チョークアートとわたし #03 初めてチョークアートで賞をいただいた作品
初めてチョークアートで賞をいただいた作品
こんにちは。今回はチョークアート作品で初めて賞をいただいたエピソードをお話させていただきます。
2010年に遡りますが、その頃はちょうど習っていたチョークアートのレッスンが修了するタイミングだったので、今後どうしようかなぁと考えていた時期でした。この年は、13年飼っていたミニチュアシュナウザーのしゅうちゃんが2年間の介護の末に3月に亡くなってしまった年でした。亡くなる一年程前から、長時間家を空けることが出来なくなり家にいることが長くなっていたため、チョークアートを描いている時間が多かったように思います。しゅうの様子を見ながらチョークアートをしているのがおうち時間の過ごし方でした。
ちょうどそんな時、横浜大さん橋のレストラン船「ロイヤルウィング」主催のアートコンテストで作品を募集しているのを何かで知ったのです。絵のコンテストなどに応募した経験などありませんでしたが、この機会に 応募してみよう! と思い立ち、以前ロイヤルウィングでランチバイキングをした時の景色の素晴らしさとバ イキングの中華料理がとても美味しかったのを思い出しながら描きました。
チョークアートの黒いボードを生かし、船内で中華バイキングを楽しみながら窓の外を眺める構図にしてマスコットの船長さんにも登場してもらいました(笑)
初めてチョークアートで賞をいただいた作品
(大きさはB4サイズです)
しかしその後、しゅうの容態は悪化し、とうとう亡くってしまい悲しみの日々を過ごしていたので、コンテストに応募していた事はすっかり 忘れて いました。
しゅうが亡くなって2週間が経った頃です。ポストに封書が届きました。
なんと、コンテストで最優秀賞を受賞した知らせでした!
その時の感動は今でも忘れません。しゅうの介護をしている頃から亡くなった後のその時まで、ずっと塞いでいた心にパァっと光が差したようでした。そして、虹の橋を渡ったしゅうからのプレゼントのように感じて心が温かくなり涙が出ました。
封書には受賞のお知らせと一緒に、ロイヤルウィングのレストランで頂く豪華中華料理コースのペア券と一年間ロイヤルウィング乗り放題のパスポート券が入っていました~!
その時から、目に見えなくてもしゅうが応援してくれているんだという気持ちを持つことができ、悲しみも薄れていったように記憶しています。
そんな、私にとって心が温かくなる思い出のある作品です。
後日、ロイヤルウィングで美味しいフルコース料理を堪能し、また年間パスポートを利用して時々ロイヤルウィングに乗船し気分転換をした事は言うまでもありません (*^_^*)
(衣山裕見子♪)
衣山裕見子さん プロフィール
![]() チョークアート アーティスト 衣山裕見子さん |
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