早苗ネネ　エッセイ　ONENESS LOVE #11

ゴキブリとアセンション第２弾

また暑い夏がやってきました。
昨年の私は、ちょうどライオンズゲートが開いているこの時期にネズミがキッチンを訪問してパニックになり、今まで自分が蓄積してきた生き物、それも昆虫や小動物への嫌悪感や恐怖心が一挙に吹き出て軽いノイローゼ状態に陥りました。あれから一年が過ぎて、自分なりにだいぶ昆虫類や小動物への恐怖心をクリアリングが出来たような気がします。
今月はちょっと視点を変えて、私にとっての現実生活での夏の問題点。ゴキブリとの関係を通してアセンションへの道に至る浄化のプロセスを探ってみたいと思います。

ゴキブリも人類と一緒にアセンションするのでしょうか？
答えは　「モチロンです」
だいぶ以前に「低波動の生き物はアセンション出来ない」などと書かれた書物を読んだことがあります。その頃は私自身がまだ幼くて「ゴキブリはアセンション出来ないのね、良かった！」なんて虫の良いことを考えていましたが、本当に傲慢な娘心理だったと思います。
私の人生では、ゴキブリは非常に重要な存在で、　特に夏になると、どうやってゴキブリと家の中で住み分けが出来るか。それが、日常の中で遭遇する一番のストレスでした。
皆さんも夏のゴキブリとの関係にはそれぞれの想いがあると思います。
断固として「他の虫は気にしませんが、ゴキブリだけは駆除します」という方もおられます。まったく気にしない！　と言う方にはまだお会いした事はありません。一般的にはゴキブリホイホイの様な粘着テープの生け捕り方法が一番気楽な駆除方法ですが。私自身は、一時自分でホウ酸入りのゴキブリ団子を作って各コーナーに置いて置きましたが、今年は流し台の下に御ちょこにペパーミント液を入れて置いています。これはよく効きます。流しの一番下の引き出しの角にも同じミント液を置いてから、ゴキブリは匂いを嫌って出てきません。

一年前にはその姿を見るにつけ、いちいち反応して感情が怒りと嫌悪で一杯だった私です。だいたいそうやっていちいち自分の感情が激すること自体、私は自分自身でゴキブリとの遭遇を作り上げてきたわけです。引き寄せの法則は自分が感情的に強くフォーカスするものを引き寄せます。それがポジティブな感情でも、ネガティブな感情でもその対象を引き寄せる力となります。私の場合はゴキブリに対して激しくネガティブな感情を持っていたので、宇宙の法則、波長同通によってゴキブリは日々私の前に現れてくれるわけです。

今年の6月に、初めてキッチンでゴキブリを見た時に「あら久しぶりだわ、そうか又この季節なのね」　と思いながらゴキブリの動きを観察していました。何とか生け捕りが出来ないか、外に逃がせば良いなと、冷静に一匹のゴキブリを観察していると、意外にのろのろと動いているのです。お腹が空いてるのかしら？　私のキッチンの後ろ辺りに巣を作って家族を代表してゴキブリのお父さんが何か食べ物がないかと偵察に来たのかも？と思いながら使い終わった手ごろなガラス瓶を上からぱっとかぶせて生け捕り成功。うまく厚紙で瓶の口角を塞いで外に出すことが出来ました。次の夜、食事中に　今度は少し若いゴキブリが出現。
私には昨夜のお父さんの息子に思えます。オヤジが返ってこない！　と探しに来たのかも。
さすがに動きが早いのですが、何故か　玄関の方へ向かったのでほうきでタイミングを見計らって玄関に落として　ドアを開けたらそのまま外に出てくれました。きっと、昨夜外に出したお父さんの気配やSOSを感じて、息子も外に向かったのかも。なんて、自分で嫌悪感も恐怖心も感じていない事が嬉しくて、八丈島を出てから、初めてゴキブリを可愛い！　とは、思えなくても、普通の虫。という感覚で見る事が出来た私自身を褒めてあげました。
住み分けが出来て、お互いが目につかないように行動が出来れば、私はゴキブリ親子がこの家の軒下に住む事には全く抵抗はありません。
去年までの関係に比べて、ゴキブリとの遭遇が少なくなった理由として　私自身がゴキブリに投影していた恐怖心や嫌悪感がこの一年で徐々に浄化されてきたからだと思います。

「おはよう！！　ＭＹ　ＲＯＯＭ！　おはよう！　ＭＹ　ＫＩＴＣＫＩＮ！」最近は、自分が階下におりて台所を使用する時には必ず声をかけるようになりました。ナイフやフォーク用の引き出しを開ける時もコツコツと、軽くノックをしてから開けます。きっと誰でも体験があると思いますが、引き出しを開けた途端ゴキブリが飛び出してくるのはやはり避けたいシーンです。今のところ私とゴキブリ家族との関係はとても良好で、お互いが敬意？　を持って住み分けることが出来ています。おかげでキッチンがとても綺麗になりました。キッチンに食べカス等が残って、洗い物が出しっぱなしだとゴキブリが来て片付けましょうね！と促してくれる。そんな気持ちで眠る時には綺麗にして階上へ行くようになりました。夜中のキッチンはゴキブリ家族の活動場所かもしれません。でも、そこにはゴキブリを収穫して食べる足長蜘蛛が出現する世界もあります。が、最近は足長蜘蛛もあまり見かけません。

