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横浜の桜と共に(第1回) 横浜好きなら誰でも知ってる!? 『横浜緋桜』

by staff on 2017/2/10, 金曜日

第1回 横浜好きなら誰でも知ってる!? 『横浜緋桜』

みなさま、はじめまして。
<横浜の桜と共に・・・>のコラムを担当致します、桜を愛するnanaこと大川奈奈です。
桜は日本を代表する花、だけど意外と知らない桜のこと、そこで私が桜のあれこれ、特に横浜の桜についてご案内致します。

早速ですが、第1回目のお話に一番ふさわしいお話、と言ったらやっぱりコレでしょ!
という訳で、『横浜緋桜』についてお話します。

『横浜緋桜』の原木を見たことがある人?

・・・
皆さんが楽しんでいる身近な場所にあるのですよ。
平成10年にオープンした「本牧山頂公園」の中の「観山広場(ひざくらの丘)」に、原木、つまり品種登録された最初の木が今も凛とした姿で立っています。
ご存知でしたか?
・・・という私も、まだ見たことがありません(>_<)
なので、今年はちょうど見頃に「横浜緋桜を見に行く会」なぞ開催したいと思いますので、皆様もご参加ください。桜の開花状況をみながら計画を立てて、ヨコハマNOWでもイベントのお知らせします。
一緒に「横浜緋桜」に会いに行きましょう!

本牧山頂公園
http://sancho-yokohamaueki.com/parkmap

桜の名前に、なぜ “横浜” という名前がついたのか気になりますね。
誰もが知っている桜の事例があります。
“桜” といえば「染井吉野」を思い浮かべる方が大多数なのではと思いますが、実は、染井吉野も土地の名前から付けられています。
染井村(現在の東京都豊島区駒込)の植木屋さんが江戸時代末期に品種改良して「吉野桜」とネーミングしていました。あの有名な奈良の吉野にちなんで付けたのでしょうが、紛らわしいということで、上野公園の桜を調査した藤野寄命博士が作られた土地の名前を取って「染井吉野」と命名し、”日本園芸雑誌「”に発表したのが始まりだそうです。
あの吉野の桜かと思いきや、東京が発祥の地だったのですね。


他にも土地の名前がついている例では、新年開けて一番最初に咲く桜「熱海桜(あたみさくら)」やそのお隣の「河津桜(かわずさくら)」、米国カリフォルニア州で広まった(アメリカでは)「曙(あけぼの)」という名前の桜を日本では「アメリカ」という名前が付けられたりしています。
桜のネーミングって、調べてみると実にユニークで、調べれば調べる程深みにはまっていきます。こんな面白い深みならはまりたいですが・・・♥
例えば、綺麗な名前では「思川(おもいがわ)」「はるか」「天の川」など、ロマンティックナ名前もありますし、景色に見立てた「薄墨桜」とか「有明(夜があけても空に白く残っている月)」のような名前もあります。
情緒豊かですね。日本人の心です。

さて、話を「横浜緋桜」に戻しまして、
「横浜緋桜」は、温暖な地域に生息する早咲きの紅色の「寒緋桜(かんひざくら)」と病気に強い山桜「兼六園熊谷(けんろくえんくまがい)」を交配させ、それぞれの系統の利点を備えた丈夫で美しい桜として生まれました。その生みの親は、現在も横浜市港北区にお住いの白井勲さんです。
どんな思いで「横浜緋桜」をつくられたのか? 是非白井さんをお尋ねしてお話をお伺いしたいと思います。
次回のコラムでは、白井さんのインタビュー記事をご紹介できることを祈って、、、今日はこのあたりで失礼します。

筆者紹介

本 名 大川 奈奈(おおかわ なな)
略 歴 1958年10月、兵庫県神戸生まれ、明石育ち。
1979年04月、20歳で結婚と同時に大学を中退し東京の英文秘書養成スクールに入学。
21歳から40歳になるまで、外資系大手企業を数社、秘書やバックオフィス業務を経験。
30歳で離婚したが、2児のシングルマザーとして休むことなく働き続ける。
晴れてフリーとなった40歳の誕生日に交通事故に合いながらも、夢は捨てず憧れのギャラリーカフェを1999年から約2年間神宮前で経営した。閉店後は法人設立してバックオフィスサポート事業を行う。
どんな場でもその状況を素早く読み取り適切な対応をしていく能力はピカイチ!
経営者の片腕として数十社のサポートを行ってきた。
49歳で再婚した時には専業主婦となったが、51歳で離婚し社会復帰。
その後、フリーランスの苦悩を3年間味わいながら、3度目の再婚で将来の夢を共にしていける夫とともに、再度起業を決意!3年間、インターネットビジネス業界の事を学び、Eコマースにソーシャルメディアを取り入れた “ソーシャルコマース” をメイン事業とする会社を設立。
『日本の日常の美』をライフワークテーマとして事業化するにあたり、そのスタートとして『奈桜 nasakura』ブランドを立ち上げた。
 
著書 (大川幸宏・大川奈奈 共著)
『定年前に夫婦で始める月商300万円のスモールビジネス』(マネジメント社)

 
❀ 大川奈奈のFacebook
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ヨコハマNOW 動画

新横浜公園ランニングパークの紹介動画

 

ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
(動画をみる)

横浜中華街 市場通りの夕景

 

横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
(動画をみる)

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