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書評 「きっと明日はいい日になる」 PHP研究所 田中久人(著)

by staff on 2021/10/10, 日曜日
 
タイトル きっと明日はいい日になる
単行本 245ページ
出版社 PHP研究所
ISBN-10 456984135X
ISBN-13 978-4569841359
発売日 2018/9/18
購入 きっと明日はいい日になる

まず目次が美しいというかシンプルである。

Chapter 1
毎日が楽しくなる (幸せと思える心があればいつでも幸せになれる)
Chapter 2
一歩踏み出す (人生を変えるのは小さな一歩)
Chapter 3
人間関係がよくなる (何を言うかより何を言わないか)
Chapter 4
心を整える (生きてさえいれば次がある)
Chapter 5
自信を身につける (比べるなら昨日の自分と 信じるなら今日の自分を)
Chapter 6
夢をつかむ (これからと思えばいつでも始まる)
Chapter 7
自分らしくいる (いつでも人生は自分次第で最高になる)

そうして言葉がつむぎ出される。

「誰かを        (NO-009より)
 喜ばせようと
 毎日考えて
 行動していれば
 しあわせになる」

ただ生きるのでなく、目的をもって具体的に行動していく。

「食べること」       (NO-025より)
   命をいただくから「いただきます」
   命をいただいたから「ごちそうさま」
   命は命で支えられている
   簡単にたべものを残さないこと
   簡単に捨てないこと
   どれだけ時間をかけて
   生まれてきたのかを考えること
   食事を作ってくれた人の
   気持ちを考えること
   今日食べたものもこれから食べるものも
   自分の力だけでは得られない
   食べ物を粗末にする人は
   命を粗末にする人
   大切なものを大切にできない人に
   幸せは訪れない
   いつも食べられることに感謝すること

お腹がすいたから食べる。当たり前のように食事している。当たり前のことだと思わず、食べることが出来るところまでくるまでに、すでに沢山のことが行われていることに気づいてみよう。

「続ける」       (NO-029より)
   夢をかなえた人は
   自分を信じ続けた人
   運がいい人は
   失敗から何度も立ち上がった人
   好かれる人は
   いつも思いやりを忘れなかあった人
   愛される人は
   心から愛し続けた人
   幸せな人は
   当たり前に感謝し続ける人
   どんなときでも
   どんなことが起きても
   続けた人に明るい未来はやってくる

続けること。今したことに気付いて、続けていく、続けることの難しさはよくわかる。明日もやろうと思いながら、全く違うことを翌日している。手帳に書いておくか。

「小さな一歩でもいい   (NO-049より)
 その一歩が
 人生を変える」

もう一歩でもいいのか。そうだ一歩を始めるんだ。

「すぐに言わない」     (NO-075より)
   言いたいこと
   伝えたいことあっても
   すぐに言わないこと
   伝えたいタイミングと
   受け入れられるタイミングは
   異なることが多い
   焦って伝えても伝わらない
   相手をしっかりと見て
   話を聞いてから伝えること

言いたいことをつい言ってしまう。どんな話になるのかわからない時、つい先に言ってしまう。じっくり取り組むことなのかもしれない。焦って伝えても、伝わらないのか。わかったふりしてしまうのかもしれない。

「手を抜いて       (NO-097より)
 気を抜いて
 息を抜く
 すべて頑張ったら
 身がもたない」

そっと自分に寄り添ってみよう。そして相手の目を見てみよう。

「決めつけなくていい」   (NO-108より)
   どこの学校に入っても
   どこの会社に入っても
   人生なんて決まらない
   たとえうまくいかなかったと思っても
   いくらでもチャンスはある
   中途半端にうまくいくよりかはいい
   その悔しさを忘れなければいい
   一番よくないのは
   自分がダメだと思い込むこと
   たった一度の失敗で
   自分の可能性を決めつけないこと
   本当に結果に満足できないなら
   何度でもチャレンジすればいい
   やらなかったことを言い訳にしない
   最後に自分が立っている場所が大切

いくらでもチャンスはある。何度でもチャレンジすればいい。そして最後に自分が立っている場所が大切なんだって。そういえば、今立っているじゃぁないか。今が大切なのだ。

「本当に         (NO-124より)
 どん底なら
 それ以上
 下がることはない
 あとは上がるだけ」

あとは前進あるのみなのだ。立ち止まって考えて、そして上がっていこうよ!あとは上が  
るだけなのだから!

「自分だけではない」    (NO―133より)
   不安がない人はいない
   欠点がない人はいない
   悩みがない人はいない
   いつも笑っていても
   いつも幸せそうに見えても
   誰にも言えない悩みを
   抱えていることだってある
   それでも今日を生きている
   泣きたくても泣けなくて
   頼りたくても頼れなくて
   それでも一生懸命頑張っている
   自分だけが苦しいわけではない
   自分だけが辛いわけではない
   みんな悩みながらいきている

みんな悩みながら生きている。悩むのは大変だけど、誰でも悩みながら生きているんだから、元気を出していこう。

「すぐに取り組む」       (NO―140より)
   アドバイスを受けたとき
   すぐに取り組むか取り組まないかで
   差が生まれ始め
   たとえうまくいかなくても
   毎日続けるか続けないかで
   圧倒的な差となり
   目標を達成するまで
   諦めるか諦めないかで
   住む世界が異なる
   最初の一歩は誰でも同じ
   すぐに踏み出して続けるかどうか

チャンスは誰にでもあるんだって。すぐに毎日続けることで目標達成につながるのだ。これが出来そうでできないんだよね。

「過去は過去          (NO‐167より)
 今は今
 未来は未来
 自分は自分
 他人は他人」

自分がどうするか。自分の決断が求められている。やってみることだね。自分をしっかり見つめて行こう。

「旅」             (NO-176より)
   今までの自分を変えたいなら
   思い切って環境を変える
   今までの世界を変えたいなら
   価値観の異なる人と接する
   今までの人生を変えたいなら
   今までの自分を捨てる
   怖いかもしれない
   不安かもしれない
   それでも一歩踏み出すこと
   いつだって自由になれる
   自分で選べる
   旅は自分を変える
   旅は世界を変える
   旅は人生を変える

自分を変えることが難しいと思っていた。旅をすることなんだ。旅をするためには、計画を立てる。予算を組む。目的を決める。

「最高の人生を送る8か条」    (NO-182より)
   やり方はいくらでもあるから
   決めつけないこと
   問題にぶつかったら
   シンプルに考えること
   曖昧にしていることを
   今すぐ終わらせること
   過去を変えようとせずに
   今を変えること
   恥ずかしがらずに
   いつも感謝の気持ちを伝えること
   傷つくことを恐れずに
   ありのままの自分を見せること
   今までの自分が
   やらなかったことに挑戦すること
   まわりにどのように思われても
   一番大切な人と一緒に過ごすこと
   いつでも人生は自分次第で最高になる

読み終わり、考えていて、本を閉じた。その時に、裏表紙の著者の言葉が飛び込んできた「頑張っているのに うまくいかなくて、落ち込んでしまう・・・そんな時にこそ読んでほしい、言葉たちです。」

(文:横須賀 健治)

 

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