今年のライオンズゲートは7月27日から8月12日迄。このライオンズゲート、地球とシリウス、オリオンラインが一直線上に並ぶ時期の事です。それも獅子座の太陽の時に起きるのでライオンズゲートと呼ばれています。だいたいピークが8月8日前後、丁度8月10日にヨコハマNOWが発刊されるので、ぜひ　宇宙から降り注ぐエネルギーを感じ取って下さい。

今後は、身体的にも色々な影響が出てきます。最近私は、突然、ぎっくり腰の様に背骨が急に痛み出してまともに歩けないような状態に襲われましたが、いつもの様に、自分の内側に蓄積されているネガティブな古い観念が浮き上がって解放されてゆく時に感じる痛み！　と受け取って背中にホカロンを当ててそのまま寝ました。翌日には案の定治っていました。
慌てて整骨医や病院へ行かなくてよかった！

地球が波動をあげてきているのを受けて私たち生き物も微妙に変化している昨今です。突然の体調の変化や不調はまずは深呼吸して良いエネルギーとして受け止めてみる。そんな観点を持ってみて下さい。この40年の間、私自身を襲ってきた痛みは、全て自分の魂の成長の為にある。そんな思いで病院には行かずに、血肉となっているご先祖様から継続しているDNAに蓄積された、古い固定観念がもう必要ない！　と溶解して消えて行っている姿なんだわ！　とやり過ごしてきた令和の現在、超健康な71歳　早苗ネネがお伝えしました。

（早苗ネネ♪）

『津山朝日新聞』夕刊 2021年7月26日に掲載されました！

「和歌うた　小倉百人一首」公式音楽ビデオ　「ひとりかもねむ」

迎春

ネネグースプロジェクト（Nene Goose Project）を立ち上げました

日本古来の大和ことばで綴られた和歌を現代の調べにのせて歌う「和歌うた」。私 早苗ネネはもう２０年近くこの「和歌うた」を歌い続けています。お蔭様で、じゅん＆ネネと共に「和歌うた」は私のアーティスト活動の中心軸となり、多くの方々からご支援を賜り各地で和歌うたライブを開かせて頂いております。

この度立ち上げたネネグースプロジェクト（Nene Goose Project）は、「和歌うた」とHULAや太極拳などの異文化や全国に受け継がれている伝統文化とのコラボレーションをはかります。世界の民族が持つ固有の文化とその文化の根底にある言霊が「和歌うた」と融合することで生まれる新しい表現をみんなで共有する取り組みです。

「和歌うた」のライブは歌い手と聴き手という構図です。ライブ会場はみんなで一体になって盛り上がりますが、歌い手と聴き手という構図は否めないものがありました。ネネグースプロジェクト（Nene Goose Project）ではワークショップ形式で参加して下さったみなさんと一緒に作品を作り上げていきたいと考えております。みんなで作った作品にはみんなの愛情が込められています。出来上がった作品はみなさんの元気の源の一助になることでしょう。

ネネグースプロジェクト（Nene Goose Project）Official Website：
nenegoose.love

三十六歌仙ＣＤアルバムによせて

10代の頃、じゅん＆ネネのネネとして歌っていた時、多くの方から「北の政所のねね様と同じ名前ですね」と言われ、歴史上に残る方と同じ名前を頂いた事で直ぐに覚えて頂き、良い事が沢山ありました。時が経ち、50歳を過ぎた頃にやっと自分のライフワークを見つけ、「和歌うた」を歌い続けて13年程に成りますが2014年の京都高台寺音楽祭に出演させて頂いた折に、三十六歌仙が高台寺様に遺されているのを知りました。その時にぜひ三十六歌仙にメロディーを付けて同じ名前のねね様に奉納したいとの思いを抱き、2015年9月6日、ねね様のご命日に発表させて頂く事に成りました。

和歌のアルバムとしては10年ぶりでやっと二枚目アルバムです。一枚目のアルバム「花のいろは」は蟠龍寺スタジオの仲間に助けられて生まれました。そして今回のアルバムも製作費は今まで私の和歌うたを聞いて応援して下さった方々のご支援で賄われています。暗中模索と無我夢中で今までよろよろと歩いてきましたが、そんな私を支えてくれる大きな愛情に気が付いて、なんて幸せ者なのかしらと思います。有難うございます。これからも自分の道を信じて歩いてゆきます。

早苗ネネ／京都・高台寺　北の政所・ねねさまに捧げる三十六歌仙 『和歌うた』ＣＤアルバムは、 Amazon で販売しております。

早苗ネネさん　和歌うたLIVE

早苗ネネさん　プロフィール

木々や鳥や魚や精霊…人間以外の存在達との交流が当り前に語れるくらい、いのちのひろがりに気づくと、共に生きている喜びや、苦しみや悲しみにもナイーブになる。

心と野生がひとつながりになると……こんな風に人は年を重ねられる。ひとりひとり、ユニークにもっと自分になれる。

早苗 Nene さんは、そういう人生の先駆者です。　感性を解放しながら、４０代で高校生に仲間入り卒業後、マウイのカレッジに留学中、突然半生記が受賞しました。

そんな新たなシーズンを迎えて、今エッセンスを分かち合いたい。

＜天性の歌い手＞というだけでなく、その存在感、溢れる活性のバイブレーションは、光のシャワーのよう。彼女と語り歌い、魂の成長を旅している現在の、自分の位置を確かめてみませんか？

早苗ネネさんHP