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ハチゴロウの鳥撮り日記 第10回「丹頂鶴 (北海道/釧路湿原・鶴居村) 」

by staff on 2019/9/10, 火曜日

第10回 丹頂鶴 (北海道/釧路湿原・鶴居村)

2014年2月、北海道/阿寒タンチョウの里で、初めてタンチョウを撮影しました。それからは毎年、冬景色の中で撮影しています。今回は釧路湿原・鶴居村からの鳥撮り日記です。

2018年2月4日『鶴居伊藤サンクチュアリ』は雪が降っていましたが、多くの人たちがカメラを構えていました。

鶴居伊藤サンクチュアリ2019年2月撮影
開館日10月1日~3月31日 休/火・水曜/要確認

鶴居村は文字どおり「鶴が居る村」です。釧路湿原の北部に位置し、日本有数のタンチョウの生息・繁殖地です。

『鶴居伊藤サンクチュアリ』は、タンチョウの生息地を保護するため『(公財)日本野鳥の会』が運営する施設で、サンクチュアリの土地のほとんどが、タンチョウの給餌人を務めた伊藤良孝氏から提供されたものです。施設には伊藤氏の名がつけられています。

タンチョウの餌が少なくなる11月から3月まで給餌が行われ、サンクチュアリ内のネイチャーセンター(開館日/要確認)では、タンチョウの鳴き声や行動についての解説を聞くことができます。

国の特別天然記念物に指定されているタンチョウは漢字で「丹頂」と書きます。丹は「赤」を意味し、頂はてっぺんのこと、文字どおり頭のてっぺんが赤い鳥です。全長102 ~147cm。翼長64 ~67cm。翼開長240cmと大きく、湿原・湖沼・河川などに生息します。餌は雑食で、昆虫、カエル、貝類(タニシ等)、小魚、ネズミ、鳥の雛、葉類(セリ・ハコベ)、芽、果実(フトモモ・ミズナラ)などを食べます。

この日は100羽以上のタンチョウが飛来していました。タンチョウは体の大きさの割に、顔尾が小さく、名前の由来になった頭頂部の丹(赤色の事)が、上手く写ってくれません。

うれしいのか、飛び跳ねているタンチョウもいます。
求愛ダンスでもしているのでしょうか?

昨年生まれた、タンチョウの幼鳥です。
頭頂部は赤くなく、頭部から頸にかけては褐色です。

着陸シーンです。
地面(雪面)スレスレを滑空してきます。

翼を広げ、足を雪面に入れてブレーキをかけます。

シャッター速度は1/100秒です。タンチョウは大きいので、比較的にゆっくりした動きになります。慣れないと追いにくいですね。雲台(自慢ではありませんが、ザハトラーのFSB8を使っています)はいいのですが、ウデが悪すぎです。

離陸シーンです。
シャッター速度は1/125秒です。家族でしょうか、幼鳥を挟むように三羽が走り出しました。残念です、近すぎたので、テイクオフまで追えませんでした。

飛翔中の流し撮りです。
2019年1月30日と31日の2日間、鶴居伊藤サンクチュアリで撮影しました。 美しくて優雅でしょう。 毎年この季節になるとタンチョウを撮りにくるのですが、毎回、飛翔している鶴の姿に感動を覚えます。

幼鳥を挟んで3羽で飛んでいることが多いのですが、600mmの画角では、チョット狭いようで、入りきりません。

右が幼鳥頭頂部は赤くなく、頭部から頸にかけては褐色、
左が親鳥、二羽の親鳥が幼鳥を挟んで三羽で飛ぶ姿が見られる。

最近では釧路湿原の観光化が進み、生息環境の悪化が懸念されています。保護されている地域に集まる他種の鳥を含む過密化により餌不足が生じ、また過密化による伝染病や感染症などの恐れが生じています。
人間との関係も微妙です。餌付けにより絶滅を避けることができた反面、人間を怖がらなくなったこと、電線による事故、自動車や列車との交通事故などの問題も発生しています。人間が飼っている(いた)イヌが湿原の奥地まで侵入し、繁殖への影響も懸念されています。
また、給餌の餌目当てに来るキタキツネ、エゾシカ、オジロワシ、オオワシなどと接する機会が増え、見慣れることで警戒心がなくなってしまうことが問題視されています。

一方、冬の餌場環境(自然採食地を増やし餌付けに依存しない環境)を復元する活動が進められています。2009年には、サンクチュアリ内に、冬も凍らない水路を作り、タンチョウが利用しやすいように樹木の間伐を行いました。鶴居村の農家の協力で、2010年には樹木に覆われた水路を整備することができ、タンチョウの自然採食地になるようにしました。その後も畑の水路や採餌場所となる水辺を整備し、自然採食地を増やしていくとのことです。

筆者紹介

 
本 名 樋口 幸春 (ひぐち ゆきはる)
略 歴 1950年6月、母の実家の東京都中野で生まれ、横浜市南区万世町で育ちました。現在は帷子川近くの保土ヶ谷区西谷町で生活しています。
県立高校の電子科を卒業し、計算機の保守サービスの仕事を約10年間従事しました。
1970年後半になると、公共の上下水道プラントシステムが計算機により制御されるようになってきたので、それらの設備の現地試験調整する部門に転籍しました。
2003年に早期退職し、アルバイトをするようになりました。この頃、近くの公園にカワセミがいることを知りました。自由な時間が増えたので、頻繁にカワセミを撮影するようになりました。
昔から鉄道を撮影していたので、カメラは持っていました。そのうちにカワセミ以外の野鳥にも興味を持つようになりました。
今では、年に数回、北海道や沖縄で、野鳥を撮影しています。
ブログ 八五郎の思い出写真館
http://08561926.at.webry.info/

 

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