考えてみよう「子ども」・「家族介護」のこと(第11回)
コロナで例年とは違う生活となってしまった今だから・・・考えてみよう
第11回 コロナで例年とは違う生活となってしまった今だから・・・考えてみよう
新型コロナウイルス!
令和ムードに包まれながらの年末年始のころには、一般の人々は、こんな病原体のことなど知らなかったし、こんなにも世界中で感染が拡大してしまうなど、考えもつかなかったですよね。
4年前に、25年続けていたベビーシッター会社の経営と親の介護の両立が難しくなり、廃業した私としては、子育て家族や経営者や働く皆さんが、どんなに大変か、また苦しい決断をしなければならない日々を過ごされているかと思うと、心が痛くなってしまいます。
コロナは、治療薬もワクチンもできていないウイルスなので、怖いですよね。
政府がこれまでに感染拡大を防ぐため学校の休校やイベント自粛要請など異例の発表をし、3月19日の専門家会議の提言で、感染は一定程度で持ちこたえてはいるが「オーバーシュート(爆発的患者急増)」の危険性はあるとのことで、25日には、東京都が、26日には神奈川県も記者会見を開き、週末の不要不急の外出を控えるようにとの呼びかけがあって、先の見えない不安感や緊張感が、まだまだ続きそうですね。
私たちが今できることは「自分が感染しないこと。自分から人に感染をさせないこと」そのために予防(手洗い・咳のでる人はマスク).を続け、体力が低下しないよう食事や睡眠をとって免疫力が高められる生活を続けることと、体調に異変があったら外出しないことでしょうか。
そこで今回は、コロナ感染が広がっているこの時だからこそ、やってみよう!とか、考えてみよう!という機会になることを願って書きました。
乳幼児期世帯の皆さんへ
感染防止対策として手洗い!と言っても、乳幼児には理解できないですよね。食べたいとか触りたいという欲求のほうが先で、手を洗おうとすると嫌がって大泣き!とか、顔を拭いたり、口に入れそうなものを消毒すると、これまた、大泣き!なんてこと、ありませんか。お子さんの安全のため、乳幼児期世帯の皆さんは毎日大変ですよね。
まずは、手洗いや清潔にするという行動を家族で楽しんで!
子どもは、歌や踊りが大好きです。手洗いの歌はいくつもありますが、そんなに気にせず、メロディーも歌詞も適当につけて、例えば「あぶく、アワアワ●●ちゃんのお手て♪ サァーと流して~ ハイ!き・れ・い♪」とか、おもちゃなどに触れる前に「きれいになぁ~れ!」なんて言いながらちょっと、オーバーなくらいの表現で拭いてみるとか。
また、子どもは適当に体を動かしながら踊るのが得意ですよ。ダンスしながら拭いて清潔にするなんてこともやってみてはいかがでしょうか。
そうやって、親子でウキウキ、ワクワクしながら手洗いや消毒の場面をたくさんつくっていくうちに、嫌がらずにできるようになってきたら、大いに褒めてやってください。
お子さんは、理解し行動できるようになりながら、自然に習慣が身について行くのだと思います。
すべての大人の皆さんへ(保護者も含む)
コロナにより、毎年の当たり前の行事ができない日々を過ごしていますよね。
また、マスクやトイレットペーパーが品切れになったり、中には、ネットで感染者だと誤報を流す人、マスクを高額で転売する人、感染をばらまくと外出した人などなど、人間性を疑いたくなるような大人も多くみられています。
子どもたちは、こんなまさかの時の大人たちの行動を観たり、感じたりしながら学び成長していますよ。
実は、こういう時に、私たち大人は人間性を試されているのではないでしょうか。
あまり、自分勝手な大人ばかりが多い世の中で、子どもたちが育って欲しくない。
人と人が思いやり支えあえる世の中であって欲しいと思うのです。
感染しない、感染させないで収束まで協力できる大人とか、感染した人には、接触しなくても励ましあえる方法を考えられる大人、企業も社会もこの窮地を乗り切ろうとチャレンジする様子などなど。今だからこそ、大人がどう判断したり、行動すべきか考えてみることは、この先の子どもの生き方や大人自身にもプラスになると思うのです。
感染拡大で悲惨な状況にならないために、予防の心を緩めないで頑張りましょう!
筆者紹介
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ヨコハマNOW 動画
新横浜公園ランニングパークの紹介動画 | ||
ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。 |
横浜中華街 市場通りの夕景 | ||
横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。 |
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