私も手伝いながらですが、色々な手触りを感じながら紐通しの要領で娘にも作ることができ、ベット脇の壁に飾ると一気に華やかになりました。
まだまだ予定にはないですが、娘と初めて一緒に製作できたこのガーランドを退院後も家のキッズルームに飾れたらいいなと思っています。本当に素敵なプレゼントをありがとうございました。

◆ お便りを開けた瞬間、子供たちは、わーっ!とすごく楽しそうな声を上げていました。2年生の子供には難しいかなと思いましたが、全くそんなこともなく、2人とも楽しく集中しながら作っていました。作り方もとても簡単で、でもとても華やかな出来栄えで、ちょうど素敵なバレンタインデーになりました。ありがとうございました。

こんな素敵なお写真も送っていただきました。
申込みを頂いた時点でも「このたびの素敵なプレゼントの企画、本当にありがとうございます」と記載して頂いた方もいらっしゃいました。これだけでも涙がぽろぽろ・・・年かな(笑)

こちらはみんなのレモネードの会さんの活動だよりでもご紹介いただいています。

これからも子どもたちが楽しくなる工作キットを障害者施設の仕事として請け負えるといいなと思っていて。
それは、障害者施設で働くみんなが少しでもやりがいを感じながら仕事をして欲しいと思っているから。
もちろん今回は協賛企業様のサポートがあっての企画。D-planning様( https://dplan-office.com/ )、(株)高野商店様( https://coolstore.jp/ ) ありがとうございました。サポートしたいというお気持ちと経費を上手く循環させ活かしていきたいと日々考えております。

そして今回、同じ横浜市西区在住で活動されているみんなのレモネードの会( https://minnanolemonade.jimdofree.com/ )さんと協働できて嬉しかった!
もうすでに次回以降のイベントも企画中!楽しみで仕方ありません。
協賛してくださる方、一緒に活動してくださる仲間も随時募集中ですので、お気軽にお問合せください。

お問合せ:https://cpfactory.jp/contact ディレクター平安山美春

次回は「これでいいんだと思うこと」です 

(第32回了)

筆者紹介

 
本 名 平安山 美春(へんざん みはる)
略 歴 1973年横浜生まれ。
高校時代に米国イリノイ州立ネーパービルノース高等学校に留学し、本場のアートと最先端のコンピューター技術を学ぶ。
 
帰国後、東京工芸大学 画像工学科(現メディア画像工学科)にて色彩画像工学を学び、卒業後、画像加工技術を活かしたグラフィックデザイナー兼DTPディレクターとして制作会社に勤務。
 
2003年長女出産を機に退職、フリーで活動を始める。
Photoshop歴25年。2児の母。
 
現在は、DTPやWEB関係の制作や解析業務、ワークショップ形式を用いた様々な講座やイベントを主催する傍ら、自分の技術を福祉の役に立てたいと考え、精神障がい者が作る自主製品のアートディレクションなども手掛けている。

 

]]>
https://yokohama-now.jp/home/?feed=rss2&p=20404 0