2015年11月 三ツ池だより 「秋にもいろいろなリズムがある! 日本が大事にしているリズムを訪ねる!」
計量啓発標語が飛び込んできました。
2つとも(株)メジャーテックツルミの社員が考えた標語です。全国から集まった1000ほどの応募の中から、13の最優秀賞候補として最終審査に残った作品でもあります。
い)は6・8・5のリズムで、ろ)は6・7・5のリズムです。俳句に通じる3段のリズムは標語にあうようです。ちなみに最終審査に残った作品の中で、5・7・5・7・7のリズムは1作品だけでした。
い)の作品では「生みの親」を持ってきたところがよかったのだと思います。生みの親を意識するところが嬉しいです。
ろ)は1目盛りという中心にずばっと光が当たっています。「確かめよう」ときて、何をとおもっていると、「信頼はかる」ときました。背筋が自然に伸びてきました。
さて、どちらが最優秀作品だったのでしょう。
そうです。1人1人が我がこととして行動するメッセージが鮮烈な、ろ)が圧倒的な賛同を得て、「確かめよう 信頼はかる 1目盛り」が最優秀賞に輝きました。平成28年の1年間は、計量界のいろんな場で活用されます。
11月1日は計量記念日です。今年は日曜日でしたから、東京での式典は11月2日に、標語の表彰式も合わせて行われました。
そして11月いっぱいは計量強調月間です。生産工場においては看板が正門に掲示されるところが多いです。生産工場に於いては計量の機会がいたるところにあります。正しくて当たり前に思われる計量は地味ですが、たゆまぬ努力のたまものとして現在に至っています。
必要な分量をはかる、配合する、これは計量時間との闘いでもあります。さらに、いかに安定した製品として作り出せるかという工程作りにも関係してきます。
「確かめよう 信頼はかる 1目盛り」の標語を見たら、声を掛けてあげてください!
それでは11月を俳句からみてみましょう。
畑と空という景色が大きい。
そして夕方になると紅葉の中を大原女が足早に過ぎてゆく。
豊かな日本の風景です。
秋は急速に深まり変化して行きます。
一言だけの会話で通じる二人が深まる秋を感じています。
枯葉を燃やしてはいけません。枯葉を川に流してはいけません。
いけないことが多くなっていますが、せせらぎの流れをみると、競争してみたくなります。そうすると枯葉を一枚流れに落としてみたくなったのです。
先月もハロウィンでにぎやかな中で、短歌の表彰式が行われたという記事を産経新聞に見つけました。「家族を歌う~河野裕子短歌賞」です。
恋の歌・愛の歌部門では次の短歌が最優秀賞に選ばれていました。
青春の歌の部門では
家族の歌部門では
選者のひとり永田和宏さんは「相手があって私がある。自分をもう一度見つめなおすことも含め、相手をどれだけ大事に思えるか。その喜びが歌のなかにもよく表れています。」と書かれていました。
5・7・5から続く7・7でとても具体的に情景を見ることが出来ます。私たちには俳句や短歌のリズムがとても自然に感じられます。
また、日本に生まれて良かったなと思ってしまいました。
Photos
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(文・写真:横須賀 健治)
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